宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

※ 12/29 三岳山を追加しました

今年も残り少なくなり、新年を迎える準備も始まってきました。
年明けに初日の出を見ようと計画している人も多いかと思いますが、私はまだ予定がはっきりしていません。
もし行くとしたら、どこで朝明けを迎えようか考えるのも楽しいものです。
今までの山行で候補となる場所を挙げてみることにしました。

■ 富幕山・奥山高原

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

奥山高原公衆トイレの横あたりから

奥山高原から富幕山に登るとき、早朝に歩きだした直後に朝陽が登ってくるタイミングになりました。
登山ルート途中にある「奥山公園展望台」や富幕山山頂の展望台も見晴らしが良いのですが、日の出を見る角度としてはちょっとズレている気がします。
初日の出スポットとして富幕山山頂もかなり有名なので、見られるのかもしれませんが、それ目的で登ったことがないので未確認です。

実は遠い遠い昔、私が高校生のとき、自転車で富幕山に登ってテントを張ってご来光を待った思い出があります。
そのときは続々と人が登ってきて、一人で迎えたかったのにあてがはずれてしまいました。
凍死するかと思うほど過酷な体験もして、ちょっとほろ苦い思い出です。


■ 尉ヶ峰

〇 二三月峠

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

二三月峠展望台から

細江公園の展望台が初日の出スポットとして知られていますが、手軽に行けることから人も多そうですし、少しでも山を登ってより高い場所から、そしてご来光の雰囲気を味わうなら、奥浜名自然歩道で二三月峠(にさんがつとうげ)まで上がるのが良いと思います。
急登があるので大変ですが、車道があるので車で上がれたりもします。


二三月峠にも展望台がありますが、木造の小さいものなので利用できる人数には限りがあります。
私の場合、先に人がいても後から人が来てもちょっと遠慮したくなるので、もう少し先に進んで東方向が開けた場所で見たいです。
元旦ではなく二日でしたが、2020年には日の出を独占して見ることができました。

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

展望台よりも先に進んだ場所



〇 引佐峠 

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

引佐峠から少し上がった場所

この場所で日の出を迎えたことはないので確かなことは言えないのですが、画像でもわかるとおり東方の見晴らしが良いので期待できると思います。
オレンジロードから長い急階段を上がってしばらく行くと、鉄塔の下を通過する場所で、電線が視界に入ってしまうのがちょっと難点です。


ちなみに、尉ヶ峰山頂は浜名湖の眺望が素晴らしいですが、日の出となると角度が悪いと思います。

■ 滝沢展望台

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所
最高のロケーション

初日の出を見るのに間違いなく最高の場所だと思いますが、有名だし、車で上がれてしまうので大勢の人(駐車台数に限りはある)が集まるのではないでしょうか。
私ならそれでパスですが、川名農村公園からかわな野外活動センターの管理する山道で登って(ヘッドライト使用)、展望台でちょうど日の出のタイミングだったときは感動しました。


■ 三岳山・立須

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

三岳山山頂から東方面

浜松市内から最も近い山であり、山頂が開けているので朝陽が登るところもバッチリ見えると思います。
山頂で日の出を迎えたことはありませんが、方角的にも丁度良いのではないでしょうか。
山頂まで急傾斜の山道を登りますが、三岳神社まで車で上がれるので、気軽な感じで登られる人も多い山です。
三岳山よりも東側の「立須」は、浜名湖方面の展望が良いイメージが強く、東方はどうだったか曖昧ですが、富士山も見られる場所なので可能性はあります。


■ 湖西連峰

湖西連峰に登るときはいつも背中に朝陽を受けながらになります。
見晴らしの良い場所が多いので、日の出を見るのにも絶好だと思います。
浜名湖の向こう側から登る朝陽は素晴らしいものがあります。

〇 大知波峠

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

大知波峠廃寺跡から



〇 嵩山

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

嵩山展望台から

画像は嵩山展望台からですが、神石山までの稜線ルート上できれいに日の出が見られる場所は多くあると思います。
梅田親水公園から手軽に登れるので、正月三が日に登る人も多いのではないかと予想します。


〇 平山登山口

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

みかん畑の中の急坂道から

湖西連峰の中山峠に入る平山登山口は私のお気に入りコースです。
一旦登山口に入ると荒れたルートに変貌するのでそのギャップに萌えます。無事下山してきたとき、この開放的な風景に出迎えられるときが爽快です。
ここはマイナールートなので、ボッチで迎えられる可能性がかなり高いです。


■ 獅子ヶ鼻公園

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

お正月には鳥居が立つ

お正月には鳥居が立つ初日の出スポットとしてよく知られている場所です。
火野正平さんがNHK「日本縦断こころ旅」で自転車を走らせた場所でもあります。



■ 城山~弓張山の鞍部

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所
山なみはるか パノラマ展望

実際にこの場所で日の出を迎えたことはありませんが、これだけのパノラマ展望なので十分期待できると思います。
ここも細い山道ながら舗装路が麓からあるので、車で上がってくる人がいるかもしれません。
城山を越えて歩いて登る場合、日の出時間に間に合わせるには暗いうちからヘッドランプで登らなければならず大変です。


■ 八形山・歴史の散歩道

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

全方位開放的な歴史の散歩道

歩いたのが随分前で一度きりの話になるので定かではありませんが、どちらを向いても見晴らしの良い道だったことを覚えています。
遠州森町の大洞院と蓮華寺を結ぶ信仰の道でもあるので、日の出を迎えるにも適しているように感じます。


秋葉山の初詣登山を恒例にしていた時期もありましたが、昨年からやめてしまったのでどうするか悩んでいます。
新年を迎えるかけがえのない瞬間の初日の出ですから、そのシチュエーションも大切かなと思って今までの山行を振り返ってみました。
新年に最初に見る朝陽がその人にとっての初日の出ですから、どこで迎えるのかは問題ではなく、どういう気持ちで迎えるかの方が大事ではないかと思っています。
案外、いつもの朝の散歩に行く公園になるかもしれません。

宝物の風景回顧録・黎明の朝明け風景が見られる場所

12月19日




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