記録的な寒さ&大雪で、車の立ち往生などの報道を見ると雪国は本当に大変だと思います。
浜松市近郊は、雪が舞うこと自体珍しい、雪とはあまり縁のない地域で幸せなのですが、ちょっとした雪道を歩いてみたいなどと思って、周智郡森町の奥地に行ってみることにしました。
「歩く森町」というウォーキングコースの中のひとつで、昨年の1月に歩いたことのある「春埜山・大日山コース」の半分になりますが、森町の最北端であり最高地点でもある「春埜山」(はるのさん)は、積雪の可能性が高かったのです。
この時期は閉鎖されている「やまめの里」を拠点とします。
ここまでの道も非常に狭く、車の運転も大変なのですが、積雪や凍結などは全くありませんでした。
登山道入口には「ヤマビル注意」と掲示物がありました。
この時期はヤマビルをはじめ、マムシやハチ、クモの巣などの怖くて嫌なものの心配はありません。
寒いですが、実はこのシーズンが一番山歩きには最高なのです。
肌を刺すような冷たい空気によって、厳粛な緊張感のような張り詰めた感じがしたり、白い雪は汚れのない清潔感を感じながら登って行きます。
歩を進める度に土の上でもザクザクと音がしました。
いつもならすぐに身体が温まって、中に着てるものを脱いだり、手袋をはずしたりし体温調節するのですが、あまりの低温で汗も出ず、最後までずっと装着したままでした。
雪が太陽の光を浴びてキラキラ光るのがとてもキレイでした。
雪上には、カモシカなどの野生動物の足跡が無数についていました。
まだ誰も踏み入れていない雪上を歩くのはとても気分が良いものです。
上の画像は春埜山山頂から少し下りて、無線中継塔の横を通って車道と合流した地点からのものです。
ここで「東海自然歩道」と合流し、「大光寺」へ舗装された車道を歩いて向かいます。
除雪してありますが、路肩は積雪し路面は氷っている箇所もあるので、歩行には注意が必要でした。
次は、東海自然歩道で「鳥居沢山」山頂を経て「平松峠」を目指します。
鳥居沢山山頂までの途中に「春埜山奥之院」があり、山頂までは厳しい急登が続きます。
以前、気を抜くと後ろにひっくり返りそうになると書きましたが、我ながらうまい表現だったと思いながら再び頑張りました。
しかも、今回は雪で辺り一面が真っ白です。
実は、ここでデジカメが凍ってしまったのごとく全く動かなくなってしまいました。
2003年制の古いものなので仕方ないというのもあります。
ここからは前回の画像となりますのでご了承ください。
鳥居沢山は標高が932mあり、山頂付近(北峰と南峰がある)はまさに雪山で真っ白でした。
下山するにつれ、雪は徐々に少なくなっていきますが、それが少し残念に思える程雪道はキレイでした。
また、前回よりも雪がクッションとなってとても歩きやすかったです。
林道に出てから「平松峠」までの工事も終了し通れるようになっていました。
この間の山道もとても気分の良いものでした。
画像の「大日山参道」の舗装路を行くと立派な山門を通って「金剛院」まで行くことができます。
今回は時間の都合(店舗移転を控えています)もありますし、大日山は南尾根で激しい登山をしたばかりなので、平松峠から駐車している「やまめの里」へ下山します。
「歩く森町」のコースでは、舗装路の大日山参道から「やまめの里」に下りるようになっており、前に歩いたときに右手から合流する道があるのを確認していました。
この石碑横の道を行くと、その地点に合流するだろうことは確信に近いものがあり、間違いではありませんでした。
下山で使ったこの参道には、町石(丁石)が少ないですがいくつか残されています。
こちらも秋葉山の表・裏参道のように全部撮影して紹介しようと思っています。
(※ 下記記事で画像紹介しています)
このコースは全長11.3kmで、所要時間は4時間8分、歩数計は17.919でした。
平松峠から大日山山頂まで往復すると、プラス2時間程になります。
今回は雪が見たかったこともあり、大日山より北方の春埜山・鳥居沢山を周回して大正解でした。
現在、さらに北方にあり雪山登山の練習地でもある「竜頭山」などは、ちゃんとした装備をしないと行けないと思います。
私のようにアイゼンやピッケルを持たないハイカーは、積雪の状態を考えてコース選びをしないといけません。
雪道を歩くのが好きと書きましたが、雪をかき分けて進むようなことは嫌で、安易な気持ちで雪山に立ち入ることは絶対いけないと考えています。
雪景色など美しい自然の景観を楽しむハイキングは、安全が最優先です。
浜松市近郊は、雪が舞うこと自体珍しい、雪とはあまり縁のない地域で幸せなのですが、ちょっとした雪道を歩いてみたいなどと思って、周智郡森町の奥地に行ってみることにしました。
「歩く森町」というウォーキングコースの中のひとつで、昨年の1月に歩いたことのある「春埜山・大日山コース」の半分になりますが、森町の最北端であり最高地点でもある「春埜山」(はるのさん)は、積雪の可能性が高かったのです。
2017/01/19
春埜山・大光寺 参道入口にて
