「この道はどこにつながってどこに行くのだろう」
そんな好奇心・冒険心がハイキングや山歩きの醍醐味なんだと改めて思い知らされました。
便利な情報社会で、ネットで山のルートやコースも簡単に得られてしまうのですが、それに習って道のりを辿っているだけでは、感動が薄れていたり、習慣を続けられなくなるのではないかと思うことがあります。
「道は自分で切り開いていくもの」
人の山行記録は参考にしても、自分なりの、自分らしい周回方法で歩きたいと常々心がけています。
私ごとながらまた一つ歳を重ねたので、今回は節目の山歩きとなりました。

昔から知っている割には歩いていない、浜松引佐の「霧山」と「三岳山」の2座をいっぺんに周回したいと前々から考えていました。
霧山と三岳山はそれぞれ登っていて、そのときに山頂から続いているであろう道があることは確認しています。
拠点は三岳山・立須・滝沢展望台を周回したときと同じ、「川名農村公園」の駐車場としました。
そこから北に登っていけば、「かわな野外活動センター」を通って霧山山頂に向かえます。



この入口は徒歩専用で、車で活動センターに行くには1.3km先(東)を左に入ります。
思わぬ急坂でウォーミングアップにはもってこいでした。
珍しくトイレに行きたくなってしまい、活動センターで借りることにしました。

宿泊棟「ほおじろ」の裏にある「冒険トレッキングコース」入口から入って、「東風台展望台」「張出休憩所」を経て霧山山頂まで登りました。
このルートは、前回霧山を周回したときに歩いていて知っていました。
活動センターの管理区域なのでよく整備されていますが、ロープや道標がないと難しいルートではないかと思います。

画像でお気づきのとおり、今回トレッキングポールを初めて使用しました。
使うと楽に歩けると聞いていましたが、身体のバランスが取りやすくて安定した歩行ができることを実感しました。
ただ、調子が出てくる度にクモの巣に阻まれ、ペースを維持することができませんでした。


山頂直前で大きなスズメバチ1匹が行く手を塞ぐように飛んでいるのを発見しました。
危険を感じて進むのはやめ、静かに後ろに下がり様子を伺っていると、しばらくして視界から消えてくれました。
刺激しないことが一番の防御です。

山頂の道標で「茶畑 東大撓沢 川名への道」と書かれた方へ下山します。
下り始めると、その開放感ある展望が心地よく、とても気分の良いものでした。


以前は山頂直下に牧場でもあったのでしょうか?いくつかの廃屋を通過していくと、今度は南方の展望が楽しめました。




紐のゲートを出るとすぐに分岐点があり、右手には「霧山の池」があります。
地形図の点線のルートに進みたいので池の横の林道を進みましたが、どんどん下ってしまい方角も変わってしまいます。
途中に電力会社の巡視ルートの踏み跡もあったのですが、この時期に藪こぎはまだ嫌だなと思い引き返しました。


東大撓沢・川名の道(県道68号)へ出られる山道で確実に下ることにして、そこから三岳山を目指すことにしました。
画像でもわかるように、通行禁止のルートに強引に入ろうとは思えませんでした。

川名の道・浜北三ヶ日線に出たら、センターラインのある広い車道を西に向かうのですが、車が勢いよく走ってくるので注意が必要でした。
三岳山の登り口は「おおだ峠」バス停近くにあります。


画像でもわかると思いますが、この稜線ルートは急登あり、クモの巣ありで非常に厳しいものでした。
帰りにトレッキングポールの先端のキャップが片方なくなっていたほどです。

踏み跡はわかるのでどんどん進んで行ったのですが、途中でルートがわからなくなってしまいました。
ルート(踏み跡)が閉ざされたのです。
持参した地形図を見返したり、周囲を探索したり、何度か戻って再確認したりしたのですがお手上げになってしまいました。
こういうときは「あきらめが肝心」とわりきり、今日のところは引き返すことにしたのです。
GPSの記録を見ると、ちょうど新東名のトンネル上の地点だったことがわかりました。
地形図の点線ルートというのは本当にやっかいで、存在しないことも多いのです。
しかし、実際に歩いた人の記録もあるので、再度じっくり調べ直してから挑戦したいと思います。









秋を感じさせる陽射しや風の中を歩くことができ、たくさんの花にも癒されました。
総距離は12.6km、所要時間は4時間32分、累積登り・下りは710m・720m、歩数計は19,538でした。
次は予定していた周回ルートを逆から攻めてみようと思います。
(※ 翌週歩きました)
スズメバチやクモの巣など、まだまだ注意しなければならないものが多いですし、歩けば汗だくになりますが、季節が変わっていくのを体感できたハイキングでした。
「ひよんどり」で知られる川名地区は自然豊かな山あいにあり、いいところだといつも思います。

