電子基準点に朝陽があたる 2/6
説明書き
コロナ禍がはじまってから日課となった朝の散歩と空の撮影は2年目に入りましたが、恥ずかしながらずっと街灯と思っていた塔が「電子基準点」であることがわかりました。
偶然近づいて説明書きを読んだときは驚いてしまいました。
山歩きの際に利用しているGPSや、地図にある三角点など、自分にも関わりがあるものといえたからです。
7月26日
電子基準点は国土地理院が管理する測量における基準点・観測点の一つで、「三角点」の仲間でデジタル化したものといえます。
地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、その地点を観測するための施設です。
塔の頭にアンテナがあり、受信データは毎日つくば市にある国土地理院に転送されています。
7月17日
データは、土地の測量、地図の作成、地震や火山噴火予知の基礎資料に利用されています。
三角点が全国に約10万点あるのに対し、電子基準点は約20㎞間隔で全国に約1,300ヶ所、静岡県内では87ヶ所(北海道を除いて1番数が多い)、浜松市内で10ヶ所あります。
地形図では三角点の頭にアンテナが付いたマークで、伊佐地緑地のものは横に41.7m(標高)となっています。
学校にも多くあるので、地図を頼りに探しに行くのも楽しいかも?
6月28日
6月27日
大きなマッチ棒が立っているみたいだなと思いながら、その独特な形状がおもしろく、空との対象物にちょうど良いのでよく写真を撮っていました。
電子基準点越しの空の風景もいろいろあっておもしろいので、画像を集めてまとめてみました。
6月21日
6月20日
6月18日
6月11日
6月は空の模様がきれいな日が多く、たくさんの画像が残っていました。
地表の三角点と違って、空の色や雲の形との対比できる独特な形がおもしろいと思います。
5月9日
4月18日
3月3日
2月10日
1月22日
自分もいい年齢なのにまだまだ知らないことが多いなと痛感させられます。
しかも、自分に関連深いものがこんなに身近な所にあるなんて思いもしませんでした。
これも何かの縁と思うと嬉しいので、これからも心に残る風景の記録を続けていきます。
1月17日