湖西市の本興寺へ
4月に入るのに合わせるように一気に春日和となりました。既に開花していたものの、長雨と寒さで足踏み状態だった桜もようやく花数を増やし始めました。
3月の終わりの週末にさくら祭りが行われた翌日に、湖西市の本興寺へ初めて行ってきました。
境内地図 クリックで拡大
山門をくぐるときれいで歩きやすい参道が伸びる
桜が春風に揺れていた
公園内は良い感じで咲いていた
大書院前にシモクレン
客殿前のヤマザクラ
花といっしょに葉が出る
ツツジ
調べ中
忠霊塔
開山杉の向こうに見える本堂
大きな鐘楼
放生池と三十番神堂
本堂 クリックで説明書き
室町時代に建てられた茅葺(かやぶき)屋根の本堂は国の重要文化財に指定されています。この本堂の茅葺屋根を見て、似ているなと思い出したのが島田市の千葉山にある智満寺です。共に美しい建物だと思います。
2018/06/15
2018/06/16
共に千仏堂
千仏堂の横には墓地があり、その一番奥には「西郡局供養塔」があります。西郡局(にしのごおりのつぼね)は、NHK大河「どうする家康」では「お葉」として登場し、北香那(きたかな)さんが演じました。徳川家康の最初の側室だったそうです。本興寺十世の日梅(にちばい)が西郡の舎弟に当たったため遺品を納めて建立したということです。
客殿 中に入って見学できた
中門
本堂側から見た参道
上画像の左下に見える門から寺務所に入り、入場料を払うと大書院・奥書院・客殿の中を見学できます。遠州流庭園は日本の美を感じて、ゆったりと時が流れるようでした。天狗好きの自分は、第十六世住職の日隠上人が天狗と碁の手合わせをして、勝てない天狗が起こって基盤を引っ搔いたという「天狗の基盤」が興味深かったです。他に歴代徳川将軍の御霊屋があったり、北原白秋が句をしたためた部屋を見ることができました。※撮影禁止場所もあり画像は略
公園は散策に適していてくつろげる空間
参道が心地よい本興寺でした
桜満開時にまた訪れたい