宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

光明寺・奥の院「魔利支天堂」

今までに2度、「天竜市民の森・ハイキングコース」(私の略称は天竜の森)に入りましたが、いずれも短時間の制約があり全てを周りきれていませんでした。
今回は「光明寺」から入り、「行者岩」「光明電気鉄道トンネル跡」「大谷宇佐八幡神社」「194m三角点」「諏訪神社」「山村広場」を周回して、天竜区役所前を通って光明寺に戻る、天竜の森周回コースです。

GPSによるコース図

地図を拡大表示して、ズームインしてもらうとコースがよくわかると思います。
ウォーキングする際に参考にしていただけたら嬉しいです。
付いているマークをクリックすると画像も見られるようになっているのでご覧下さい。

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

現地案内図・画像クリックで拡大

前回・前々回の記事を読んでいただくとわかりやすいと思います。


冒頭の画像、光明寺奥の院「魔利支天堂」から更に登り、山頂の展望台から天竜の森・ハイキングコースに入ります。

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

この道標の奥に入った所が「行者岩」

激しいアップダウンの山道を進むと、上の画像の道標があります。
歩いてきた方向(奥の院・展望台)と進む方向(真龍資料館・船明ダム)を指していますが、道標の奥に道が続いているのがわかります。
道標の案内はありませんが、そちらに進んでしばらく登ると「行者岩」があります。

行者岩到着直前は、厳しい斜面で足が滑りやすく、崖下に滑落する危険もある難所です。
しっかりした木などにつかまって慎重に登ってください。
降りるときのことも考えて、怖い方は無理をしないことです。

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行者岩から船明ダムを望む

コースに戻って、木製の階段を下りて再び急坂を上がると道標があります。
右が「見晴台」、左が「大谷・船明方面」の本コースです。

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行き止まりの「見晴台」小さな岩場

本コースの方はステンレス製の大きなはしごがかかっています。

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大きくて頑丈なハシゴなのですが・・・

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

足元がこんな感じで怖いです

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

心なしか顔がひきつってます

難所を超えると激しく下っていきます。
再び「見晴台」の表示があり、展望は悪いのですが地蔵菩薩が迎えてくれます。

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謂れ等は一切不明ですがありがたいお地蔵様

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私には美しく微笑んでいるように見えます

更に山を下って、分岐点(画像なし・前記事参照)を右に一旦下山します。

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右に行くと船明墓地園、左が「光明電気鉄道トンネル跡」です

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足元はぬかるみ、荒れ放題で近づくことを拒まれているようです

二俣・天竜の森の中の光明電気鉄道トンネル跡などを探検!文明の残骸はロストワールドの世界観

ズームしてみると崩落しているのがわかります

自然の中に取り残された文明の残骸。
このコンストラストがたまりません。

再び山を登り直して、峠を越えて反対側の「宇佐八幡神社」を参拝します。

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金鳴石(きんめいせき)などがあり、雰囲気が良いです

先程の光明電気鉄道のトンネルは「大谷トンネル」ともいいます。
当時はトンネルは開通していたということで、入口があれば出口があります。

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南側は埋められて、わずかな痕跡があるのみです

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不思議な空間 この先でカモシカらしき2頭を目撃

低山ながら厳しい傾斜の山道を上がると、電波塔と194mの三角点があります。

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電波塔の左下に三角点があります

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とりあえず記念撮影

前回は逆方向から登った船明ダム方面へ山を下ります。

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怪しい建物? 貯水槽のようです

下山してから狭い舗装路を歩いて「大園諏訪神社」へ向かいます。
車の通行が意外とあるので注意が必要です。

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大園諏訪神社

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諏訪神社横にある案内図 ハイキングコースに続く遊歩道の入口

遊歩道入口は草で覆われてわかりにくく、大きな岩の多い渓谷のジャングルを行く感じです。
あまり人は通ってないようで、蜘蛛の巣には閉口しました。

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ハイキングコースとの合流点にある案内板

画像の案内板の裏、左手から出てきました。
画像の右手に進むと、前述の194mの三角点に続いています。
今回は逆方向に進んで「山村広場」を目指します。

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再び別の電波塔の横を通過します

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なだらかな気持ちの良い山道が続きます

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山村広場に到着です

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杉チップのバイオトイレも完備されてます

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天竜川にかかる「飛龍橋」が見えます

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山村広場からの道 ガードレールの見える所からは舗装路

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舗装路から遊歩道(山道)の入口

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右手に貯水槽を見て、ここに出てきました

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天竜区役所入口交差点 天竜消防署の前に出てきました

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出てきた所は「笹岡城跡」になっていました

今回の周回は、所要時間がちょうど4時間、歩数計は14.338歩でした。

自然の中に文明的な建物や残骸、信仰的なものが合わさって、独特な空間になっていると感じます。
アメリカの人気ドラマ「LOST」や、恐竜映画の「ジュラシックパーク」「ロストワールド」を思い出させました。
(あくまで個人的な感想です)

非常に変化に富んだ身近なハイキングコースなのでおススメです。
光明寺から入る東コース、市役所、船明ダムから入る西コースと分けて歩くのも良いと思います。


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