「遠江森町の舞楽」が行われる神社の一つ
「天宮(あめのみや)神社」は、以前一度紹介したのですが、今回はGPSも使用したので、境内の配置や「奥宮」までの道順などわかりやすいと思うのでご参考ください。
御神木の竹柏(なぎ)の木を見る
GPSコース図:右上クリックで拡大
前記事の「かわせみ湖・菰張山」を歩いた帰りに立ち寄りました。
平日ということもあるのか、神社内はおろか周辺にも人の姿は全くありません。
小国神社は平日でも大勢の参拝客がいるのと比べると寂しいかぎりです。
「一の鳥居」から入り階段を登っていきます
「二の鳥居」と共にそびえ立つ杉の木の見事なこと
「三の鳥居」は変わった形をしています
天宮神社の階段は一段一段が低く勾配も緩やかなので登りやすいものです。
階段マニアの私としては少し物足りないものです。
三つの鳥居を過ぎると、左手に
「舞殿」正面に
「拝殿」があり、右手に進むと御神木の
「竹柏(なぎ)の木」があります。
小国神社・山名神社と共通の舞楽の舞台
拝殿に向かう:画像クリックで案内板
御神木の竹柏(なぎ)の木は、上から順に並べてみます。
神社やお寺の御神木はたくさん見てきましたが、竹柏(なぎ)の木というのが珍しいですし、その形が特徴的だと思います。
幹が空洞でも根は生き生きと根付いていて、葉は丈夫でちぎれないことから、健康・長寿や良縁・縁結びの木とされています。
境内には四季折々に花が楽しめるのですが、今はやはり紫陽花です。
あじさいの花は土壌の酸性度によって花の色が変わるといいますが、ここのあじさいは青色が多かったです。
画像クリックでアップ画像
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境内右手からどんどん奥に入って山に入っていくと
「くちなし池」があり、左手の小高いピークに登っていくと
「奥宮」があります。
前日の雨で池の水は茶色く濁っていますが、前回は大雨の中のもっとひどい状況でした。
池の奥には
「池畔社」が祀られています。
「奥宮」の画像は下の記事でご覧下さい。
くちなし池:画像クリックで由来説明書き
右に見えるのが「池畔社」
半夏生もありました
「この先行き止まり」の立札がありますが、道があると行きたくなるのがハイカーのサガです。
1番高いピークの地まで行ってみましたが、何もありませんでした。(地図参照)
三の鳥居から二の鳥居を見下ろす
帰りは同じ階段の道を戻ってもよいですが、右手に入って駐車場を回っても「一の鳥居」の所に行けます。
駐車場には
「森の石松ゆかりの地」と書かれた石碑があります。
参道全体がきれい 二の鳥居の杉がやはり見事
手軽に奥宮まで行ける神社は、掛川市の
「事任(ことのまま)八幡宮」がありますが、奥宮までの道はこちらが全然楽です。
静かでとても良い感じの神社で、気持ちよく歩けるのでおすすめです。
総距離2.2㎞を1時間弱で、3.247歩で歩いてきました。