昨年の最後、一年の締めくくりで登った愛知県の宇連山(うれやま)に別ルートで挑んできました。
宇連山は標高929m、愛知県民の森(モリトピア)から岩稜の尾根で登るコースがよく知られていますが、今回は鳳来寺山の北方「棚山高原」から行きます。
スタート場所(駐車)は利修仙人コースから鳳来寺山、玖老勢峠へ周回したときに使わせてもらった所と同じです。
鳳来寺山から東海自然歩道経由で宇連山まで行くことができるのですが、玖老勢より北側の大石地区にある「副川寝観音・音連の滝」からも行くことができるので、そちらを回って行くことにしました。
最近テレビで見て知ったのですが、この近辺には豊橋鉄道田口線の廃線跡が多く残っています。
この歩道も線路跡を利用されていますし、大石地区には駅跡を利用して「鳳来大石」バス停があります。
廃線マニアの方々のトンネルなどの探索ブログを見るのも楽しいものです。
一旦、寝観音と音連の滝を見に右へ進み、再びこの地点に戻って左手の棚山高原へ登ります。
通行止めの立札がありますが、下調べの情報で通過できることがわかっています。
ここにある丁石は「八丁」です。
「音連の滝」は静かでやわらかなイメージを持ちました。
滝を落ちる水の流れも繊細に見え、空気が清らかで聖域であることを強く感じました。
このような場所は好きだし、後世に残していくべきだと思います。
棚山高原までのルートは崩落箇所や倒木・落石があり、経験者向けだと思います。
どんなルートでもそうですが油断は禁物で、緊張感を持って慎重に登らなければなりません。
汗びっしょりになってしまい、着替えでリフレッシュして再スタートしました。
瀬戸岩は有名な場所だけあって素晴らしい展望ですが、写真ではそのスケール感が伝わらなくて残念なほどです。
特にセルフ撮影泣かせの場所であり、どこにでもある画像になってしまいました。
立札には「ここから先は東海自然歩道ではありません」と書かれています。
東海自然歩道でも宇連山へ行けますが、それは棚山高原の中を抜ける別ルートで、またの機会に歩いてみたいと思います。
棚山分岐から宇連山山頂までアップダウンも多く、岩場や展望地など変化に富んでいて、思ったよりも時間がかかってしまいました。
山頂では時間をとらずに早々に引き返すことにしました。
東海自然歩道で周回する方法もありましたが、歩いてきたルートが気に入りましたし、往復してこそルートを理解できるとの持論もあります。
下りが基調だと言い聞かせて頑張って歩きましたが、登り返しも多く足の疲労は予想以上で、岩越えで踏ん張るときに攣ってしまいました。
足の疲労で踏ん張りが効かないので急な下り道は大変で、ぬかるみではスリップして尻もちをついてしまいました。
玖老勢峠からの下りは一度歩いたことがありますが、林道に出るまでは足場が悪かったり荒れていて楽ではありません。
今回のコースの総距離は21km、所要時間は7時間55分、累積登り・下りは1961m・1976m、歩数計は31,624でした。
20km超えは稀ですし累積登り・下りは2000m近く、8時間に及ぶ厳しい山行でしたが、我ながらよく歩いたと思います。
宇連山へのルートは、北側の仏坂峠から(東海自然歩道)のもあります。
鳳来寺山を含めて周回するロングコースも、今回でルートが繋がり分かったのでいずれは挑戦したいです。
棚山分岐へ戻るルートで6名ほどの年上のグループとすれ違いました。
3月下旬にはこの一帯でトレランの大会があるようですが、雄大な自然の中、のんびりゆっくりで良いので、いつまでも山歩きを楽しめることに憧れてしまいます。
宇連山は標高929m、愛知県民の森(モリトピア)から岩稜の尾根で登るコースがよく知られていますが、今回は鳳来寺山の北方「棚山高原」から行きます。
3度目の登頂 今回が一番厳しかった
GPSコース図:右上クリックで拡大
スタート場所(駐車)は利修仙人コースから鳳来寺山、玖老勢峠へ周回したときに使わせてもらった所と同じです。
鳳来寺山から東海自然歩道経由で宇連山まで行くことができるのですが、玖老勢より北側の大石地区にある「副川寝観音・音連の滝」からも行くことができるので、そちらを回って行くことにしました。
2019/01/25
スタート地から 歩道は田口線廃線跡を利用したもの
最近テレビで見て知ったのですが、この近辺には豊橋鉄道田口線の廃線跡が多く残っています。
