富幕山から見た富士山
GPSコース図(奥山高原→富幕山→幡教寺跡→扇山→富幕山)
正午までに帰らなければならなかったので、近くでしっかり歩ける富幕山(とんまくやま)を周回することにしました。
前回下山時に歩いて気に入った扇山のルートを、今回は登るのが最大の楽しみであり目的でした。
ところが、この日の山行は全て、日本一の山、富士山に持っていかれた感じです。
まずは各展望地(4ヶ所)から見えた富士山の雄姿をお届けすることにしました。
①奥山公園展望台下から(地図 緑)
まず最初に富士山を確認できたのが、奥山コースを登りはじめて中間地点にある「奥山公園展望台」の下でした。
展望台の上からではなく、下からでないと角度的に見えず、見える場所にはちゃんと立て札が立っています。
親切な立て札
富幕山には何度も登ってきましたが、これほどくっきりと富士山を拝めたのは初めてのことです。
そんなこともあって、富士山の姿を見つけて心がとてもはしゃいでしまいました。
ちなみに同場所から南方に目を向けると、浜松アクトタワーの姿を確認できます。
その画像はまた別記事で披露します。
②富幕山山頂展望台から(地図 赤)
富幕山山頂の休憩所の上に展望台が作られたのは2018年3月で、あの井伊直虎(NHK大河)で浜松市が注目されたことがきっかけでした。
富士山方面の木が伐採されたのは更に最近になってからだったと思うのですが、見事に富士山の姿が見渡せました。
「ここからこんな風に見えるんだあ~」と感動してしまいました。
③パノラマ展望地から(地図 紫)
山頂から一旦只木コースにて下り、途中から林道を少し歩いて扇山の登山道にて県境の稜線まで登り直しました。
このルートは私好みでとても素晴らしかったのですが、その様子も別記事で取り上げさせてもらいます。
扇山の三角点までピストンしてから、再び富幕山山頂を目指して稜線を歩きます。
いくつかの急登を越えるとパノラマ展望地があり、北方の素晴らしい見晴らしの中、東の片隅に富士山の姿を見ることができたのが上の画像です。
「パノラマ展望」の立て札のある場所からはぎりぎり右隅に入るのですが、画像はもう少し西側の場所で、ルートから草むらに入って撮影しました。
④「らくらくコース」から(地図 黄)
最後は下山時、ルートが二つに分かれる、緩やかな「らくらくコース」の途中から見えました。
一番低い位置からになりますが、非常に良い角度・アングルで見ることができます。
いつもは迂回路になるので歩かないコースですが、富士山を見たいがために遠回りした甲斐がありました。
最大アップで
望遠のズームを変えるだけでも、見え方が違って飽きることがありません。
神々しい姿に思わず手を合わせて願い事をしました。
改めて、大きくてきれいな山だなと思い、富士山のある風景を楽しませてもらいました。