掛川の
倉真(くらみ)は温泉で有名ですが、日本のふるさとを感じさせる風景が残っていて、とても好きな場所です。
その倉真から、お茶の山で有名な「
粟ヶ岳(あわがたけ)」へのハイキングコースがあり、久しぶりに歩いてきました。
掛川倉真の「松葉の滝」
GPSコース図:右上クリックで拡大
上記事の2018年11月に歩いた際、復路(下り)で歩いた
「長源寺ルート」で道を失ってしまったのですが、コメントで通過できた情報をいただき、再度登りで挑戦して突破に成功してきました。
地図上緑色星の主要分岐点の「
榎辻(えのきつじ)」からは時計回りでの周回で、一度下ってから「松葉の滝ルート」で粟ヶ岳を登りました。
(※長源寺ルートの詳細については別記とりあげさせてもらいます)
総距離は11.2㎞、所要時間は4時間10分、累積登り・下りは1,400m・1,418m、歩数計は18,571でした。
「榎辻」
おひさまが顔を出した
「榎辻(えのきつじ)」は、三方面に向かう分岐点(辻)であり、古来より目印となる大きなエノキがあるのでそう呼ばれています。
昭和50年代の農道工事で伐採されましたが、切り株から芽吹いた幹が大きくなって成長したものだそうです。
近くに「松葉城」があり、戦国時代は戦場になった場所です。(現地説明書きより抜粋)
石仏も見守る榎辻
「馬平ルート」の舗装路を下っていくと「松葉城址ルート」への道標があり、予定変更してそちらに進みました。
松葉城址は前回も立ち寄っているので、すぐ着くだろうと思ったらアップダウンが激しくて恐れ入りました。
楽しいコースがまた新設されて、地域での取り組みと整備の素晴らしさには感服しかありません。
新しい「松葉城址コース」も歩き甲斐があって楽しかった
「松葉の滝」は水量が少なかった
わざわざ一度下山して「松葉の滝」を回ったのは、ここから粟ヶ岳山頂への登山コースの急登が大好きだからです。
沢から尾根へ上がる道が以前はわかりにくかったですが、明瞭になってるばかりか、しっかり踏み固められていました。
整備もさることながら、新しいコースを多くの人が歩いているからでしょう。
実際に二人の下山者とすれ違いました。
粟ヶ岳山頂(532m)
新設された展望テラス
富士山が見える!
この展望テラスは正式名が
「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス」というようです。
前回来たときはまだ工事中でした。
柵が透明なので展望が抜群、解放感が半端なく、富士山も見えて最高の見晴らしが楽しめました。
水平線の輝き!
栄西禅師像の向こうに富士山、そして青い空が広がる
富士山 最高~
大井川の流れと島田市街地
南アルプス方面
山頂には多くの電波塔が立つ
面白いデザインの建物 中は休憩室
すれ違う人から「今日は寒いですね」と決まって声をかけられるほど、冷たい風が吹く寒い日でしたが、とっても気分良く歩くことができました。
自然にやさしい取り組みが嬉しい!