「平成」も残り一週間を切り、「平成最後」という言葉が頻繁に使われるようになってきました。
自分にとって平成最後の山行は最終日の30日にとってありますが(実際はこれが平成最後の山歩きとなりました)、平成のうちにスッキリさせておきたいお山が残っていました。
愛知県奥三河の「本宮山」です。
本宮山の麓に「豊川ウォーキングセンター」があることからも、地域の人たちに「歩く」運動習慣が根付いていることがよくわかります。
登頂回数や時間などを競い合っていて、老若男女問わず気軽に本宮山の表参道を歩いているのです。
私が最初に歩いたときはヘロヘロになり、2度目も途中でペースが維持できずにまだまだだと痛感させられ、気持ちよく歩ききることができていません。
山歩きは競争ではありませんし、マイペースで登ることが安全であり楽しいのは百も承知ですが、呼吸が乱れて苦しそうにしている自分を、多くの人が軽々抜いていくのがトラウマになっていました。
呼吸法を意識して取り組んでから体力向上を実感できているので、確認するうえでもこのタイミングだと思いました。
具体的な目標は、誰にも抜かれることなく登りきることです。
早朝のウォーキングセンターに到着したとき既に2台の車が停まっていましたが、周辺にも駐車場が多くあり、たくさんの人が歩き始めていることが予想できました。
朝になって雨はあがり、天候は回復すると予報されていましたが、濡れた山道で石段も多い表参道なので、いつもよりは人が少ないことを期待しました。
最初はなだらかな勾配ですが、岩盤が露出している所も多いので歩くリズムを崩さないようにペースを維持します。
日頃から多くの人が歩いているので固い土壌で、雨上がりでも支障はありません。
ペース維持のためセルフ撮影を控えようと思っていましたが、チャンスがあればいつもとおりに行いました。
それが呼吸を整える休憩にもなり、気持ちをリラックスさせてくれます。
石段が始まると鳥居があり、左手には水場もあって顔を洗って汗をぬぐいました。
右手には「天狗岩」、左手には「えびす岩」の案内があります。
次々と下山してくる人とすれ違うようになりますが、私は入山が速いので他の山では考えられないことです。
足を止めずにリュックを前掛けにしてペットボトルを取り出して水分補給します。
食事も可能だし、荷物の出し入れもできるので最近よくやります。
前回はここからの連続する石段でペースをガクンと落としてしまったのですが、今回は呼吸法の成果もあるのか平気で登り続けられました。
神霊憑りしろの「天の磐座(いわくら)」の中にある2つの小さい神社は、正しい勇気と身体健全を守護し、特に健脚を守護する「荒羽々気(あらはばき)神社」と、家庭の和楽と朋友の親愛の道を守護し善導させる「八柱(やはしら)神社」です。
この最後の階段を登りきるとき、チラリと後方を見ると駆け上がってくる人がいて、危なく抜かれるとこでした。
無事に?目標とおり誰にも抜かれることなくこの地点まで登ることができました。
何より、バテることなく登り続けられた自分の体力が嬉しかったです。
麓から砥鹿神社までの往復を日課にしている方は、リュックなどは背負わず身軽な格好で歩き、ここで引き返していきます。
私のようなハイカーはリュックを背負い、山頂や「岩戸神社」などを回ったり、下山時は別ルートを使ったりするのではないかと思います。
前回は先に山頂へ行きましたが、今回は「岩戸神社」から山頂へ周回するようにしました。
表参道ではよく人と会いますが、山頂で私は人に会ったことはありません。
画像のとおり、天気が回復するのが遅れたようで真っ白の世界でした。
その中で浮き立っていたのが「みちのり」(愛知県道路公社設立20周年記念)の像でした。
今までこの像を気にしたことはなかったのですが、当ブログの「みちしるべ」と「みち」繋がりで縁を感じてしまいました。
説明書きを読むと(トップ画像クリックで出てきます)、煙厳山(鳳来寺山)の方向を差して教えているとあります。
本宮山ではまだ鹿を見たことはありませんが、生息地ということで今後ホンモノにお目にかかることがあるかもしれません。
私が毎月登る「秋葉山」では見たことがあるのですが、神に仕える動物だけに神々しく見えたのをよく覚えています。
いよいよ本宮山山頂なのですが、長くなったので山頂から下山のコースは次記事へ回すこととします。
自分にとって平成最後の山行は最終日の30日にとってありますが(実際はこれが平成最後の山歩きとなりました)、平成のうちにスッキリさせておきたいお山が残っていました。
愛知県奥三河の「本宮山」です。
2018/08/31
迷い人に道を教える像と共に:画像クリックで説明書き
GPSコース図:右上クリックで拡大
本宮山の麓に「豊川ウォーキングセンター」があることからも、地域の人たちに「歩く」運動習慣が根付いていることがよくわかります。
登頂回数や時間などを競い合っていて、老若男女問わず気軽に本宮山の表参道を歩いているのです。
私が最初に歩いたときはヘロヘロになり、2度目も途中でペースが維持できずにまだまだだと痛感させられ、気持ちよく歩ききることができていません。
山歩きは競争ではありませんし、マイペースで登ることが安全であり楽しいのは百も承知ですが、呼吸が乱れて苦しそうにしている自分を、多くの人が軽々抜いていくのがトラウマになっていました。
呼吸法を意識して取り組んでから体力向上を実感できているので、確認するうえでもこのタイミングだと思いました。
具体的な目標は、誰にも抜かれることなく登りきることです。
ウォーキングセンターからはりきってスタート!