GPSコース図:右上クリックで拡大
この時期は閉鎖されている「やまめの里」を拠点とします。
ここまでの道も非常に狭く、車の運転も大変なのですが、積雪や凍結などは全くありませんでした。
登山道入口には「ヤマビル注意」と掲示物がありました。
この時期はヤマビルをはじめ、マムシやハチ、クモの巣などの怖くて嫌なものの心配はありません。
寒いですが、実はこのシーズンが一番山歩きには最高なのです。
急勾配を登る 左電柱下が登山口:画像クリックで拡大
徐々に雪が見え始める
肌を刺すような冷たい空気によって、厳粛な緊張感のような張り詰めた感じがしたり、白い雪は汚れのない清潔感を感じながら登って行きます。
歩を進める度に土の上でもザクザクと音がしました。
いつもならすぐに身体が温まって、中に着てるものを脱いだり、手袋をはずしたりし体温調節するのですが、あまりの低温で汗も出ず、最後までずっと装着したままでした。
雪道を歩くのが好きです
もうすぐ山頂地点の痩せ尾根の雪道
いつもの靴でいつものように歩くことは可能でした
積雪してる部分は林道です
雪が太陽の光を浴びてキラキラ光るのがとてもキレイでした。
雪上には、カモシカなどの野生動物の足跡が無数についていました。
まだ誰も踏み入れていない雪上を歩くのはとても気分が良いものです。
春埜山山頂(883m)にて
アンテナ鉄塔の左手に春埜山山頂があります
上の画像は春埜山山頂から少し下りて、無線中継塔の横を通って車道と合流した地点からのものです。
ここで「東海自然歩道」と合流し、「大光寺」へ舗装された車道を歩いて向かいます。
除雪してありますが、路肩は積雪し路面は氷っている箇所もあるので、歩行には注意が必要でした。
雪と氷の道を「大光寺」方面へ
「大光寺」前の鳥居
鳥居から中へ:画像クリックで反対側から
春埜山大光寺歴代住職のお墓も雪まみれ
「お犬様」とも呼ばれる大光寺を参拝
行基菩薩が植えた春埜杉も祀られている
もはや雪国!わーいわーいと珍しい雪にはしゃいでしまいました
これだけ積もっていました
展望地からの景観も空気が澄んで美しい
次は、東海自然歩道で「鳥居沢山」山頂を経て「平松峠」を目指します。
鳥居沢山山頂までの途中に「春埜山奥之院」があり、山頂までは厳しい急登が続きます。
以前、気を抜くと後ろにひっくり返りそうになると書きましたが、我ながらうまい表現だったと思いながら再び頑張りました。
しかも、今回は雪で辺り一面が真っ白です。
中央の道標の奥に道が続いていきます
大きな案内板は東海自然歩道のもの その上方に登山道が続く
登山道を上がって振り返っての撮影 これはもう雪山です
実は、ここでデジカメが凍ってしまったのごとく全く動かなくなってしまいました。
2003年制の古いものなので仕方ないというのもあります。
ここからは前回の画像となりますのでご了承ください。
鳥居沢山は標高が932mあり、山頂付近(北峰と南峰がある)はまさに雪山で真っ白でした。
下山するにつれ、雪は徐々に少なくなっていきますが、それが少し残念に思える程雪道はキレイでした。
また、前回よりも雪がクッションとなってとても歩きやすかったです。
林道に出てから「平松峠」までの工事も終了し通れるようになっていました。
この間の山道もとても気分の良いものでした。
平松峠 石碑の右に実は山道があります
画像の「大日山参道」の舗装路を行くと立派な山門を通って「金剛院」まで行くことができます。
今回は時間の都合(店舗移転を控えています)もありますし、大日山は南尾根で激しい登山をしたばかりなので、平松峠から駐車している「やまめの里」へ下山します。
2017/11/24
「歩く森町」のコースでは、舗装路の大日山参道から「やまめの里」に下りるようになっており、前に歩いたときに右手から合流する道があるのを確認していました。
この石碑横の道を行くと、その地点に合流するだろうことは確信に近いものがあり、間違いではありませんでした。
太田川源流のこの場所に出てきます
下山で使ったこの参道には、町石(丁石)が少ないですがいくつか残されています。
こちらも秋葉山の表・裏参道のように全部撮影して紹介しようと思っています。
(※ 下記記事で画像紹介しています)
2019/02/02
このコースは全長11.3kmで、所要時間は4時間8分、歩数計は17.919でした。
平松峠から大日山山頂まで往復すると、プラス2時間程になります。
今回は雪が見たかったこともあり、大日山より北方の春埜山・鳥居沢山を周回して大正解でした。
現在、さらに北方にあり雪山登山の練習地でもある「竜頭山」などは、ちゃんとした装備をしないと行けないと思います。
2017/11/17
私のようにアイゼンやピッケルを持たないハイカーは、積雪の状態を考えてコース選びをしないといけません。
雪道を歩くのが好きと書きましたが、雪をかき分けて進むようなことは嫌で、安易な気持ちで雪山に立ち入ることは絶対いけないと考えています。
雪景色など美しい自然の景観を楽しむハイキングは、安全が最優先です。