※ 2019年12月に下記記事で周回を達成しました
そんな好奇心・冒険心がハイキングや山歩きの醍醐味なんだと改めて思い知らされました。
便利な情報社会で、ネットで山のルートやコースも簡単に得られてしまうのですが、それに習って道のりを辿っているだけでは、感動が薄れていたり、習慣を続けられなくなるのではないかと思うことがあります。
「道は自分で切り開いていくもの」
人の山行記録は参考にしても、自分なりの、自分らしい周回方法で歩きたいと常々心がけています。
私ごとながらまた一つ歳を重ねたので、今回は節目の山歩きとなりました。
トレッキングポールを初使用
GPSコース図:右上クリックで拡大
昔から知っている割には歩いていない、浜松引佐の「霧山」と「三岳山」の2座をいっぺんに周回したいと前々から考えていました。
霧山と三岳山はそれぞれ登っていて、そのときに山頂から続いているであろう道があることは確認しています。
2019/06/07
2019/06/21
拠点は三岳山・立須・滝沢展望台を周回したときと同じ、「川名農村公園」の駐車場としました。
そこから北に登っていけば、「かわな野外活動センター」を通って霧山山頂に向かえます。
「平秋葉龍燈様」の向こうに霧山
県道68号(浜北三ヶ日線)の「かわな野外活動センター徒歩入口」
「道祖神」道中他に「道の小さな神様」もあった
この入口は徒歩専用で、車で活動センターに行くには1.3km先(東)を左に入ります。
思わぬ急坂でウォーミングアップにはもってこいでした。
珍しくトイレに行きたくなってしまい、活動センターで借りることにしました。
気持ちの良い朝を迎えた
宿泊棟「ほおじろ」の裏にある「冒険トレッキングコース」入口から入って、「東風台展望台」「張出休憩所」を経て霧山山頂まで登りました。
このルートは、前回霧山を周回したときに歩いていて知っていました。
活動センターの管理区域なのでよく整備されていますが、ロープや道標がないと難しいルートではないかと思います。
霧山山頂は430m 鉄塔が建っている
画像でお気づきのとおり、今回トレッキングポールを初めて使用しました。
使うと楽に歩けると聞いていましたが、身体のバランスが取りやすくて安定した歩行ができることを実感しました。
ただ、調子が出てくる度にクモの巣に阻まれ、ペースを維持することができませんでした。
山頂から西方面の展望
山頂直前で大きなスズメバチ1匹が行く手を塞ぐように飛んでいるのを発見しました。
危険を感じて進むのはやめ、静かに後ろに下がり様子を伺っていると、しばらくして視界から消えてくれました。
刺激しないことが一番の防御です。
山頂から西への下山コース
山頂の道標で「茶畑 東大撓沢 川名への道」と書かれた方へ下山します。
下り始めると、その開放感ある展望が心地よく、とても気分の良いものでした。
新東名の三ヶ日JC展望:画像クリックで拡大
北方の展望は城山(じょうやま):画像クリックで拡大
以前は山頂直下に牧場でもあったのでしょうか?いくつかの廃屋を通過していくと、今度は南方の展望が楽しめました。
開放感のある茶畑の中の林道を下る
浜名湖を見渡せた
三岳山へ続く稜線が見える
風力発電が並んでいるのが見える
紐のゲートを出るとすぐに分岐点があり、右手には「霧山の池」があります。
地形図の点線のルートに進みたいので池の横の林道を進みましたが、どんどん下ってしまい方角も変わってしまいます。
途中に電力会社の巡視ルートの踏み跡もあったのですが、この時期に藪こぎはまだ嫌だなと思い引き返しました。
進みたかった道は通行禁止だった
活動センター管理内のルートで下る
東大撓沢・川名の道(県道68号)へ出られる山道で確実に下ることにして、そこから三岳山を目指すことにしました。
画像でもわかるように、通行禁止のルートに強引に入ろうとは思えませんでした。
東大撓山の神 迫力ある神木の下にあった
川名の道・浜北三ヶ日線に出たら、センターラインのある広い車道を西に向かうのですが、車が勢いよく走ってくるので注意が必要でした。
三岳山の登り口は「おおだ峠」バス停近くにあります。
防火水そうの赤い標識の右手から入る
入ってすぐ右手の急登へ
画像でもわかると思いますが、この稜線ルートは急登あり、クモの巣ありで非常に厳しいものでした。
帰りにトレッキングポールの先端のキャップが片方なくなっていたほどです。
大きな倒木に遮られ突破するが・・・
踏み跡はわかるのでどんどん進んで行ったのですが、途中でルートがわからなくなってしまいました。
ルート(踏み跡)が閉ざされたのです。
持参した地形図を見返したり、周囲を探索したり、何度か戻って再確認したりしたのですがお手上げになってしまいました。
こういうときは「あきらめが肝心」とわりきり、今日のところは引き返すことにしたのです。
GPSの記録を見ると、ちょうど新東名のトンネル上の地点だったことがわかりました。
地形図の点線ルートというのは本当にやっかいで、存在しないことも多いのです。
しかし、実際に歩いた人の記録もあるので、再度じっくり調べ直してから挑戦したいと思います。
秋を感じさせる陽射しや風の中を歩くことができ、たくさんの花にも癒されました。
総距離は12.6km、所要時間は4時間32分、累積登り・下りは710m・720m、歩数計は19,538でした。
次は予定していた周回ルートを逆から攻めてみようと思います。
(※ 翌週歩きました)
2019/10/05
スズメバチやクモの巣など、まだまだ注意しなければならないものが多いですし、歩けば汗だくになりますが、季節が変わっていくのを体感できたハイキングでした。
「ひよんどり」で知られる川名地区は自然豊かな山あいにあり、いいところだといつも思います。
小さいカエル発見!見えるかな?
※ 2019年12月に下記記事で周回を達成しました
2019/12/14