島田市の千葉山を周回するハイキングコース。
尾川丁仏参道を歩いて智満寺までを紹介した続きです。

長い急階段を四苦八苦してようやくたどり着いた智満寺から、更に山道を登っていくと千葉山山頂(496m)で、山頂付近には「奥之院」を中心に「十本杉」があり周回できるようになっています。
その巨木群にはただ圧倒されるのですが、普通に写真を撮っても伝わらないので、頑張ってセルフで比較対象できる自分の姿を入れるようにしました。
人間の存在が何ともちっぽけなものだと思い知らさせるようです。
3本とも立派なのですが、「大杉」と名付けられたのが中央のもので、石仏が祀られています。

案内図を見てもらうとわかると思いますが、智満寺の境内近くから「十本杉」はあります。
山頂に向かう山道の入口には神仏習合で鳥居があり、少し上がった所に「日吉神社」があります。





「頼朝杉」「子持杉」、頂上から少し下った所にある「奥之院」横の「開山杉」の三つは倒木です。
標高496mと書かれた大きな看板の横の面には、赤字で「開運・火除 阿修羅坊大権現」と書かれてあり、裏面には「千葉山智満寺奥之院」とあります。

火伏の神といえば、秋葉山の秋葉三尺坊大権現がよく知られていますが、それからわかるとおり、阿修羅坊も火伏の神・天狗の姿をしていました。
これが何よりの証です。



山頂付近の「十本杉」の周回は平らな所ではなく、「一本杉」「経師(つねもろ)杉」は下った所にあり、上り下りをしなければならず大変です。




神木となる巨大な杉の木は今までも多く見てきましたが、これだけ多く集まっていると、何か別世界に来てしまったような不思議な感覚になりました。
阿修羅坊がいて、神聖な空間にしているようにも思えます。
山頂からは、一部険しい下りの山道を経て、千葉山ハイキングコースに合流して「どうだんペンション」に降ります。
ペンション前からは開放的な素晴らしい展望を楽しめます。
ペンションの裏を通って「伊太丁仏参道」で「どうだん原」を目指します。





上の画像の分岐点ではどちらに進むか迷いましたが、せっかく石仏のある参道をずっと歩いてきたので右を下りました。
左は伊太和里の湯に直結する新しいコースで、短くて楽ですが石仏はありません。


私は伊太丁仏参道を歩いて下ったので、上の画像の階段は今回は通っていません。
多くの方が伊太和里の湯駐車場からここを通って千葉山に行っているようです。
私的には、歴史を感じさせて石仏が残る旧参道を是非歩いてもらいたいです。

広い道から駐車場が見えますが、そこは別施設のものなので注意してください。
狭い横の道をどんどん入っていくと(車で進入可)参道入口で駐車スペースがあります。
そこから往復したり周回するのも良いと思います。(登りは参道、下りは伊太和里の湯に出るなど)
GPSコース図を参照してください。
千葉山は2016年の10/26以来2度目で、前回は赤松地区からのハイキングコースでした。
まだ山歩きを始めて間もなく、ブログの記事も書いてない頃です。
今回初めて歩いた「尾川丁仏参道」「伊太丁仏参道」は、季節関係なく歩きやすい安全なコースなのでオススメです。
実際に歩いた周回コースの総距離は14,4km、所要時間は約5時間、歩数計は22,560でした。
ちなみに、このあと袋井の油山寺に寄って約3,000歩を歩いています。
快晴でなかった分、暑くならず歩きやすくて良かったです。


