奥三河の鳳来寺山・宇連山・愛知県民の森を周回するコースは以前から歩いてみたいと思い、コースを分割する形で一通り歩いて経験し、いよいよ今年と思っていたところにコロナ禍となり、県またぎの移動の自粛などもあり後回しになっていました。
夕方暗くなるのがどんどん早くなっているので、長距離・長時間の周回コースを歩き切るためには、今の時期を逃していられませんでした。

登山サイトの記録などを参考にコース設定を行いますが、どこをスタート地点にするか、どっち周りで周回するかなど、細かい点でそれぞれ異なります。
私が考えたのは、長距離・長時間歩き切った後はすぐに車に辿りつきたいので、スタート・ゴール地点となる駐車場は「愛知県民の森」にしました。
ネックなのは、駐車場ゲートが朝7時にならないと開かず、夜8時には閉まってしまうことです。
私は6時50分に係の人がゲートを開けてくれてから入り、7時ちょうどにスタートしました。

もっと早い時間にスタートするなら、「三河槇原駅」に車を停めるのも一案ですが、長時間駐車が可能なのか確認していません。
湯谷温泉にある駐車場を利用する方が多いですが、「愛知県民の森」に下山してからの移動が大変です。
湯谷温泉駅まで一駅ですが、電車に乗車して戻る人もいます。


線路横の細い道は「軽自動車しか通れません」と立て札がある程で、「望月街道」という通りです。
掘削工事に時間のかかった「槇原トンネル」をまず抜けるのですが、このトンネルも迫力ある雰囲気で気分が上がりました。
(画像等はコース図内にあります)

所要時間が9時間以上かかることはわかっていましたし、暗くなる前に下山したいので、いつもよりも時間を気にしながら歩くことになりました。
特に最初のうちに貯金して、時間にゆとりを作りたい思いが出てしまい、頑張り過ぎてしまったかもしれません。


山頂まで、鷹打場・天狗岩経由のコースもありますが、時間短縮のため距離が短く急勾配の「奥ノ院」経由で登りました。
鳳来寺山は紅葉まつりの時期でもあり、多くの人が登っていてワンちゃんも頑張っていました。
ただ人に会うのはここからなくなり、独り占めの山行になりました。




今回、周回コースを時計回りにしたのは、「玖老勢峠」から「棚山高原」への厳しい急登にこだわったからです。
「宇連山」からの復路で下ったときに、ここを登るのは大変だろうと思っていました。
その予想は当たって、本当に厳しい登りとなりました。
トレッキングポールを使ったものの、右足ふくらはぎが攣り、ペースダウンを余儀なくされました。

鳳来寺山から続く「東海自然歩道」を歩いて来て、このまま「棚山高原」を抜けて「宇連山」に行くルートもあり、その方が距離は長くなりますが道のりは楽になります。
しかし、あえて一度歩いたことがあり、アップダウンで厳しいルートとわかっている「棚山尾根道」のルートに進みました。
画像のように笹薮をかきわける雰囲気満点のコースで、縦走している感じがとても好きなのです。
また、案内地図には宇連山まで約1時間半とあり、傷めた足でも2時間あれば行ける(ここで正午、午後2時に到着予定)と踏んだからです。
冒頭の写真は、そのルート途中にある展望場所からのものです。
棚山山頂からの下りで、ぬかるみにスリップして尻もちをつくハプニングはありました。


午後2時に宇連山山頂に到着、あとは「愛知県民の森」を通って下山するだけですが、実はまだまだ大変です。
まっすぐ滝尾根で下山して敷地内の林道を通るのが一番早く楽ですが、行けるところまで行きたいと思い「西尾根」に入ります。
一人の男性とすれ違いましたが、下山の私が息を乱し、登ってる人が涼しい顔をしていて可笑しかったです。

「南尾根」と「国体尾根」の分岐点に着いたのが午後3時10分。
3時までに着かなかったら国体尾根で下山も考えていましたが、10分の誤差だったのでそのまま「南尾根」に挑みました。
「南尾根」はアップダウンが激しく、体力消耗しきった体・足にはとても厳しいコースです。




