GPSコース図(山頂は反時計周り)
用事がいろいろあったので山行自体行かない案もありましたが、今月はまだ一度も山に入っていないし、久しぶりに休日が快晴の天気ということもあり、朝の短時間だけでも山歩(さんぽ)に行くことにしました。なにしろ8月の中旬以来青空の下を山歩していません。
限られた時間しかないので近いところ、青空を楽しめる見晴らしの良い山ということで「竜ヶ岩洞」がある「竜ヶ石山」に朝の出発時に決めました。
車を停めた場所は伊平・岩清水の湧き水汲み所で、登山口まで車道を歩いていると車が起こす風が冷たく、季節が今までと違ってガラリと変わったことを感じました。登山口は岩清水のバス停裏なのですが、バス停が見当たらなくなっていたのは謎です。
尾根道に朝陽が射しこんでくる
はままつの空が明けて来る
大事な道案内がこのありさま
今年の2月以来の尾根ルートで、冬は落ち葉が踏み跡を隠してしまうのでルートの見極めが難しいのですが、それはまだ落ち葉の少ない今の季節でも変わることはありませんでした。頼りにしたい赤リボンは少なく、矢印が書かれた道案内は画像のように倒れているものが多く、朝まだ薄暗いこともあって慎重に歩を進めました。倒れていた案内(休憩所も含)は立て直しておきました。
難しい踏み跡の見極めが楽しさを増す
伊平北峠からは厳しい急登
山頂は見事な青空が広がっていた
竜ヶ石山の山行でこれだけの青空が広がったのは今回が初めてです。最近続いていた曇り空での山行と共に、一気に払拭してくれるほどの見事な青空がとても気持ち良かったです。
青空に立つ「初生の鐘」
「初生の鐘」は、2007年に浜松市が政令指定都市になったことを記念に設置されたものです。鐘自体は昭和8年頃に三方原村(現初生町)に設置された火の見やぐらに使われていた半鐘です。昭和30年代にその役目を終えてからは50年近く自治体の防災倉庫に眠っていました。
「初生(はつおい)」は、心の中に芽生える「今から始まる・ここから始まる」という新たな息吹を意味します。(説明板より抜粋)
羅針鳥が進むべき道を示しているようで、新たな旅立ちに胸を躍らせたくなりました。
アクト方面の見晴らし
「竜の爪岩」に立つ
山頂からはそのまま折り返すのではなく、反時計回りで南側登山口・カレンフェルトを周回しました(地図参照)。竜ヶ石山のメインハイキングコースなのでルートはしっかりしています。二度目の山頂を通過して尾根ルートで岩清水方面へ下山します。
サルノコシカケ発見
下山ルートの見極めは更に難しい
登るときから下山時のルートの見極めは不安でしたが、実際に3回ルートを見失って焦りました。踏み跡がしっかりしていた場所まで戻ったり、左右に移動して手がかりを探したり、簡単でないからこその山歩の楽しさを味わえました。
短時間ではありましたが、蜘蛛の巣にひっかかること以外は気持ちの良い山歩で、竜ヶ石山を歩いて本当に良かったです。
2022/02/20
2022/02/19
2021/01/10
2017/02/17