枯山から鳶ノ巣山(左前方)へ向かう
GPSコース図(反時計周り)
自粛明けからそろそろ県境まで行動範囲を広げることにして、2019年の7月以来となる「鳶ノ巣山(とびのすやま)」に行ってきました。
そのときは「くんま水車の里」を拠点としましたが、今回は「渋川親水公園」として「枯山(かれやま)」を経由して周回するコース設定です。
ちょっと雲の多い朝 渋川をスタート
引佐町「大代」は天空の里だと思う
渋川から枯山に向かうのに「大代」を通るのですが、急な坂道を上り続けると画像のような素晴らしい展望が見られます。
見晴らしの良い天空の里を通過したあとは、林道「大平線」が枯山の入り口まで続きます。
林道大平線 ミツマタ?の群生地
枯山はギフチョウの生息地:画像クリックで説明書き
引佐町の指定天然記念物のギフチョウは、「新・浜松の自然100選」にもなっていて大変貴重な生物です。
ちょうど出没することの多い時期だったので、出会いを期待しましたが姿を見かけることはありませんでした。
枯山の入り口に他県ナンバーの車が2台来ていて、山頂付近で場所を確保しているマニア?2名がいました。
自分は歩きながら探して、見られたらラッキー程度の気持ちでした。
ぽっこりしたところが枯山山頂
見晴らしの良い山頂付近を通過
2019/12/08
左から城山・弓張山・浅間山の県境の稜線
北方の山なみ 雲の多い空
左が鳶ノ巣山 右が大日山
今回、大日山は周回に入っていません。
鳶ノ巣山を含む県境の稜線をメインにしたので、林道歩きで分岐点となる東海自然歩道に真っすぐ向かいました。
左下に見えるのが東海自然歩道 薄い踏み跡の急登に入る
県境の稜線に到着 道標が渋い 画像クリックで拡大
これぞ稜線というルート!
東海自然歩道から入った稜線歩きは、厳しい急登があったりアップダウンを繰り返し、本当の山奥の道という感じで最高のものでした。
小ピークや分岐点など、なるべく詳細に撮影してきたので、興味のある方はGPSコース図内(黄色星間)をご覧ください。
展望のない鳶ノ巣山山頂706m
山頂から西側のコースと東海自然歩道の県境地点までは以前往復しています。
地図をよく見ると県境と経路が少しズレているので、次回はこだわって歩いてみるのもいいかなと思いました。
静岡県民なのを意識して
林道向久保六田沢線も県境歩き
緩やかでいい感じの林道でした
今回の県境歩きはここまで
愛知県の県道505から静岡県の県道298に変わる県境で、少しだけ愛知県側に入って歩いてきました。
浜松市の「移動自粛のお願い」看板がまだ設置されていました。
ここから渋川まで意外と厳しい下りの舗装路歩きとなりました。
反対側の山 朝歩いた「大代」が見える
渋川親水公園に戻った
はじめと終わりの長い急坂の舗装路歩きが厳しい(足を傷めやすい)ですが、展望が効く解放感ある枯山と、対照的に奥地の山中を味わえる鳶ノ巣山はとても楽しかったです。
林道歩きも多いですが、車の通らない林道で山道に近いのが良かったです。
引佐町渋川の空
県境の稜線歩きの抜けている部分、城山・弓張山・浅間山歩きも今年中には完踏する予定です。
いろいろな周回コースを組み合わせて、時間をかけて楽しみながら歩きたいと思います。
※ 城山・弓張山・浅間山を2021年5月に歩きました
2021/05/15