浜松引佐の立須の峰・三岳山・兎荷山を周回!秋のボッチ低山巡り
一週間前の竜ヶ石山の山行が短時間ながらも良い天気に恵まれ、山頂からの見晴らしも、薄い踏み跡の道のりもとても満足したので、今週はもっと長時間たっぷり楽しみたい思いで近場の
三岳山(みたけやま)を周回することにしました。
GPSコース図(反時計周り)
この周回コースは昨年の3月以来で3回目になります。過去2回は探索しながらだったのでミスコースをしたりしてきれいに回れていませんでした。3度目の今回は探索しない分ゆっくりペースで味わったためか時間がかかりました。
引佐総合運動公園が起点
朝陽射しこむ道で登山口へ
浜松の街を見下ろす
早朝寒くなったので今季初ニット帽・ブルゾン・手袋を使用してスタートしましたが、登山口までの長距離の舗装路歩きで十分体が温まり、本格的に山に入る前に脱ぎました。
アップダウンを繰り返して304mの三角点に
石灰岩群の
「立須」へ至る尾根道は相変わらず極薄の踏み跡でしたが、赤リボンがルートを示しているし、急登具合も自分好みです。森の中で石灰岩群が見えてくると、別世界に迷い込んだような錯覚を感じました。
画像でも少し見えますが、木のツルが足にからまって転倒転落の危ない場面もありました。どこをどう通っていくかはセンスが問われます。最初はおもしろがっていたのですが、だんだん慎重に乗り越えて行くのに疲れてきました。高い所に登るにつれ、セルフ撮影で万一カメラが落ちたら拾えなくなる恐怖が出て来て撮影機会が減りました。高度感だけでなく足場も危ういので落ち着かず苦手です。
「立須の峰」の表示があった
浜名湖方面の見晴らし
アクトタワー方面の見晴らし
東方面の見晴らし
画像でもわかるとおり、晴れていると思っていたらいつのまにか曇りだしてしまいました。天気の回復を願いながら三岳山へ向かいました。三岳山は今年の2月以来でした。
三岳山の東尾根を登る
二等三角点「三岳村」466.8m 三岳城跡でもある
秋の空は変わりやすい
兎荷山へ向かう
兎荷山(とつかやま)410m
兎荷山を下る途中でアンテナ施設の撤去工事を行っていて、作業をしている人に驚かれてしまいました。まさか人が歩いて通るとは思わなかったようです。こちらはこちらでこんな山奥まで重機を上げたことが驚きなのですが。登山口に向かう途中で小学生と朝の挨拶をして以来、午後1時ごろにようやく人と会って話をしました。
山の中腹からの眺めも良い
麓へ下る林道が草だらけ
そりゃこうなるわな
この日は何度が上画像のような目にあいましたが、おかげで?早く取り払うコツを掴むことができました。寒くなってきたものの、山の中はまだ草たちが元気で伸び放題です。
ツバキの花が咲いていた 早い!
小さな柿がたくさん
野花も多い
ミカン畑の中を下る
ミカン畑で作業している方に呼び止められ、なんとミカンを2個いただきました。日当たりが良く水はけのよい山の斜面で育ったミカンはとても美味しかったです。また、先日のエアフェスタ2022の日は飛行機がよく見えて、実は穴場なのだと教えてもらいました。
美しい山を振り返る
寒くなってきて山歩(さんぽ)シーズンになってきましたが、天気の不安定さ、草がまだ伸び放題、蜘蛛の巣も健在、なところがもうちょっと時間が必要だなと思いました。これから秋が深まり紅葉シーズンになるのが楽しみです。
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