宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

前週の愛知本宮山に続いて、これまた久しぶりの愛知鳳来寺山を歩いてきました。
名前からわかるとおり、山そのものが信仰の対象とされてきて、岩肌が露出する激しい景観の中に、無数のお寺や神社にまつわるものが点在して残っています。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

山頂から奥地へ進むと岩稜歩きが楽しめる

GPSコース図:右上クリックで拡大

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

鳳来寺山登山絵図:画像クリックで拡大

鳳来寺山への登山ルートは様々ありますが、良く知られ利用されているのが1,425段の石段を上がる表参道です。
伊那街道から表参道に入る入口に駐車場があり(GPS地図参照)、そこからスタートします。
表参道に入って中程にも駐車場はありますが、干支の石像や変わった彫刻などが並んでいたり、古い街並みそのものに歴史を感じながら歩けるので、是非最初から歩いて欲しいです。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「秋葉道」について書かれていた:画像クリックで拡大

そんな表参道で、「秋葉道」(浜松市春野町の秋葉山)についての説明書きがあり、この地からも秋葉詣がされていたことがわかり、親近感を強く感じさせてくれました。
秋葉山までの大野→巣山→熊→石打を通る順路は、現在「東海自然歩道」となっていますね。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

いよいよ石段が始まる:画像クリックで説明書き

「天竜奥三河国定公園」と書かれていますが、先述の秋葉山、天竜峽、阿寺の七滝、乳岩峽、浜北森林公園など広範囲が入っているので、そういう点でも親近感が強まります。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

この雰囲気が最高でテンション上がります

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

鳳来寺仁王門:画像クリックで説明書き

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

仁王門過ぎてすぐの赤い橋手前 帰りは左手(馬の背岩展望台)から戻る予定

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

日本一背が高い「傘杉」「松高院(594段目)」を通過し階段は続きます

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「医王院」も通過します

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

あと少し 急階段を一気に登る

前週の本宮山でもそうですが、息が上がり苦しくなって、膝に手を置き息を整えながら登っていきますが、前回登ったときより体力がついたことを実感することができました。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「鳳来寺本堂」に到着 特徴的な岩肌露出:画像クリックで展望画像

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「鐘楼」と上に見える「鏡岩」:画像クリックで別角度

この「鐘楼」は、よく鳳来寺山を紹介する際に、山頂駐車場から見える画像で使われています。
どうやって近くに行くのか東照宮などで質問している人を見かけたことがあります。
鳳来寺本堂の左手階段を上がると案内があります。
GPSコース図を拡大してズームするとわかるのでご参照ください。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

山頂へ目指すにはまだまだ急登が待ってます

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「勝岳不動」岩上から水が流れ落ちている:画像クリックで説明書き

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「六本杉」を通過「奥の院」へ向かう

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも


「奥の院」裏の岩場からは展望が素晴らしい:画像クリックで別方向

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

頂上まであと少し

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

山頂(684m)到着 展望はありません

山頂から北方面(棚山高原・宇連山)へ東海自然歩道は続いています。
玖老勢(くろぜ)という所からの登山ルート分岐点を確認するため進んでいきます。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

スリルある岩稜歩き:画像クリックで拡大展望

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

こんな階段の上り下りもあります

実は分岐点を見逃してどんどん進んでしまって、「クロ岩」まで行ってしまいました。
そこから引き返したのですが、帰りに赤テープだけがある分岐点がようやくわかりました。
まだこの時期は入っていきたくないルートですが、いつか挑戦してみます。
(※ 2019年1月にこのルートで登りました)


また「クロ岩」から先のルートもいずれ歩く計画がありますが、強者は鳳来寺山と宇連山を周回していますので、体力を更に向上させて準備したいと思います。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

鳳来寺山の自然観察周回路に戻る

周回路は、前回が反時計回りだったので今回は時計回りです。
山頂から急に下ったあとは緩やかなアップダウンがいくつかあり、「天狗岩」から再び急下りで「鷹打場」までの分岐点に出ます。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「天狗岩」からの展望も素晴らしい:画像クリックで拡大展望

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「鷹打場」もスリルある岩場の展望

「東照宮」まで下ると拝殿を修理していました。
表参道に戻りますが、階段を降りる前に是非見ていただきたい場所があります。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

龍(鬼)の爪あと

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「胎内くぐり」ここは子供でないと入れなさそう

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

「胎内くぐり」は3箇所出入り口があります

「龍(鬼)の爪あと」は、岩についた傷跡は本当にそう見えてきてしまいます。
「胎内くぐり」は女性の胎内を表して安産・子宝を祈願するためのものですが、こういった神秘的な場所は正にパワースポットだと感じます。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

ここから「馬の背岩展望台」コースへ入ります

一部荒れていて登り直さないといけませんが、要所では道標が設置してありました。
馬の背の岩稜(短い)後にある展望台の東屋はだいぶ傷んでいますが、石の座席はしっかりしています。
「仁王門」までの下りは急勾配で、思った以上に厳しいコースでした。

愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも

馬の背岩展望台

総距離は10,7km、所要時間は5時間35分、歩数計は20,218でした。

表参道入口から1,425段の石段を登って鳳来寺・東照宮までは、世界遺産の熊野古道にヒケをとらないのではないかと思ってしまいます。(熊野古道に行ったことはないですが)
文化遺産として本当に素晴らしい道だと私は思います。

秋になれば紅葉の名所としても知られています。
自分の体力に合わせてで良いので、是非鳳来寺山は歩いて、その素晴らしさを感じてほしいなと思います。


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
愛知鳳来寺山の1425段の石段・表参道と馬の背岩展望台を周回!スリルある岩稜歩きも
    コメント(0)