冬は寒いけれど山歩するには一番良い季節、行けるときに行っておかないと勿体ないということで、前回から三日後の間隔でしたが
竜ヶ石山を歩いてきました。
竜ヶ岩洞のある山で知られる竜ヶ石山は、今までは時間があまりなくてチョイ歩きになったり、曇天のときが多かったりだったので、天気の良さそうな日にたっぷりと歩き回ろうと
尾根ルートを縦走往復することにしました。
竜ヶ石山山頂から「はままつの空」
GPSコース図
近場で冬だからこそ歩きたいルートと考えたとき、直前まで三岳山とどちらにするか悩んでいましたが、三岳山はコース設定が難しいことと、まだ竜ヶ石山の山行回数が少ないことで決断しました。
起点も東西どちらにするかも考えましたが、しっかりした駐車場のある奥山側とし、折り返し目的地を伊平の
「滝清水観音堂」としました。
このコース設定は見事に正解で、素晴らしい山行となりました。
富幕山 麓には奥山方広寺の塔が見える
画像でわかるように、北の空には黒い雲が迫ってきて、雨が降るかもと思っていたら雪が舞って寒い山行になりました。
肉眼では結構な雪の舞いでしたが画像には写りませんでした。
尾沢登山口は整備され直したようで以前と少し変わっていました。(詳細はGPSコース図)
いきなり急登です。
前回奥山から尾根ルートを歩いたのは2020年の6月で、随分時間が経っているのですが鮮明に記憶に残っていて驚きました。
時期(季節)が悪かったし、ミスコースしたり苦労したからだと思いますが、今回は「いいね」を連発しながら気分良く歩けました。
踏み跡の薄さが丁度良いし、いい感じの倒木がたくさん出現し続けるのです。
尾根ルートに萌える
北方の城山が雪で見えなくなる
伊平東峠から山頂までの急登を楽しむ
山頂付近の「竜の爪石」
山頂三角点(359.1m)
解放感抜群の山頂
山頂に着いたとき舞っていた雪も止まりましたが、冷たい風が吹いて目まぐるしく空模様は変わっていました。
今までのことを思えば十分な見晴らしで、「はままつの空」を楽しめました。
普通は山頂に到達したら、元の道に戻って下山しますが、尾根ルートは反対側に続いているわけで、全制覇するためには
伊平・滝清水方面へ一旦下山し、再びこの山頂に戻ってきます。
ルートをより深く知るためには往復しなければ意味がない!が自分のモットーです。
往路と復路では違う風景が待っています。
後編へ続く