11月17日に、遠州地方の紅葉の名所を巡ってきました。
「紅葉狩り」のような自然を相手にすることは、そのタイミングがとても難しいと常々思います。
「今が見頃」という情報を得ても、1週間後には天候や気温によって激変してしまっていることもあります。
情報に振り回されるよりも、自分の予定に合ったタイミングで出かけ、その時の景観・風景をそのまま受け入れる、大きな心が大事だと思います。
その時、その一瞬が、あなたとの大事な縁であり、意味のあるものだと思います。
小国神社の紅葉スポット
小国神社の紅葉スポットもまだまだこれからだと思います。
宮川沿いに上流に伸びている散策道を歩けば、自然に癒されること間違いありません。
平坦なので、どなたでも無理なく歩くことができます。
春の新緑が美しい時期に、当ブログで記事にしていますので参照してください。
小国神社へのアクセス
遠州地方のどこからでもアクセスしやすい場所も魅力です。
シーズン中は渋滞があるかもしれませんが、道中に危険なところや走りにくい箇所などはありません。
小国神社の門前に11月1日に新たにオープンした、
「ことまち横丁2丁目・夢小径(ゆめこみち)」に寄るのも楽しみの一つです。
「ことまち」とは、願いを待つ、願い事のまま叶うという意味です。
鳥居を入って参道左手には
「事待(ことまち)池」があり、それが名前の由来になっています。
「ことまち池」の紅葉もこれから
遠州地方のもう一つの
「一宮」である掛川の
「事任(ことのまま)八幡宮」とも関係があります。
当日、
「秋葉山本宮秋葉神社」から
「天竜スーパー林道」で北上し、
「山住神社」から
「明神峡」を通って「小国神社」に至ったのですが、どこも紅葉の名所だけに楽しむことはできます。
ただし、ただしです。
その道中は、細い山道が続き、車の運転にはとても神経を使います。
運転手の方は、脇見運転は危険ですから、紅葉を楽しむとまではいかないかもしれません。
明神峡
秋葉神社上社は階段を上がる
そういった道路状況の中、車を停めてゆっくり散策などもはっきりいってできません。
徐行で通過しながら紅葉を眺めるのが精一杯です。
それよりは、気軽に行くことができ、大きな駐車場も完備され、ゆっくりと参拝と散策までできる
「小国神社」が一番良いという結論に至りました。
しかも、
見頃はまだこれからです。
混雑は避けられないかもしれませんが、どうぞ、ゆったりとした気持ちで紅葉をお楽しみください。
余談・・・
「白倉峡」も紅葉の名所として有名で、迫力ある渓谷沿いの遊歩道を歩きながら楽しめる絶好のスポットです。
しかしながら、10月末に台風が続いた影響か、秋葉ダムからの道路が工事中(しばらくの間と表示)で、山奥の狭い道を迂回しないと行くことができませんでした。
車の運転に慣れてない方、自信のない方には大変だと思います。
白倉峡(11月1日)
私自身、いつもタイミングを外している感じなのですが、自然の中で過ごす(歩く)こと自体が好きなので気になったことはありません。
風景でも、雲の状態でせっかくの絶景が見られないことなど日常茶飯事です。
どんな状況でも、その時の景色はその時だけのものであり、それに価値があります。
自分の受け取り方次第で、価値はいくらでも高くなります。
その時の景色を宝物にしてきてください。