この歩道も線路跡を利用されていますし、大石地区には駅跡を利用して「鳳来大石」バス停があります。
廃線マニアの方々のトンネルなどの探索ブログを見るのも楽しいものです。
大石という地名の由来となった石:画像クリックで説明書き
「大石停留所道」の石碑
コース入口:画像クリックで「山寺観音道」石碑
壱丁 の丁石 寝観音まで丁石と観音様が並ぶ:画像クリックで観音像
寝観音と棚山高原の分岐点:画像クリックで拡大
一旦、寝観音と音連の滝を見に右へ進み、再びこの地点に戻って左手の棚山高原へ登ります。
通行止めの立札がありますが、下調べの情報で通過できることがわかっています。
ここにある丁石は「八丁」です。
音連の滝へ到着:画像クリックで滝上部画像
滝前の橋を渡り階段を登ると「寝観音」
階段上からの滝
寝観音像を見る:画像クリックで説明書き
山寺の寝観音:画像クリックで横顔アップ
滝の左手には観音様がズラリ 徳住上人名号碑もある
「音連の滝」は静かでやわらかなイメージを持ちました。
滝を落ちる水の流れも繊細に見え、空気が清らかで聖域であることを強く感じました。
このような場所は好きだし、後世に残していくべきだと思います。
棚山高原に向かう
踏み跡不明瞭なとこは埋もれた石段を目印に 人工の急階段がはじまる
沢渡渉場所に倒木に落石
ハードな急登が続く
棚山高原までのルートは崩落箇所や倒木・落石があり、経験者向けだと思います。
どんなルートでもそうですが油断は禁物で、緊張感を持って慎重に登らなければなりません。
汗びっしょりになってしまい、着替えでリフレッシュして再スタートしました。
棚山高原(東海自然歩道)を歩く 高原らしい心地よい空気
ルートから外れた先に「瀬戸岩」:画像クリックで説明書き
瀬戸岩からの展望
瀬戸岩は有名な場所だけあって素晴らしい展望ですが、写真ではそのスケール感が伝わらなくて残念なほどです。
特にセルフ撮影泣かせの場所であり、どこにでもある画像になってしまいました。
分岐点より宇連山へ向かう稜線に入る
立札には「ここから先は東海自然歩道ではありません」と書かれています。
東海自然歩道でも宇連山へ行けますが、それは棚山高原の中を抜ける別ルートで、またの機会に歩いてみたいと思います。
巨石を越えアップダウンを繰り返しながら稜線を進む
ピークの一つに「棚山山頂760m」の札があった:画像クリックで拡大
岩をよじ登ると鳳来寺山展望:画像クリックで展望画像
更に視界が広い展望地:画像クリックで拡大画像
この岩はロープに手が届かず登るのを断念
宇連山山頂に到着:画像クリックで明神山展望画像
三角点に記念タッチ
棚山分岐から宇連山山頂までアップダウンも多く、岩場や展望地など変化に富んでいて、思ったよりも時間がかかってしまいました。
山頂では時間をとらずに早々に引き返すことにしました。
東海自然歩道で周回する方法もありましたが、歩いてきたルートが気に入りましたし、往復してこそルートを理解できるとの持論もあります。
下りが基調だと言い聞かせて頑張って歩きましたが、登り返しも多く足の疲労は予想以上で、岩越えで踏ん張るときに攣ってしまいました。
棚山分岐から玖老勢峠への下りも厳しかった
峠まで急降下:画像クリックで正面に鳳来寺山画像
展望の良い場所も多い
足の疲労で踏ん張りが効かないので急な下り道は大変で、ぬかるみではスリップして尻もちをついてしまいました。
玖老勢峠からの下りは一度歩いたことがありますが、林道に出るまでは足場が悪かったり荒れていて楽ではありません。
今回のコースの総距離は21km、所要時間は7時間55分、累積登り・下りは1961m・1976m、歩数計は31,624でした。
20km超えは稀ですし累積登り・下りは2000m近く、8時間に及ぶ厳しい山行でしたが、我ながらよく歩いたと思います。
宇連山へのルートは、北側の仏坂峠から(東海自然歩道)のもあります。
鳳来寺山を含めて周回するロングコースも、今回でルートが繋がり分かったのでいずれは挑戦したいです。
2019/04/19
2019/02/08
2018/04/20
駐車付近から見上げる
棚山分岐へ戻るルートで6名ほどの年上のグループとすれ違いました。
3月下旬にはこの一帯でトレランの大会があるようですが、雄大な自然の中、のんびりゆっくりで良いので、いつまでも山歩きを楽しめることに憧れてしまいます。