竜ヶ石山の尾根ルートを縦走往復する山行の後編です。
奥山・尾沢(西)から登ってきて、山頂から反対側(東)の伊平・滝清水へ下山します。

伊平・滝清水からの尾根ルートは昨年1月に歩いていて、大量の落ち葉が踏み跡を隠してしまって難しいのですが、それが自分好みで気に入りました。
山頂との区間距離は短いので、縦走往復で追加するには丁度良いと前から思っていました。
山頂から伊平北峠までは急斜面の下りで注意が必要です。
峠では「竜神池」への下り口の案内札が立てられていますが、以前見たときは池という感じがなかったので今回は寄っていません。







滝清水へ下山すると再び雪がたくさん舞い落ちてきました。
登山口の近くに「滝清水観音堂」があるので、初めて行ってみることにして、そこで折り返します。
滝清水から三岳山へ登ったときにもこの近辺は歩いていましたが、後で地図を見返して存在を知りました。






前を走る国道257号線は車で頻繁に通行していますが、チラリと見えるだけなのでこのような険しい岩肌が露出している所があるのは全く知りませんでした。
観音堂の中の千手観世音菩薩は石像で、千手の代わりに十手に略してあり、一本の手で百のお仕事をなさる有難い観音さまだと説明に書かれていました。
大きくてズシリと重量感のある千手観音は見事なものでした。

「役(えん)の行者」というと、引佐町川名の「川名農村公園」近くで石灰岩に囲まれているのを見たことがあります。
鳳来寺山には多く見られますが、こんな身近な場所にも存在しているのかと驚き、ワクワクしながら急斜面を登ることにしました。


今回の山行の折り返し場所として最高にふさわしくて感謝感激でした。
日々の生活で厳しい情勢が続く中、負けない気持ち、力強さを与えられたように思います。

折り返して復路のスタートですが、往路が気持ち良かったのでまた歩けることで楽しみしかありませんでした。
竜ヶ石山は359.1mと低山ですが、麓から尾根道に入れて距離的にも丁度良いので最高でした。
復路では伊平北峠から厳しい急登となり、2度目の山頂到達です。






山頂から奥山・尾沢までの復路で、当初は「白橿(しらかし)の棚田」に寄る予定でしたが、大好きな尾根ルートから外れるのが嫌で今回はやめました。
山行に出るときは、歩いたことがないルートを組み入れたり、やったことがない行程になるように計画します。
そうすることで、新たな風景との出会いが生まれ、より深く心に残る山行になります。
やったことがなかった尾根縦走往復、初めて見た滝清水観音堂は、最高の宝物の風景となりました。

実は左足親指付け根を怪我していて、トレッキングポールにも助けられながらの山行でしたが、ペースを落とすことなく歩ききれてしまいました。
帰宅後は腫れが大きくなっていたので冷やすはめになりましたが、来週も問題なく歩ける状態です。

奥山・尾沢まで戻ると、今度は富幕山山頂が雲に覆われて見えなくなっていました。
激動的に変わり続けた空模様でしたが、これも山行を盛り上げてくれたように思います。
奥山・尾沢(西)から登ってきて、山頂から反対側(東)の伊平・滝清水へ下山します。
一度目の竜ヶ石山山頂
GPSコース図
伊平・滝清水からの尾根ルートは昨年1月に歩いていて、大量の落ち葉が踏み跡を隠してしまって難しいのですが、それが自分好みで気に入りました。
山頂との区間距離は短いので、縦走往復で追加するには丁度良いと前から思っていました。
2021/01/10
山頂から伊平北峠までは急斜面の下りで注意が必要です。
峠では「竜神池」への下り口の案内札が立てられていますが、以前見たときは池という感じがなかったので今回は寄っていません。
倒木や落ち葉がいい感じのルート
開けた場所でアクトタワーが見えた
伊平滝清水川へ下山 滝清水バス停
滝清水へ下山すると再び雪がたくさん舞い落ちてきました。
登山口の近くに「滝清水観音堂」があるので、初めて行ってみることにして、そこで折り返します。
滝清水から三岳山へ登ったときにもこの近辺は歩いていましたが、後で地図を見返して存在を知りました。
2021/02/27
右に見えるのは水場(滝)
石碑 画像クリックで拡大
パイプで水を落としているが滝行もできそう
滝といえば不動明王 氷柱ができていた
巨大な岩をバッグに観音堂 画像クリックで説明書き
清水寺 千手観世音菩薩像
前を走る国道257号線は車で頻繁に通行していますが、チラリと見えるだけなのでこのような険しい岩肌が露出している所があるのは全く知りませんでした。
観音堂の中の千手観世音菩薩は石像で、千手の代わりに十手に略してあり、一本の手で百のお仕事をなさる有難い観音さまだと説明に書かれていました。
大きくてズシリと重量感のある千手観音は見事なものでした。
観音堂の裏手に険しい道:画像クリックで説明書き
「役(えん)の行者」というと、引佐町川名の「川名農村公園」近くで石灰岩に囲まれているのを見たことがあります。
鳳来寺山には多く見られますが、こんな身近な場所にも存在しているのかと驚き、ワクワクしながら急斜面を登ることにしました。
2019/06/21
スリルある岩場を上がった先に・・・
岩の中に祀られていた:画像クリックで役行者像
今回の山行の折り返し場所として最高にふさわしくて感謝感激でした。
日々の生活で厳しい情勢が続く中、負けない気持ち、力強さを与えられたように思います。
急斜面を慎重に下りた
折り返して復路のスタートですが、往路が気持ち良かったのでまた歩けることで楽しみしかありませんでした。
竜ヶ石山は359.1mと低山ですが、麓から尾根道に入れて距離的にも丁度良いので最高でした。
復路では伊平北峠から厳しい急登となり、2度目の山頂到達です。
2度目の山頂は雪でアクトタワーも消えた
山頂の桜が少しだけ開花
休んでいる間に再び晴れてアクトも見えた
浜名湖上空は雲の中に何かがいそう
山頂から奥山・尾沢までの復路で、当初は「白橿(しらかし)の棚田」に寄る予定でしたが、大好きな尾根ルートから外れるのが嫌で今回はやめました。
山行に出るときは、歩いたことがないルートを組み入れたり、やったことがない行程になるように計画します。
そうすることで、新たな風景との出会いが生まれ、より深く心に残る山行になります。
やったことがなかった尾根縦走往復、初めて見た滝清水観音堂は、最高の宝物の風景となりました。
往路で見えなかった城山が復路で見えた
実は左足親指付け根を怪我していて、トレッキングポールにも助けられながらの山行でしたが、ペースを落とすことなく歩ききれてしまいました。
帰宅後は腫れが大きくなっていたので冷やすはめになりましたが、来週も問題なく歩ける状態です。
奥山・尾沢まで戻ると、今度は富幕山山頂が雲に覆われて見えなくなっていました。
激動的に変わり続けた空模様でしたが、これも山行を盛り上げてくれたように思います。