周智郡森町にある「小国神社」はみなさんご存知で説明する必要もありませんが、本社の北約6Kmにある「本宮山」(標高511m)の山頂に奥宮として奥磐戸神社があることはあまり知られていません。
今回のウォーキングガイドは、小国神社をスタートし、御神霊が出現した神域とされる本宮山山頂の小国神社奥宮、「森の石松」のお墓で有名な「大洞院(だいとういん)」を回ります。
このコースは、「歩く森町のウォーキングコース」12選の中の1つです。
小国神社の無料駐車場を利用し、宮川の起点をスタート地点として(赤い橋があります)見事な紅葉の川沿いの道を、小川のせせらぎを聞きながら北上します。



川の東側の舗装路、川沿いの遊歩道、西側の林道と分かれていますが、途中の簡易的な橋で交互に変えながら、散策感覚で歩いていけます。
どのコースを行っても先で合流します。
そこがマップ上の「林道分岐点」で、黄色の森町ウォーキングコースの案内板も始まります。

この親切な案内板に従って歩けば迷うことはありませんが、上記の森町ウォーキングコース地図をコピーして持参するのが良いです。
案内板に従い「大洞院」方面に向かい、橋を渡って別荘地帯を過ぎると急な坂道が始まります。
舗装されていますが落ち葉・枯枝で隠されています。

坂道を登りきり、歩き始めて約1時間、「西宮神社」に到着します。
兵庫県の西宮市に鎮座するえびす宮の総本社で、日本に3500社ある1つのようです。
この地点は複雑な分岐点になっていて、反対側に下って行くと「大洞院」に出ます。
本宮山へは案内板の矢印に従って更に登っていきます。


しばらく行くと再び左右、真ん中に別れる分岐点に出ますが、困ったことに案内板がありません。
ここは、右に行くとすぐに左右に別れる分岐点があり、そのカーブの外側に案内板があります。
左に大きく回り込むように進みます。


ここから道は一層厳しくなります。
雨水で大きく削られたのか、深い溝のあるきつい斜面の林道を登っていきます。
これがなかなか歩きにくく大変でした。


標高もだいぶ高くなってきて尾根道になる(マップ上は明るい雑木の尾根道が続くと示されている)と、画像のように案内板のない分岐点がいくつも現れますが、先で合流しているので、体力に自信のある人はきつい斜面の方を進み、楽をしたい人は緩やかな方に進めば良いです。
急斜面の方を登りきってピークにたどり着いても、見晴らしが良いわけではありません。
下りも急斜面なので、非常に滑り危険なので覚悟してください。
ピークを繰り返し超えていくのは、とても良いトレーニングになります。

草むらの中で、壊れた像を見つけました。
お稲荷さんの狛犬でしょうか?

森町のマップ上にある「林道合流点」は、磐田市と森町の堺になっていました。
進路方向が磐田市、その裏に回ると森町の表示になっています。
森町側のカーブミラーのある所まで行くと、見晴らしが良く、遠く水平線まで見ることができました。
ここから本宮山山頂を往復することになります。



林道を進むと本宮山登山口があり、本格的な登山道が始まります。
やがて左側の視界が開け、時々足を止めて見事な景色に見惚れながら登っていきます。
空気も美味しく感じられ、そのせいか疲れは全く感じませんでした。



天竜川、アクトタワー、水平線まで見ることができ、この景色には感動しました。
やがて目の前に突然鳥居が現れます。
鳥居の奥は社務所ですが、無人で鍵がかけられています。
振り返ると、自分が歩いてきた山の稜線がよくわかります。(左手)


鳥居からは神域に入ることになるので、礼をして進みます。
社務所の右側から、山頂へと向かう登山道が続きます。
分岐点を左に曲がり行くと、ついに山頂に到着、奥宮の前に出ます。
実に神秘的な空間です。

山頂の表示板がありましたが、標高数値に間違いがあるようで503mと示されていました。
近くに放置されていたもう一枚は、誰かのイタズラで手を入れたのか549mとなっていました。
正式には511mです。
緑の木々の間を見上げると、自分が穴の中の底にいる感覚になりました。
空が果てしなく青く澄んでいて、手を伸ばしたくなります。
時の流れが止まっているような空間の中、思わずシャッターをきりました。

帰路のコースは、先ほどの林道合流点、カーブミラーのある場所へ戻り、舗装路を下っていきます。
森町のマップ上に記載があるように分岐が多いですが、マップ上の「A分岐」に黄色の案内板があります。

ここから「大洞院」に向かい、長い林道を進みます。


大きな車道に出て右折して坂道を下って行くと、そこが大洞院です。

大洞院も紅葉の名所として有名ですが、もう終わりの感じでした。


森町のウォーキングコースは、町道を通って小国神社へ帰るようになっています。
しかし、この町道は車の通りも多く、決して気持ちの良いものではありません。
私のオススメは大洞院をまっすぐ突き抜けて西宮神社に出て、そこから行きに通った同じ道を小国神社に戻るコースです。
西宮神社までの登りは大変ですが、距離的に大幅に短縮できますし、たとえ行きと同じ道でもウォーキングコースとしてはこちらの方が楽しいはずです。

