開放感抜群の竜ヶ石山山頂
GPSコース図:右上クリックで拡大
不安定な天候で予定を大幅に変更して引佐町の「竜ヶ石山」を歩いてきました。
鍾乳洞の「竜ヶ岩洞」がある山といった方がわかりやすく、浜松市内からのアクセスもよく、身近なハイキングコースが整備され親しまれています。
当ブログでも昨年紹介していますが、今回はGPSを使用してコースを記録してきたので、よりわかりやすいと思います。
2017/02/17
また、「竜ヶ岩洞」のHP内にも、竜ヶ岩洞周辺案内があり、その中にハイキングコースが詳しく紹介されています。
リニューアルされてとても見やすく、役立つと思いますので是非ご覧下さい。
「あじさい林道」の名のとおりあじさいが咲く道
「峠の登山口」ここから山道で頂上へ
竜ヶ岩洞への坂道を上がって右手に「ハイキング駐車場」が新たに用意されていました。
従業員用と兼ねているようで、たくさん車が停まっていました。
そこから右手に狭い舗装路の林道をずっと登っていくと登山口に行けます。
登山口を入ってすぐに左右に分かれる分岐点がありますが、どちらでも山頂まで行けます。
私は右方面で、カレンフェルトを通って(カルストルート)山頂に向かいます。
竜ヶ石山のカレンフェルトは岩がゴロゴロ
「鬼のせんたく岩」ということで洗濯を
「うさぎ岩」ということでナデナデ
大きな岩の横を通過
山頂までなかなかの急勾配を登る
頂上に到着 映画「サウンド・オブ・ミュージック」みたい?
山頂359.1mで「さんごくいちの山」だそうです
「初生の鐘」もあります 説明は前記事をご覧下さい
展望台もありますが、サビ化が進んでいるようで登る気は起こりませんでした。
1年前も、その揺れ具合がとても怖かったのです。
「竜の爪岩」 画像クリックで別画像(爪の上に乗る)
比較対象で大きさがわかると思います
山頂から少し北尾根ルートを下ると「竜の爪岩」があり、急勾配を更に下ると「伊平東峠」に出ます。
私は一旦下ってから再度山頂まで登ってみましたが、なかなか登りがいのある坂でした。
「見晴らし岩」から登山口に直登ルートで戻る
「峠の登山口」に戻って、あじさい林道を進むと「夫婦岩」があります。
以前は情報がなかったと思うのですが、これがなかなか見ごたえのあるもので、登山口からこれを見ずに駐車場に戻ってしまわないように注意してほしいです。
左右並んだ「夫婦岩」 右の岩上にあるのが「岩抱桜」
桜の木が岩をしっかりと抱いている?つかんでいる?
まるで巨大タコの足のよう
その巨大な岩下に「行者穴」がある
このパワースポットは、「夫婦岩」をぐるりと周回できるようになっていました。
「岩抱桜(いわだきざくら)」というネーミングが良いですね。
桜(花)と岩穴を持つことから、右の大きい岩の方が夫婦の女性ではないかと思ったのですがどうでしょうか?
あじさい林道(田畑線が正式名称)を背山(うしろやま)地区へ進む(門前ルート)と、1950年代の「炭焼き窯跡」も見ることができます。
「白橿(しらかし)の棚田」まで行くのが正式なハイキングコースなのですが、時間の関係もあり途中でコースを外れて「竜ヶ岩洞」へ戻りました。(地図参照)
あじさいの咲く今の時期に歩くのが良い
歩いた総距離は7.6km、所要時間は約2時間40分、歩数計は12.468でした。
実は当日は遠州森町の天方の里の半夏生を見に行く予定でした。
現地に6時に到着しましたが雨が降り始め、2時間待ちましたが雨はひどくなるばかりで断念して戻ったのです。
ところが、豊岡から全く道が濡れてなく、雨が降った形跡も降り出す感じもなかったので、急遽「竜ヶ石山」に向かったのです。
登山口から入り戻る 周回できるのが良い
私の数多いハイキング記事の中で、1番読まれていたのが「竜ヶ石山」です。
自分ではあまり見返すことがなかったので意外で気になっていました。
低山ではありますが、身近で見どころも多いので、興味を持っている人が多いのでしょうか。
低山だけど歩きがいはあるのでオススメ
時間があれば、奥山半僧坊方広寺までコースは続いているので歩いてみてください。
本格的な尾根ルートもあるようなので、時期を見て私も再度行ってみたいと思います。