浜松市引佐の「三岳山(みたけやま)」は、大昔20年以上前の若い頃に行ったことのある懐かしいお山です。
山歩きを習慣にして久しいのに、これだけ後回しになったのは、良いコース設定ができなかったことがあります。
先々週に同じく引佐の「霧山」を歩いた際、麓の「かわな野外活動センター」が管理しているハイキングコースに「立須」「滝沢展望台」が含まれていることを知り、、それらを含めて周回することを思いつきました。

また、1年間使用してきた靴の傷みがひどく、新調した靴の履き慣らしも兼ねて歩きます。

拠点としたのは「川名農村公園」で、道を挟んで反対側には「伊豆神社」「福満寺薬師堂」があり、毎年1月4日に「川名のひよんどり」が行われる場所になっていました。
「ひよんどり」とは、「火踊り」に由来し、薬師如来に献上する松明の堂内参入を裸の青年たちが激しく阻止するものだそうです。

現地に行ってから知ったのですが、この場所は川名周辺情報を知るうえにも、散策する際の拠点としても絶好だと思います。

数年前に浜松であった「直虎ブーム」ですが、ここ川名も「ゆかりの地」であり、のぼりがまだたくさん立っていました。
分岐点を左へ入り、いよいよ坂道を登り始める場所に「若宮三社大権現」があり、「モロー様」とひよんどり・井伊谷の渭伊神社との関係が説明書きにあります。(画像は地図内に有)


「役行者(えんのぎょうじゃ)像」には驚きと共にその存在感に圧倒されました。
なぜここに?という疑問と、石灰岩の上に鎮座していることで、後に行く「立須」が移動してきたような錯覚を覚えました。
その石像の姿は、鳳来寺山の「利修仙人」像に似ていると思いました。
「役行者像」の奥には「六所神社」も祀られています。(GPSコース図内に画像有)
スタート直後から見所の連続でなかなか先に進めていませんが、靴の慣らし歩きには丁度良いペースです。
舗装路の坂道の途中から、山道に入ります。


ちょうど「滝沢展望台」の駐車場前に出ることができました。
ここによく来ていた当時はまだバイクに乗っていたときで、とても久しぶりで懐かしさを感じました。

ちょっと藪っぽくなっている「反射板」まで登って「城山」方面の展望を見てから、今度は西へ、「立須」「三岳山」方面へ進みます。
すぐに左手に「秋葉神社」の鳥居がありました

毎月秋葉山本宮へ登っていますが、より浜松に近い場所からも見守っていただいていることがわかりました。






浜名湖北方は石灰岩地帯なのだそうで、近くの「竜ヶ石山」にも「カレンフェルト」があり、「新・浜松の自然100選」になっています。

雨水によって鋭利に削られた石灰岩は、手触りと足の感触からいって軽い感じで、崩れないか不安になってしまいます。
石と石の間の隙間が多く、デジカメを落としたら救出不可能なのでセルフ撮影は控えました。
展望も霞んで遠くが見えなかったですが、条件が良ければ富士山もきれいに見えるそうです。
見晴らしの良い不安定な岩場は落ち着かないので早々に退散、「三岳神社」へ向かいます。







このような開けた山頂は大きなアブが必ず飛び回っているし、白く霞んでしまって展望がないので長居はしませんでした。
帰路は「ニの城跡」から東へ踏み跡があったのでそこを下ってみました。
下りきると左右に分岐していて、最初は左に回ったのですが、明らかに方角が違うので戻って逆方向に進むと「三岳峠」から北に少し下った所に出ました。(地図参照)
立須入口を過ぎて2つ目の風車を過ぎた付近で、左手山斜面にカモシカがいて逃げていくのを見ました。
駐車場に戻るまで、一部の林道を除いてほぼ舗装路歩きで、新しい靴ということもありつま先に痛みがでましたが、徐々に馴染んでくると思います。
総距離は13.4km、所要時間は4時間23分、歩数計は20,979でした。

三岳山は、引佐運動公園から周回したり、三岳神社まで車で上がって拠点にする人が多いようですが、私はなるべく麓から、その地域特有のものを感じながら周回したいと思っていて、今回は見事にそれができたように感じてます。
思いがけない出会いがたくさんありました。
舗装路歩きが多いですが、山道も意外と急登で歩きがいも感じられ、新しい靴慣らしにも丁度良かったです。
最後は花々の画像です。







