宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

元旦の初日の出・初詣登山以来の春野町の秋葉山へ行ってきました。
今回は山頂の秋葉神社からさらに足を伸ばして「秋葉道・塩の道」を北上し、秋葉山無線中継所の下にある941.5mの三角点を目指しました。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

三角点タッチはテンション上がる瞬間


時間的にも体力的にもとても満足のいく山行だったのですが、GPSが正常に働かず正確なデータ(時間・距離など)が取れませんでした。
スタート時からしばらく抜けたり狂ったりすることは今までもあったので注意してたのですが、今回は確認していたのにもかかわらず作動していなかったようです。
記録を見るのも歩き終わってからの楽しみなので残念ですが、記録よりも記憶に残る良いハイキングになりました。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

表参道駐車場に5時半に到着 月がキレイでした

歩き始めたのは6時を回ってからで、一気に周囲も明るくなっていきます。
早朝から歩きたい自分にとって、夜明けが日に日に早くなるのは大歓迎なのです。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

「海抜三〇〇米」の標札発見:画像クリックで拡大

以前、麓から山頂までに並ぶ海抜標札を順に紹介しましたが、そのときにはなかった「海抜三〇〇米」がありました。
木に立てかけてある様子からみて、しばらく倒れてたかして隠れていたのではないかと思われます。
すぐに「海抜三一八米」の標札が「もみじ茶屋跡」に現れます。


秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

上空は青空なのに東方は黒い雲で展望が悪かった

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

修復作業が続く秋葉神社神門を通過

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天井修理のための脚立が見え珍しいので撮影

今回は秋葉神社参拝は帰りにすることにして、秋葉茶屋前を通過して「車祓所」から第2・第3駐車場へ回り込んで進みます。

元旦のときに短時間で表参道を登りきれたのに自分で驚いたのですが、考えてみれば暗闇中を歩いたことでデジカメのセルフ撮影がなかったからで、日頃はインスタ映え(笑)のためにいかに時間を取られていたかがわかりました。
今回も撮影を控えて歩くことに集中したところ、やはり2時間を切って登ることができました。
表参道の様子は今までのたくさんの記事を参照してください。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

「車祓所」:画像クリックで反対方向・西の神門方面画像

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

左電柱手前を左に入り下ると「機織井」がある

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「秋葉道・塩の道」は第3駐車場手前を右に入る

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

「秋葉道・塩の道」の道標が立つ

塩の道とは、海岸部から内陸の山間部へと、暮らしに欠かせない塩が運ばれた道をいい、塩などの物資だけでなく、文化や信仰・生活習慣なども運ばれた交易の道で、縄文時代からあったと考えられています。
近世には秋葉山などへ参詣する道でもあったため、この道は秋葉街道とも呼ばれ、各地に常夜灯や道祖神、石の道標などが残っています。
(浜松情報BOOKより抜粋)

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

常夜灯の横を通る:画像クリックで拡大

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

折れて傾いた常夜灯:画像クリックで拡大

第3駐車場から第2駐車場の間で、上の画像の常夜灯が2つ見られます。
その他にも小さな石垣が残っていたりしますが、夏場などは踏み跡を確認するのが大変になるほど草が多いです。
以前、久保田古道で下山しようとしたとき、降り口がわからずこの周辺を探索したことがありました。


秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

スーパー林道へ一旦出ます:画像クリックで「八町の茶店跡」説明板

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スーパー林道は閉鎖中

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常夜灯から再び「秋葉道・塩の道」へ入る

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入ってすぐに常夜灯がある

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踏み跡は明瞭

急登はなく、緩やかで歩きやすい稜線を行きますが、左へ巻いていく分岐点が少しわかりにくいかもしれません。
GPS記録のコース図の分岐点を参照してください。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

すぐ下に天竜スーパー林道と分岐点のゲートが見える

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見上げると無線中継所の鉄塔が見えた

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前方の柵のある場所が展望地

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天気が良ければ最高の展望が楽しめるだろう

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回り込んで無線中継所へ

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立派なアンテナが並ぶ

私は三角点マニアではありませんが、山頂に三角点があれば(必ずあるわけではない)記念にタッチしたり撮影したりしてしまいます。
地図上で見つけた三角点ですが、「○○山」といった山の名前の記載がありません。
それでも三角点があるだけで、そこを目的地とする楽しみはあると思います。

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

アンテナ塔の間に三角点を発見!

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

立派な二等三角点に気持ちも上がる

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

やはりタッチして記念撮影は定番

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

現地で初めて知った施設

秋葉山無線中継所の942mの三角点へ秋葉道・塩の道を北上!表参道から足を伸ばして展望地へ

西方面の展望は残念ながら木がある

この地点から更に北上すると、下平山への分岐前に「前不動」という2体の石像があるそうです。
次の機会があれば、そこまで足を伸ばして往復してみたいと思います。
(※ 2019年6月に「前不動」まで往復しました)

秋葉山の秋葉神社から秋葉山無線中継所までの往復は1時間20分でした。
帰路の「八町の茶店跡」付近で伐採作業をしている方が歩いている私に気づき、注意して歩くように遠くからわざわざ声をかけてくださいました。
マナーとして作業の邪魔にならないようにしなければいけませんし、もし立ち入り禁止ならば勝手な侵入は迷惑行為なので厳禁です。

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秋葉神社で参拝 黄金の幸福の鳥居からの展望

当日は温暖な気候だったせいか登ってくる人が多かったです。
帽子と手袋を外して、汗をたっぷりかいて、秋葉神社から1時間強の下山で、10時半過ぎには駐車場へ戻りました。
全行程の所要時間は約4時間半、歩数計は24,186でした。

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下山すると春が近いことを感じました



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