宝物の風景~はままつの空と物見遊山

「宝物の風景」は浜松健康院のプライベートブログです。何気ないけど心に残った風景を撮影して記録しています。

宝物の風景回顧録・掛川市の山々・八高山・大尾山・粟ヶ岳・小笠山

コロナ禍で県またぎの移動の自粛が求められると、好きな山歩きを浜松市周辺の近場で済ませるようになりました。
それまで東方面は大井川付近の山まで気軽に行っていましたが、遠出自体を控えているので1年以上のご無沙汰になっています。
既に懐かしさを覚える今日この頃、掛川市起点の過去の山行を振り返ってみました。

■ 八高山

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八高山山頂からの富士山の眺めは格別

八高山(はっこうさん)は、島田市の大井川鉄道福用駅からのコースもありますが、掛川市の黒俣からのコースが好きです。
2017年7月には日当山(ひあたりやま)経由の時計周りの周回をし、2019年3月は「はまいば」経由で反時計周りをしています。
この間にハイキングコースの整備が進んだようで、ルートが明確になり、道標もしっかり立って、とても歩きやすくなったと感じました。
私の記録ではありますが、山行時間が大幅に短縮しました。



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山頂近くには「白光(はっこう)神社」がある

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「天狗の座敷(バランダ)」などのネーミングが最高

2020年3月には「赤目揃滝(あかめぞれたき)」からのルートで登りましたが、最初の急登では振り返るのが怖かったほどでした。


832mの山頂から見える富士山眺望が最高ですが、天狗の座敷(バランダ)、女天狗の峰小天狗の峰など、天狗の名がついた小ピークがあるので天狗好きの自分は嬉しくなります。
また、風倒峠でカザンタオなど、ハイカラな地名も魅力的だと思います。

■ 大尾山

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まだ健在だった鳥居スギ


2017年7月に一度だけ行ったことのある「大尾山(おびさん)」は、雨降りに行って雨がやんだと同時に歩きだしたことを覚えています。
雨の霧の中の山道を登り、顕光寺に着いたときに陽が射しこんで来て幻想的でした。
山頂の観音堂にあった「鳥居スギ」は、翌2018年の台風で倒れてしまったと聞いています。
とても残念ですが、健在のときに見ることができて良かったです。
大尾山と八高山を合わせて周回することを計画しているので、実現できる日が楽しみです。

■ 粟ヶ岳

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山頂展望台からの富士山眺望

掛川市はお茶が美味しいことで知られていますが、掛川のお茶の山といえるのが「粟ヶ岳(あわがたけ)」です。
山頂には「阿波々(あわわ)神社」があり、磐座(いわくら)や無間(むげん)の井戸、地獄穴等、遠州七不思議の一つを体感できる場所になっています。
また、「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス」からは、富士山や南アルプス、見渡す限りのお茶畑、水平線まで、開放的な展望を楽しめます。

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お茶の山を実感できる絶景

東側の「東山いっぷく処」から登るコースがよく知られていますが、西側の倉真(くらみ)温泉「松葉の滝」からの急登のコースがお気に入りです。
難しい「長源寺ルート」にもまた挑戦したいです。
倉真温泉には「百観音散策コース」があったり、老舗の温泉宿、風情ある里山と清流の風景があります。





■ 小笠山

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低山でもスリリングな小笠山

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大きな岩の割れ目を歩く「六枚屏風」


袋井市との境にある稜線の登山道へ、掛川市営富士見台霊園から入りましたが、低山と思わせない激しい道のりが小笠山の特徴です。
特に板沢地区からの各コースは気を緩めていると危険を感じて、上記事の周回をしたときは冷や汗の連続でした。
途中にある「六枚屏風(ろくまいびょうぶ)」は、迫力ある自然の造形美が見られます。
まだ小笠池の方を歩いてなくて、怖いトンネルがあるらしいですが周ってみたいです。



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