山歩きを習慣にして久しいのに、これだけ後回しになったのは、良いコース設定ができなかったことがあります。
先々週に同じく引佐の「霧山」を歩いた際、麓の「かわな野外活動センター」が管理しているハイキングコースに「立須」「滝沢展望台」が含まれていることを知り、、それらを含めて周回することを思いつきました。
2019/06/07
アルプスの高山のような「立須」に登る
GPSコース図:右上クリックで拡大
また、1年間使用してきた靴の傷みがひどく、新調した靴の履き慣らしも兼ねて歩きます。
「川名のひよんどり」が行われる福万寺薬師堂:画像クリックで説明書き(画像あり)
拠点としたのは「川名農村公園」で、道を挟んで反対側には「伊豆神社」「福満寺薬師堂」があり、毎年1月4日に「川名のひよんどり」が行われる場所になっていました。
「ひよんどり」とは、「火踊り」に由来し、薬師如来に献上する松明の堂内参入を裸の青年たちが激しく阻止するものだそうです。
伊豆から来た川名の氏神さま伊豆神社:画像クリックで説明書き
現地に行ってから知ったのですが、この場所は川名周辺情報を知るうえにも、散策する際の拠点としても絶好だと思います。
「鎧橋」を渡ってスタート:画像クリックで説明書き
数年前に浜松であった「直虎ブーム」ですが、ここ川名も「ゆかりの地」であり、のぼりがまだたくさん立っていました。
分岐点を左へ入り、いよいよ坂道を登り始める場所に「若宮三社大権現」があり、「モロー様」とひよんどり・井伊谷の渭伊神社との関係が説明書きにあります。(画像は地図内に有)
2017/05/26
反対側の林の中に「役行者像」:画像クリックで説明書き
あまりの素晴らしさに思わず近づく:画像クリックでアップ画像
「役行者(えんのぎょうじゃ)像」には驚きと共にその存在感に圧倒されました。
なぜここに?という疑問と、石灰岩の上に鎮座していることで、後に行く「立須」が移動してきたような錯覚を覚えました。
その石像の姿は、鳳来寺山の「利修仙人」像に似ていると思いました。
2019/01/25
「役行者像」の奥には「六所神社」も祀られています。(GPSコース図内に画像有)
スタート直後から見所の連続でなかなか先に進めていませんが、靴の慣らし歩きには丁度良いペースです。
舗装路の坂道の途中から、山道に入ります。
ほどよい急坂・ほどよい荒れ具合の良いコースだった
ちょうど「滝沢展望台」の駐車場前に出ることができました。
ここによく来ていた当時はまだバイクに乗っていたときで、とても久しぶりで懐かしさを感じました。
展望の良い名所ですが霞んでました:画像クリックで上の岩場から
ちょっと藪っぽくなっている「反射板」まで登って「城山」方面の展望を見てから、今度は西へ、「立須」「三岳山」方面へ進みます。
すぐに左手に「秋葉神社」の鳥居がありました
親しみのある「秋葉神社」があった:画像クリックで神社画像
毎月秋葉山本宮へ登っていますが、より浜松に近い場所からも見守っていただいていることがわかりました。
初めて間近で見る風力発電風車:画像クリックで拡大
風車の並ぶ下の道を西へ歩く
狭い舗装路を歩いて「立須」入口に
石灰岩の岩峰によじ登る「立須」
浜名湖北方は石灰岩地帯なのだそうで、近くの「竜ヶ石山」にも「カレンフェルト」があり、「新・浜松の自然100選」になっています。
「立須」からの展望
雨水によって鋭利に削られた石灰岩は、手触りと足の感触からいって軽い感じで、崩れないか不安になってしまいます。
石と石の間の隙間が多く、デジカメを落としたら救出不可能なのでセルフ撮影は控えました。
展望も霞んで遠くが見えなかったですが、条件が良ければ富士山もきれいに見えるそうです。
見晴らしの良い不安定な岩場は落ち着かないので早々に退散、「三岳神社」へ向かいます。
この石段は良い味出してた:画像クリックで別画像
山行の安全祈願を「三岳神社」にて:画像クリックで説明書き
わお!ヘビの抜け殻!
神社左手から山頂・城跡へ:画像クリックで説明書き
登って行くと分岐点 左・山頂 右・二の城跡:画像クリックで説明書き
山頂に到着:画像クリックで説明書き
三角点に記念タッチ:画像クリックで「一の城跡」説明書き
このような開けた山頂は大きなアブが必ず飛び回っているし、白く霞んでしまって展望がないので長居はしませんでした。
帰路は「ニの城跡」から東へ踏み跡があったのでそこを下ってみました。
下りきると左右に分岐していて、最初は左に回ったのですが、明らかに方角が違うので戻って逆方向に進むと「三岳峠」から北に少し下った所に出ました。(地図参照)
立須入口を過ぎて2つ目の風車を過ぎた付近で、左手山斜面にカモシカがいて逃げていくのを見ました。
駐車場に戻るまで、一部の林道を除いてほぼ舗装路歩きで、新しい靴ということもありつま先に痛みがでましたが、徐々に馴染んでくると思います。
総距離は13.4km、所要時間は4時間23分、歩数計は20,979でした。
拠点とした「川名農村公園」:画像クリックで案内板
三岳山は、引佐運動公園から周回したり、三岳神社まで車で上がって拠点にする人が多いようですが、私はなるべく麓から、その地域特有のものを感じながら周回したいと思っていて、今回は見事にそれができたように感じてます。
思いがけない出会いがたくさんありました。
舗装路歩きが多いですが、山道も意外と急登で歩きがいも感じられ、新しい靴慣らしにも丁度良かったです。
最後は花々の画像です。
道端にたくさん咲いていました
この時期はやはりコレですね