新型コロナ情勢が厳しい中、好きな山歩きも浜松市周辺の限られた範囲内に自粛していますが、思いがけない新たな出会い・発見があって心は満たされています。

2018年8月に、奥山を起点に富幕山から尉ヶ峰を周回しましたが、そのコースを逆周りすることにしました。
全く同じというわけではなく、そのときに気になった場所や日頃から探索が必要だと思う場所を付け加えたので、その時よりも距離や時間は大幅に伸びました。
起点は前回同様に奥山無料駐車場で、富幕川に沿って「風越峠」に向かう道を進みます。
引佐町富幕の朝の田園風景を歩いているだけで心躍るものがありました。

風越峠への道から外れて尉ヶ峰山頂北側へ向かうルートに入ります。
前回下ったときに見つけたルートで林道歩きとなりますが、途中で鳥居から入る滝があるようでずっと気になっていました。



現地では滝の表記や案内はありません。
前回GPSの編集をしていてはじめて滝の存在を知ったぐらいです。
グーグルマップでは「富幕不動滝」と表示されています。


鳥居から入る道は、草が鬱蒼としていて少しためらってしまう程ですが、歩くのに支障はありません。
しばらく進むと小さな滝があり、その上部で川を渡って反対側に行き、更に山道を登っていきます。
この山道が何とも良い雰囲気があり、わくわく感が止まりませんでした。




正直、最初の滝を見て「まあ、こんなものかな」と思ったのですが、更に上に登っていけるようだし、建物も見えて何か祀られていそうだったので期待が膨らんできました。
進んで行くとトップ画像のように、建物の右手には赤い橋が見えてきました。



細い階段を上ると立派な建物があり、そこに「大日大聖不動明王」が祀られているようでした。
入口は鳥居でしたが、不動明王が祀られているので寺院と思われ、神仏習合の形のようです。





真っ直ぐ落ちる滝があるので、ここで滝行の修行を行うようになっていますね。
神聖な空気感のあるこの場所なので納得です。
不動明王と滝というと、秋葉山奥の院や愛知県の本宮山で見たことがあります。
やはり秘境といえる場所で、空気が引き締まった感じをよく覚えています。


上画像の出口は、前回明瞭な踏み跡があるのが気になった場所で、下ったさきに鳥居があったので、絶対ここに何かあると思っていたのでした。
隠れた名所と言ってよい、宝物の風景に出会えることができました。
このあと、尉ヶ峰から風越峠を経て富幕山までの周回は後日記事にします。
※ 下記記事です
まさに秘境と呼べる場所
2018年8月に、奥山を起点に富幕山から尉ヶ峰を周回しましたが、そのコースを逆周りすることにしました。
全く同じというわけではなく、そのときに気になった場所や日頃から探索が必要だと思う場所を付け加えたので、その時よりも距離や時間は大幅に伸びました。
2018/08/15
GPSコース図・富幕不動滝は黄色ポイント
起点は前回同様に奥山無料駐車場で、富幕川に沿って「風越峠」に向かう道を進みます。
引佐町富幕の朝の田園風景を歩いているだけで心躍るものがありました。
天気にも恵まれました
風越峠への道から外れて尉ヶ峰山頂北側へ向かうルートに入ります。
前回下ったときに見つけたルートで林道歩きとなりますが、途中で鳥居から入る滝があるようでずっと気になっていました。
山上にある鉄塔の右が目指す尉ヶ峰山頂
朝陽も神々しい
急坂の途中にある鳥居を入る
現地では滝の表記や案内はありません。
前回GPSの編集をしていてはじめて滝の存在を知ったぐらいです。
グーグルマップでは「富幕不動滝」と表示されています。
鳥居には「大日大聖不動明王」
鳥居の反対側には関連の建物らしきもの
鳥居から入る道は、草が鬱蒼としていて少しためらってしまう程ですが、歩くのに支障はありません。
しばらく進むと小さな滝があり、その上部で川を渡って反対側に行き、更に山道を登っていきます。
この山道が何とも良い雰囲気があり、わくわく感が止まりませんでした。
滝を見下ろす
滝の上部 川を渡り反対側の山道へ
灯籠もありました
上方に建物があり、そこまで行けるよう
正直、最初の滝を見て「まあ、こんなものかな」と思ったのですが、更に上に登っていけるようだし、建物も見えて何か祀られていそうだったので期待が膨らんできました。
進んで行くとトップ画像のように、建物の右手には赤い橋が見えてきました。
ちょっとスリリングな岩場もありました
沢滝を横目に進みます
下から見えた建物
細い階段を上ると立派な建物があり、そこに「大日大聖不動明王」が祀られているようでした。
入口は鳥居でしたが、不動明王が祀られているので寺院と思われ、神仏習合の形のようです。
階段上部に祀られていた
橋を渡って登ると林道に出られる
橋の上から見る最上段の滝
滝つぼ
真っ直ぐ落ちる滝があるので、ここで滝行の修行を行うようになっていますね。
神聖な空気感のあるこの場所なので納得です。
不動明王と滝というと、秋葉山奥の院や愛知県の本宮山で見たことがあります。
やはり秘境といえる場所で、空気が引き締まった感じをよく覚えています。
2019/04/27
上から見た滝と橋
ここに出てきます
上画像の出口は、前回明瞭な踏み跡があるのが気になった場所で、下ったさきに鳥居があったので、絶対ここに何かあると思っていたのでした。
隠れた名所と言ってよい、宝物の風景に出会えることができました。
このあと、尉ヶ峰から風越峠を経て富幕山までの周回は
※ 下記記事です
2021/06/05