宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

浜松引佐の伊平・滝清水から「いーらいだいら森林浴コース」で兎荷まで歩いたあと、いよいよ山道に入って兎荷山と三岳山を周ります。
まだ歩いたことのない+気になっているルートの確認と探索も兼ねて行きました。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

三岳山山頂からの「はままつの空」

GPSコース図

浜松引佐の兎荷はとても見晴らしの良い場所で、その一番高い所に応永32年(1425年)月山和尚により開創された「髙岩山得月寺」があり、そこに登山口があります。(詳細は地図参照)

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

得月寺から登山口へ

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

見落としそうな道標

他の方の山行記録では明瞭な登山道があるとされていましたが、それぞれ感覚の違いがあると思われ、私はなんとかわかる程度の踏み跡と感じました。
登って合流する稜線は、「おおだ峠」から「三岳山」を結ぶもので、このルートは以前も歩いています。



最初に歩いたときは倒木が多くて突破するのも大変でしたし、地形図では示されているものの下からルートが合流しているとは思いもしませんでした。
分岐点に道標などはなく、今回下から登って合流してようやくわかりました。
この地点は東西南北の交差点ともいえる場所で、兎荷峠と名前がないのが不思議に思います。
興味のある方は地図内に画像があるのでご覧ください。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

兎荷山手前の分岐点 初めて右方向へ

ここは踏み跡明瞭、斜面を平に横切る形でとても歩きやすく、アンテナ施設のある場所に出て、そこから下画像の展望が楽しめました。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

山の中腹から「はままつの空」を眺めた

303mの三角点がある道に繋がり、一週間前に下った兎荷山からの急斜面を逆に登りたかったのです。
急登は確かにきつかったですが、下ったときよりも短く感じて兎荷山山頂に至りました。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

三岳山山頂から素晴らしい展望

三岳山山頂(一の城址)を越え、ニの城址を通って尾根を下り、行き止まりのTの字分岐を初めて左(北)に回り込みました。
右に行くと三岳峠なのですが、反対方向で川名へ下れそうなルートが以前から気になっていました。
地形図には道は表示されていません。
はじめは明瞭な踏み跡でしたがいつのまにか分からなくなってしまい、下って林道に出られると思いきやその気配もなくなり、プチ遭難状態に陥ってしまいました。
落ち着いて山の形を見直して、高い方へ登り直しながら赤テープを辿るもののなくなってしまうを繰り返し、ようやく確かな踏み跡を見つけました。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

道なき急登を登り直して位置を見直す

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

確かな踏み跡を見つけて安堵

川名に繋がる林道に下山する道があると思いましたがわからなかったので、今度は下から登って探してみたいと思います。
下ろうと思わず最初から周回するつもりだったら、あんなに苦労はしなかったかもしれません。
おおだ峠と三岳山の稜線の途中の思いがけない場所に出られて驚きました。
GPSの地図には等高線がないので、地形図も合わせて見るとイメージできると思います。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

おおだ峠と三岳山の稜線に出て来た所

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

ここがルートです!得月寺に出られる

上画像のような様子なので、今までそこを歩いていてもルートがあると気づかないのも無理はありませんでした。
地形図には示されている道もあるので、それを確認していく楽しみがあります。
逆に地図にあっても実際にはない場合もあります。
冬のこの時期だからこそできる探検ですが、安全第一で無理のないように歩いていきたいと思います。

三岳山・兎荷山を伊平・滝清水から周回②低山を大冒険!踏み跡薄いルートを探索

無事に下山できるからこそ楽しい山です



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