先を急ぎながらも、足場の悪い岩稜の南尾根なので慎重に疲れた足を運び、何とか明るいうちに駐車場に戻ることができました。
雄叫びをあげたい気分でしたが、そこは一人静かに平常心でゴールです。
丸一日、10時間弱に及ぶ山行でしたが、あっという間に歩き切った感覚です。
とても気持ちの良い大自然、空気の中、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
今度は逆回りをやりますよ!
※ 12月のはじめに逆周りをしました
空の画像をメインに集めた記事もあるのでご覧ください。
夕方暗くなるのがどんどん早くなっているので、長距離・長時間の周回コースを歩き切るためには、今の時期を逃していられませんでした。
大自然の展望に感動
GPSコース図(時計周り)
登山サイトの記録などを参考にコース設定を行いますが、どこをスタート地点にするか、どっち周りで周回するかなど、細かい点でそれぞれ異なります。
私が考えたのは、長距離・長時間歩き切った後はすぐに車に辿りつきたいので、スタート・ゴール地点となる駐車場は「愛知県民の森」にしました。
ネックなのは、駐車場ゲートが朝7時にならないと開かず、夜8時には閉まってしまうことです。
私は6時50分に係の人がゲートを開けてくれてから入り、7時ちょうどにスタートしました。
利用するときは注意したい
もっと早い時間にスタートするなら、「三河槇原駅」に車を停めるのも一案ですが、長時間駐車が可能なのか確認していません。
湯谷温泉にある駐車場を利用する方が多いですが、「愛知県民の森」に下山してからの移動が大変です。
湯谷温泉駅まで一駅ですが、電車に乗車して戻る人もいます。
「槇原トンネル」を抜けてこの風景
「槇原踏切」を渡る 線路のある風景は好きです
線路横の細い道は「軽自動車しか通れません」と立て札がある程で、「望月街道」という通りです。
掘削工事に時間のかかった「槇原トンネル」をまず抜けるのですが、このトンネルも迫力ある雰囲気で気分が上がりました。
(画像等はコース図内にあります)
「湯谷峠」で一息
所要時間が9時間以上かかることはわかっていましたし、暗くなる前に下山したいので、いつもよりも時間を気にしながら歩くことになりました。
特に最初のうちに貯金して、時間にゆとりを作りたい思いが出てしまい、頑張り過ぎてしまったかもしれません。
鳳来寺上空 素敵な空 あの岩の上に出ます
「奥ノ院」上の岩から豊川方面の展望
山頂まで、鷹打場・天狗岩経由のコースもありますが、時間短縮のため距離が短く急勾配の「奥ノ院」経由で登りました。
鳳来寺山は紅葉まつりの時期でもあり、多くの人が登っていてワンちゃんも頑張っていました。
ただ人に会うのはここからなくなり、独り占めの山行になりました。
2019/02/08
きれいな紅葉に癒されました
山頂を越えると岩稜や階段などが待っている
見渡す限り山 山奥を歩いている実感
今回、周回コースを時計回りにしたのは、「玖老勢峠」から「棚山高原」への厳しい急登にこだわったからです。
「宇連山」からの復路で下ったときに、ここを登るのは大変だろうと思っていました。
その予想は当たって、本当に厳しい登りとなりました。
トレッキングポールを使ったものの、右足ふくらはぎが攣り、ペースダウンを余儀なくされました。
棚山尾根道を意を決して進む
鳳来寺山から続く「東海自然歩道」を歩いて来て、このまま「棚山高原」を抜けて「宇連山」に行くルートもあり、その方が距離は長くなりますが道のりは楽になります。
しかし、あえて一度歩いたことがあり、アップダウンで厳しいルートとわかっている「棚山尾根道」のルートに進みました。
画像のように笹薮をかきわける雰囲気満点のコースで、縦走している感じがとても好きなのです。
また、案内地図には宇連山まで約1時間半とあり、傷めた足でも2時間あれば行ける(ここで正午、午後2時に到着予定)と踏んだからです。
冒頭の写真は、そのルート途中にある展望場所からのものです。
棚山山頂からの下りで、ぬかるみにスリップして尻もちをつくハプニングはありました。
7時間かかって宇連山山頂!
宇連山山頂から三ツ瀬明神山展望:画像クリックで拡大
午後2時に宇連山山頂に到着、あとは「愛知県民の森」を通って下山するだけですが、実はまだまだ大変です。
まっすぐ滝尾根で下山して敷地内の林道を通るのが一番早く楽ですが、行けるところまで行きたいと思い「西尾根」に入ります。
一人の男性とすれ違いましたが、下山の私が息を乱し、登ってる人が涼しい顔をしていて可笑しかったです。
日暮れに間に合うか!?時間を意識しながら歩く
「南尾根」と「国体尾根」の分岐点に着いたのが午後3時10分。
3時までに着かなかったら国体尾根で下山も考えていましたが、10分の誤差だったのでそのまま「南尾根」に挑みました。
「南尾根」はアップダウンが激しく、体力消耗しきった体・足にはとても厳しいコースです。
2019/10/12
ダイヤモンド鳳来寺山!南尾根からの展望
南尾根展望台から三ツ瀬明神山展望
夕焼けに照らされながら下山
先を急ぎながらも、足場の悪い岩稜の南尾根なので慎重に疲れた足を運び、何とか明るいうちに駐車場に戻ることができました。
雄叫びをあげたい気分でしたが、そこは一人静かに平常心でゴールです。
丸一日、10時間弱に及ぶ山行でしたが、あっという間に歩き切った感覚です。
とても気持ちの良い大自然、空気の中、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
今度は逆回りをやりますよ!
※ 12月のはじめに逆周りをしました
2020/12/05
空の画像をメインに集めた記事もあるのでご覧ください。
2020/11/06