道中、「わなによる有害鳥獣駆除」が実施されていました。
田畑には電流線を張ってある所も多いので注意してください。
全行程約5時間半、林道や車道の部分も多いですが、アップダウンも多く、思ったよりも十分歩きごたえのあるコースでした。
コース途中、小国神社と大洞院以外はトイレも自販機もありません。
非常食と飲料水の準備は忘れないでください。
今回のウォーキングガイドは、小国神社をスタートし、御神霊が出現した神域とされる本宮山山頂の小国神社奥宮、「森の石松」のお墓で有名な「大洞院(だいとういん)」を回ります。
このコースは、「歩く森町のウォーキングコース」12選の中の1つです。
小国神社の無料駐車場を利用し、宮川の起点をスタート地点として(赤い橋があります)見事な紅葉の川沿いの道を、小川のせせらぎを聞きながら北上します。
川の東側の舗装路、川沿いの遊歩道、西側の林道と分かれていますが、途中の簡易的な橋で交互に変えながら、散策感覚で歩いていけます。
どのコースを行っても先で合流します。
そこがマップ上の「林道分岐点」で、黄色の森町ウォーキングコースの案内板も始まります。
この親切な案内板に従って歩けば迷うことはありませんが、上記の森町ウォーキングコース地図をコピーして持参するのが良いです。
案内板に従い「大洞院」方面に向かい、橋を渡って別荘地帯を過ぎると急な坂道が始まります。
舗装されていますが落ち葉・枯枝で隠されています。
坂道を登りきり、歩き始めて約1時間、「西宮神社」に到着します。
兵庫県の西宮市に鎮座するえびす宮の総本社で、日本に3500社ある1つのようです。
この地点は複雑な分岐点になっていて、反対側に下って行くと「大洞院」に出ます。
本宮山へは案内板の矢印に従って更に登っていきます。
画像クリックで拡大
しばらく行くと再び左右、真ん中に別れる分岐点に出ますが、困ったことに案内板がありません。
ここは、右に行くとすぐに左右に別れる分岐点があり、そのカーブの外側に案内板があります。
左に大きく回り込むように進みます。
ここから道は一層厳しくなります。
雨水で大きく削られたのか、深い溝のあるきつい斜面の林道を登っていきます。
これがなかなか歩きにくく大変でした。
標高もだいぶ高くなってきて尾根道になる(マップ上は明るい雑木の尾根道が続くと示されている)と、画像のように案内板のない分岐点がいくつも現れますが、先で合流しているので、体力に自信のある人はきつい斜面の方を進み、楽をしたい人は緩やかな方に進めば良いです。
急斜面の方を登りきってピークにたどり着いても、見晴らしが良いわけではありません。
下りも急斜面なので、非常に滑り危険なので覚悟してください。
ピークを繰り返し超えていくのは、とても良いトレーニングになります。
草むらの中で、壊れた像を見つけました。
お稲荷さんの狛犬でしょうか?
森町のマップ上にある「林道合流点」は、磐田市と森町の堺になっていました。
進路方向が磐田市、その裏に回ると森町の表示になっています。
森町側のカーブミラーのある所まで行くと、見晴らしが良く、遠く水平線まで見ることができました。
ここから本宮山山頂を往復することになります。
林道を進むと本宮山登山口があり、本格的な登山道が始まります。
やがて左側の視界が開け、時々足を止めて見事な景色に見惚れながら登っていきます。
空気も美味しく感じられ、そのせいか疲れは全く感じませんでした。
画像クリックで拡大
天竜川、アクトタワー、水平線まで見ることができ、この景色には感動しました。
やがて目の前に突然鳥居が現れます。
鳥居の奥は社務所ですが、無人で鍵がかけられています。
振り返ると、自分が歩いてきた山の稜線がよくわかります。(左手)
鳥居からは神域に入ることになるので、礼をして進みます。
社務所の右側から、山頂へと向かう登山道が続きます。
分岐点を左に曲がり行くと、ついに山頂に到着、奥宮の前に出ます。
実に神秘的な空間です。
山頂の表示板がありましたが、標高数値に間違いがあるようで503mと示されていました。
近くに放置されていたもう一枚は、誰かのイタズラで手を入れたのか549mとなっていました。
正式には511mです。
緑の木々の間を見上げると、自分が穴の中の底にいる感覚になりました。
空が果てしなく青く澄んでいて、手を伸ばしたくなります。
時の流れが止まっているような空間の中、思わずシャッターをきりました。
帰路のコースは、先ほどの林道合流点、カーブミラーのある場所へ戻り、舗装路を下っていきます。
森町のマップ上に記載があるように分岐が多いですが、マップ上の「A分岐」に黄色の案内板があります。
ここから「大洞院」に向かい、長い林道を進みます。
大きな車道に出て右折して坂道を下って行くと、そこが大洞院です。
大洞院も紅葉の名所として有名ですが、もう終わりの感じでした。
森町のウォーキングコースは、町道を通って小国神社へ帰るようになっています。
しかし、この町道は車の通りも多く、決して気持ちの良いものではありません。
私のオススメは大洞院をまっすぐ突き抜けて西宮神社に出て、そこから行きに通った同じ道を小国神社に戻るコースです。
西宮神社までの登りは大変ですが、距離的に大幅に短縮できますし、たとえ行きと同じ道でもウォーキングコースとしてはこちらの方が楽しいはずです。
道中、「わなによる有害鳥獣駆除」が実施されていました。
田畑には電流線を張ってある所も多いので注意してください。
全行程約5時間半、林道や車道の部分も多いですが、アップダウンも多く、思ったよりも十分歩きごたえのあるコースでした。
コース途中、小国神社と大洞院以外はトイレも自販機もありません。
非常食と飲料水の準備は忘れないでください。