砥鹿(とが)神社の鳥居から登りはじめる
早朝のウォーキングセンターに到着したとき既に2台の車が停まっていましたが、周辺にも駐車場が多くあり、たくさんの人が歩き始めていることが予想できました。
朝になって雨はあがり、天候は回復すると予報されていましたが、濡れた山道で石段も多い表参道なので、いつもよりは人が少ないことを期待しました。
最初はリズム良く歩くよう心がけた・標高225m地点
最初はなだらかな勾配ですが、岩盤が露出している所も多いので歩くリズムを崩さないようにペースを維持します。
日頃から多くの人が歩いているので固い土壌で、雨上がりでも支障はありません。
ペース維持のためセルフ撮影を控えようと思っていましたが、チャンスがあればいつもとおりに行いました。
それが呼吸を整える休憩にもなり、気持ちをリラックスさせてくれます。
最初の林道横断から一気に急勾配に
「馬背岩(うまのせいわ)」を越えていく
右に展望台 左に蛙(かえる)岩が見える:画像クリックで蛙岩
鳥居を通過する・標高500m地点
石段が始まると鳥居があり、左手には水場もあって顔を洗って汗をぬぐいました。
右手には「天狗岩」、左手には「えびす岩」の案内があります。
次々と下山してくる人とすれ違うようになりますが、私は入山が速いので他の山では考えられないことです。
指差してる所に「山姥(やまんば)の足跡」がある:画像クリックで説明書き
林道歩きの間に水分補給
足を止めずにリュックを前掛けにしてペットボトルを取り出して水分補給します。
食事も可能だし、荷物の出し入れもできるので最近よくやります。
再び登山道:画像クリックで案内板
「お清水」で身を清める
前回はここからの連続する石段でペースをガクンと落としてしまったのですが、今回は呼吸法の成果もあるのか平気で登り続けられました。
標高720m地点の鳥居も越えた 奥宮まで残り0.2km
再び鳥居 神域「天の磐座(いわくら)」へ
「荒羽々気(あらはばき)神社」を通過:画像クリックでアップ
「八柱(やはしら)神社」(右)をクランク状に通過
神霊憑りしろの「天の磐座(いわくら)」の中にある2つの小さい神社は、正しい勇気と身体健全を守護し、特に健脚を守護する「荒羽々気(あらはばき)神社」と、家庭の和楽と朋友の親愛の道を守護し善導させる「八柱(やはしら)神社」です。
砥鹿(とが)神社はすぐそこです
砥鹿(とが)神社奥宮へ最後の階段
砥鹿神社奥宮を参拝:画像クリックで説明書き
この最後の階段を登りきるとき、チラリと後方を見ると駆け上がってくる人がいて、危なく抜かれるとこでした。
無事に?目標とおり誰にも抜かれることなくこの地点まで登ることができました。
何より、バテることなく登り続けられた自分の体力が嬉しかったです。
麓から砥鹿神社までの往復を日課にしている方は、リュックなどは背負わず身軽な格好で歩き、ここで引き返していきます。
私のようなハイカーはリュックを背負い、山頂や「岩戸神社」などを回ったり、下山時は別ルートを使ったりするのではないかと思います。
奥宮を抜けた後、赤い鳥居へ進んで「岩戸神社」へ
前回は先に山頂へ行きましたが、今回は「岩戸神社」から山頂へ周回するようにしました。
表参道ではよく人と会いますが、山頂で私は人に会ったことはありません。
貯水池の鯉 エサなくてごめんね~
「国見岩」この岩の下に「岩戸神社」がある:画像クリックで案内板
石の道標 左:男道 右:女道 険しさが違う
安全な女道で「岩戸神社」も参拝
「国見岩」は下から見ると反り返っている
山頂に周る登り
トップ画像と同じ像を背後から
画像のとおり、天気が回復するのが遅れたようで真っ白の世界でした。
その中で浮き立っていたのが「みちのり」(愛知県道路公社設立20周年記念)の像でした。
今までこの像を気にしたことはなかったのですが、当ブログの「みちしるべ」と「みち」繋がりで縁を感じてしまいました。
説明書きを読むと(トップ画像クリックで出てきます)、煙厳山(鳳来寺山)の方向を差して教えているとあります。
本宮山ではまだ鹿を見たことはありませんが、生息地ということで今後ホンモノにお目にかかることがあるかもしれません。
私が毎月登る「秋葉山」では見たことがあるのですが、神に仕える動物だけに神々しく見えたのをよく覚えています。
いよいよ本宮山山頂なのですが、長くなったので山頂から下山のコースは次記事へ回すこととします。
2019/04/27