浜名湖の北側の低山巡りをしていて「姫街道」を歩いたとき、歴史を感じるいろいろなものがあって面白いです。
途切れ途切れの部分的にしか歩いていませんが、今まで歩いた中で印象に残ったものをまとめてみました。
当時使用しなかった初公開画像もたっぷりです。

姫街道は、かって東海道の本道で「二見の道」と呼ばれ、江戸時代には東海道の付属する街道(迂回路)となって宿が置かれました。
浜名湖の北側を通り、磐田市の見付町と愛知県豊川市御油を結ぶ約60㎞の街道です。

細江神社の裏に「犬くぐり」があり、そこから「引佐峠」を少し下った「象鳴き坂」までの区間を2回に分けて歩いています。
国道362号よりも北側に姫街道があり、細い路地を通ったり山の中腹まで登り下りを繰り返したりしています。
基本的には街中の小道で舗装されており、順路がわかるように道標もあります。



初めて姫街道を意識して歩いたのは、細江公園から尉ヶ峰に登った復路でした。
画像の「姫地蔵尊」をはじめ「ダイダラボッチの池」等、飽きることなく見どころが次々現れました。
特に「二宮神社」のホルトノキとナギの巨木は見事でした。

「清水みのる歌碑」は尉ヶ峰への西気賀ルートの登山口になっていて、この上には「赤砂利稲荷神社」があり磐座(いわくら)を見ることもできます。
神社の階段下、オレンジロードから眺める浜名湖の風景は私のお気に入りです。
ここから西気賀へ下る道は一部石畳です。






引佐峠から西へ少し下ったところにある「象鳴き坂」で折り返しているので、ここから「本坂峠」の登山口までは歩いていません。

湖西連峰を歩くときに、静岡県と愛知県の県境でもある「本坂峠」を横切る姫街道を2回に分けて歩きました。
姫街道は本坂峠を越えるので「本坂道」ともいいます。
引佐峠同様に峠越えの厳しい山道ですが、それゆえに雰囲気が良くて好きなルートです。
静岡側と愛知側での違いも見られて興味深いです。




画像の「弘法水」は、弘法大使が喉を潤したという場所ですが水は枯れていました。
道標では「嵩山」へと下っていく旧姫街道です。



嵩山宿から豊川氏御油まで姫街道はまだ続いています。
峠越えとなる「引佐峠」と「本坂峠」のルートはとても気に入っていて、これからも尉ヶ峰や湖西連峰を歩く際に通ると思います。
私自身は姫街道を全踏破というのは考えていませんが、学校の社会科研究などで親子で歩く人が多いようですよ。
途切れ途切れの部分的にしか歩いていませんが、今まで歩いた中で印象に残ったものをまとめてみました。
当時使用しなかった初公開画像もたっぷりです。
引佐峠を通る姫街道
姫街道は、かって東海道の本道で「二見の道」と呼ばれ、江戸時代には東海道の付属する街道(迂回路)となって宿が置かれました。
浜名湖の北側を通り、磐田市の見付町と愛知県豊川市御油を結ぶ約60㎞の街道です。
「犬くぐり」:画像クリックで説明書き
細江神社の裏に「犬くぐり」があり、そこから「引佐峠」を少し下った「象鳴き坂」までの区間を2回に分けて歩いています。
国道362号よりも北側に姫街道があり、細い路地を通ったり山の中腹まで登り下りを繰り返したりしています。
基本的には街中の小道で舗装されており、順路がわかるように道標もあります。
細江の「姫地蔵尊」
ガードレールに道標
初めて姫街道を意識して歩いたのは、細江公園から尉ヶ峰に登った復路でした。
画像の「姫地蔵尊」をはじめ「ダイダラボッチの池」等、飽きることなく見どころが次々現れました。
特に「二宮神社」のホルトノキとナギの巨木は見事でした。
清水みのるの歌碑 山の中腹にオレンジロード
「清水みのる歌碑」は尉ヶ峰への西気賀ルートの登山口になっていて、この上には「赤砂利稲荷神社」があり磐座(いわくら)を見ることもできます。
神社の階段下、オレンジロードから眺める浜名湖の風景は私のお気に入りです。
ここから西気賀へ下る道は一部石畳です。
小引佐のお地蔵様:画像クリックで説明書き
2019/05/18
西気賀の街から引佐峠まで再び石畳の道に
姫岩:画像クリックで説明書き
山中の姫街道から眺める風景
引佐峠は尉ヶ峰登山道と交差する:画像クリックで説明書き
象鳴き坂:画像クリックで説明書き
引佐峠から西へ少し下ったところにある「象鳴き坂」で折り返しているので、ここから「本坂峠」の登山口までは歩いていません。
2020/09/18
本坂峠へ 右の細い道が姫街道:画像クリックで姫街道案内図
湖西連峰を歩くときに、静岡県と愛知県の県境でもある「本坂峠」を横切る姫街道を2回に分けて歩きました。
姫街道は本坂峠を越えるので「本坂道」ともいいます。
引佐峠同様に峠越えの厳しい山道ですが、それゆえに雰囲気が良くて好きなルートです。
静岡側と愛知側での違いも見られて興味深いです。
2020/12/20
鏡岩:画像クリックで説明書き
椿の原生林:画像クリックで説明書き
本坂峠を東西でまたぐ姫街道
愛知側にある「弘法水」
画像の「弘法水」は、弘法大使が喉を潤したという場所ですが水は枯れていました。
道標では「嵩山」へと下っていく旧姫街道です。
嵩山一里塚:画像クリックで説明書き
旧姫街道で嵩山へ:画像クリックで説明書き
嵩山宿で姫街道ののぼりがはためく
嵩山宿から豊川氏御油まで姫街道はまだ続いています。
峠越えとなる「引佐峠」と「本坂峠」のルートはとても気に入っていて、これからも尉ヶ峰や湖西連峰を歩く際に通ると思います。
私自身は姫街道を全踏破というのは考えていませんが、学校の社会科研究などで親子で歩く人が多いようですよ。