尾川丁仏参道を歩いて智満寺までを紹介した続きです。
2018/06/15
十本杉のひとつ「大杉」:画像クリックで見上げる画像
長い急階段を四苦八苦してようやくたどり着いた智満寺から、更に山道を登っていくと千葉山山頂(496m)で、山頂付近には「奥之院」を中心に「十本杉」があり周回できるようになっています。
その巨木群にはただ圧倒されるのですが、普通に写真を撮っても伝わらないので、頑張ってセルフで比較対象できる自分の姿を入れるようにしました。
人間の存在が何ともちっぽけなものだと思い知らさせるようです。
3本とも立派なのですが、「大杉」と名付けられたのが中央のもので、石仏が祀られています。
GPSコース図:右上クリックで拡大
智満寺の十本杉案内図:画像クリックで解説板
案内図を見てもらうとわかると思いますが、智満寺の境内近くから「十本杉」はあります。
山頂に向かう山道の入口には神仏習合で鳥居があり、少し上がった所に「日吉神社」があります。
山道入口 左上奥にあるのが薬師如来医王院:画像クリックで拡大
薬師如来医王院の裏 少し入ったとこに「頼朝杉」
頂上への山道の途中にも鳥居が
山道から少し左に入った場所 「子持杉」があった場所に子持観音
山頂496mに到着
「頼朝杉」「子持杉」、頂上から少し下った所にある「奥之院」横の「開山杉」の三つは倒木です。
標高496mと書かれた大きな看板の横の面には、赤字で「開運・火除 阿修羅坊大権現」と書かれてあり、裏面には「千葉山智満寺奥之院」とあります。
阿修羅坊大権現が祀られている奥之院
火伏の神といえば、秋葉山の秋葉三尺坊大権現がよく知られていますが、それからわかるとおり、阿修羅坊も火伏の神・天狗の姿をしていました。
これが何よりの証です。
十本杉の中の「雷杉」の前に阿修羅坊の姿が
「雷杉」ここで天狗と会えるとは:画像クリックで拡大
「常胤(つねたね)杉」は割れて空洞化している:画像クリックで別画像
山頂付近の「十本杉」の周回は平らな所ではなく、「一本杉」「経師(つねもろ)杉」は下った所にあり、上り下りをしなければならず大変です。
下った所の「一本杉」:画像クリックで別画像
更に下った所の「経師(つねもろ)杉」:画像クリックで別画像
「盛相(もっそう)杉」:画像クリックで別画像
「達磨(だるま)杉」:画像クリックで別画像
神木となる巨大な杉の木は今までも多く見てきましたが、これだけ多く集まっていると、何か別世界に来てしまったような不思議な感覚になりました。
阿修羅坊がいて、神聖な空間にしているようにも思えます。
山頂からは、一部険しい下りの山道を経て、千葉山ハイキングコースに合流して「どうだんペンション」に降ります。
ペンション前からは開放的な素晴らしい展望を楽しめます。
ペンションの裏を通って「伊太丁仏参道」で「どうだん原」を目指します。
ペンション前からの景色は素晴らしい
伊太丁仏参道にも石仏が並んでいる
「どうだん原」は紅葉の時期がオススメ
伊太和里の湯方面・左へ進む
伊太丁仏参道は右へ 左は伊太和里の湯直結
上の画像の分岐点ではどちらに進むか迷いましたが、せっかく石仏のある参道をずっと歩いてきたので右を下りました。
左は伊太和里の湯に直結する新しいコースで、短くて楽ですが石仏はありません。
最後まで石仏に見守られて歩きます
伊太和里の湯にハイキングコースが直結している
私は伊太丁仏参道を歩いて下ったので、上の画像の階段は今回は通っていません。
多くの方が伊太和里の湯駐車場からここを通って千葉山に行っているようです。
私的には、歴史を感じさせて石仏が残る旧参道を是非歩いてもらいたいです。
伊太和里の湯の西手前 この案内を入ると参道入口
広い道から駐車場が見えますが、そこは別施設のものなので注意してください。
狭い横の道をどんどん入っていくと(車で進入可)参道入口で駐車スペースがあります。
そこから往復したり周回するのも良いと思います。(登りは参道、下りは伊太和里の湯に出るなど)
GPSコース図を参照してください。
千葉山は2016年の10/26以来2度目で、前回は赤松地区からのハイキングコースでした。
まだ山歩きを始めて間もなく、ブログの記事も書いてない頃です。
今回初めて歩いた「尾川丁仏参道」「伊太丁仏参道」は、季節関係なく歩きやすい安全なコースなのでオススメです。
実際に歩いた周回コースの総距離は14,4km、所要時間は約5時間、歩数計は22,560でした。
ちなみに、このあと袋井の油山寺に寄って約3,000歩を歩いています。
快晴でなかった分、暑くならず歩きやすくて良かったです。
十本杉の中の「雷杉」の前に阿修羅坊の姿が
「雷杉」ここで天狗と会えるとは:画像クリックで拡大
2018/06/16