宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

「もみじの里・白倉峡」の遊歩道を抜けた後は、「白倉山」(1027m)登山のため国道361号の車道を歩き、「もみじ川」の横を通り「六ツ沢林道」の入口に向かいます。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

白倉山山頂三角点に記念タッチ

GPSコース図:右上クリックで拡大

上の地図をズームしていくと、GPSによる記録が雑なことがわかります。
行き帰りと同じ道を歩いているのに、大きくズレてしまっています。
地理院の地形図には登山道の掲載がありませんので、大まかでも参考にはなると思います。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

六ツ沢林道にここから入ります 画像クリックで道標

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

右の道から来て左の林道を上がります

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

林道を登って行くと「長寿の水」が見えます

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

きれいな水が流れる沢が多く見られます

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

土砂崩れが起きていました 車は通行不能

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

白倉峡に見劣りしません

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

沢の流れ せせらぎの音に癒されながら歩けます

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

登山道への道標があります 画像クリックで別道標

ここまでの林道は、大きな石がゴロゴロ転がっているためオフロード車以外の侵入は避けた方が良いと思います。
林道入口、登山道入口にシルバープレートの道標がありますが、このタイプのある山はマニアックな傾向に感じます。

登山道に入っても整備されたものではなく、急勾配こそありませんが、ルート(踏み跡)を探すのに経験が必要だと思いました。
台風の後だったから余計にそう感じたのかもしれませんが、落ち葉や枯れ枝が散乱し、沢を何度も横切りました。
危険を感じる所も少しありました。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

この矢印は信用して良いです

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

木に巻かれた赤テープを頼りに 林道への出合地点

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

林道に出たら矢印に従い左方面へ少し下る

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

すぐに登山道道標がありますが向きが逆で見つけにくい

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

登山道に入ってすぐのダム

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

枝に付けられたシルバープレートの白倉山への道標

コース上最もルートを見失いやすい所かもしれません。
ダム画像の右手から左手へ、沢を横断してルートは続いています。
枝につけられた赤リボン、木の幹に付けられた白い横ラインを探してください。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

立派な道標で正しいルートだと確認

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

丸太の橋が折れないか恐怖でした

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

道標 画像クリックで拡大

明るく切り開かれた部分は道標にある稜線で、新しいっぽい林道が通っています。
山頂へは右手に進みますが、明確なルートはなく、まっすぐ直線的に高い方へ登ると良いです。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

1027mの山頂に到着 展望はなし

道標に書かれた「遠州灘展望ポイント」へ少し下っていきます。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

霞んでいますが、天竜川の流れが見えます

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

遠州灘方面

帰りは同じルートで下山しますが、下山時こそルートを間違いやすいので注意が必要です。
ルートがわかりにくいときは、ゆっくり歩いて周囲を見渡すことです。
ルートを見失ったときは、少し戻ってみましょう。

下山時のルートミスが最も遭難につながる危険な時です。
勢いでどんどん下ってしまいがちで、間違ったのがわかっても登りで戻るのを嫌がるためです。
沢に出るとスリップなどでケガにより遭難リスクが高くなるといわれています。
体力的にきつくても、高いところ(見晴らしが効いて居場所を確認できる)へ登り直すことです。

私は登るときに下るときのことも考えて、周囲の様子を確認したり、時々振り返ってその景色を記憶したりしています。
今回もスムーズに下山することができました。

天竜白倉峡から白倉山へ②水と緑の世界に癒される沢に沿った本格的な登山道

遠州灘展望ポイントから

白倉峡を歩いた後に白倉山まで登る人は少ないかもしれませんが、この記事が参考になれば幸いです。
総距離は11.9km、約4時間半で歩数計は16.039でした。
標高が1000mを超えるのに866mの秋葉山よりも数字が小さいのは、スタート地点の標高が既に高いためです。
登山の楽しみや大変さは、標高だけでは判断できないものなのです。

山深い里へは行くのだけでも大変ですが、実りある本格的な登山を楽しめました。


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