尉ヶ峰山頂からの展望が開けた!引佐峠から奥浜名湖展望公園も周回

ゆかみたけし

2018年11月30日 21:18

暑かった今年の夏に何回も登った奥浜名湖の「尉ヶ峰(じょうがみね)」。
山頂からの展望がないのが残念だったのですが朗報です。
周囲の木々の伐採により、見事な展望を楽しめるようになっていました。


素晴らしい展望が楽しめるようになりました!

GPSコース図:右上クリックで拡大


浜名湖の形がよくわかります


東名高速・舘山寺や村櫛方面


アクトタワーも見えます


猪鼻湖・瀬戸 豊橋方面

今までは山頂から西にあるハングライダー場まで足を伸ばさないと展望が楽しめませんでしたが、これだけの景色が山頂で味わえられるようになりました。
ふるさと浜名湖の全貌、水平線まで、開放的な展望は素晴らしいです。

当日は引佐峠を起点に、奥浜名自然歩道の佐久米コースで「獅子落とし」を越え尉ヶ峰山頂へ、下山は浜名湖鉄道の「西気賀駅」へのコースを使い、姫街道を使って引佐峠に戻る周回を予定していました。
ところが・・・。


西気賀コースが通行止めで途方にくれる

台風24号の影響で倒木や傾斜木が残っていて危険ということで、ここは警告に従って佐久米コースで引佐峠まで戻ることにしました。
予定よりも距離や時間が少なくなってしまうので、前回ミスコースで行けなかった「奥浜名湖展望公園」を周回することにしました。

2018/08/03


引佐峠から佐久米コースを南下

緩やかな登りの途中、猟犬の鳴き声が聞こえた後に、小さなイノシシが山道を横切って走っていくのが見えました。
登りきったところに道標が立っていて、「奥浜名湖展望公園」を指す左(東)方面へ向きを変えます。
更に登ったところに分岐点があるのですが案内がないので注意です。
右へ下って行くのが正解です。(GPS記録を参照)


らせん階段で上がる展望台に到着する


登ってきた尉ヶ峰、その左方にはハングライダー場も見える:画像クリックで拡大


北東方面 条件が良ければ富士山も


アクトタワー方面


舘山寺方面


湖西市方面

尉ヶ峰山頂からの展望と比べると、標高が低いことがわかると思います。
「みはらしの丘」にある展望台からはほぼ360度、素晴らしい景色を楽しめました。
展望台から降りて行くと大きな駐車場があり、東屋も設置されていますが、トイレや自販機などはありません。
ここの駐車場を起点に奥浜名自然歩道を周回するのも良いかもしれません。
ただし、ここに来るまでの道のりが問題で、すれ違い困難な狭い道路を覚悟しなければなりません。


奥浜名湖展望公園案内図:画像クリックで拡大

上の画像の地図は下が北なので注意してください。
公園の規模は思ったよりも広かったので周回することにしました。
「かおりの丘」(東屋休憩所あり)から「やすらぎの丘」に回ろうとしましたが、そちらの方があまり歩かれていないようで、荒れ放題だったので途中でやめて駐車場に戻り、「自然観察の森」を通って引佐峠に戻ることにしました。(GPS記録参照)


右から下りてきた 周回路と合流

右の奥浜名湖展望公園から引佐峠への道はまずまずですが、左の公園周回路はひどい状況とわかると思います。
所々で展望を楽しめる場所があり、休憩用のベンチも設置はされていました。


この道標までは問題なかった

上の画像の道標が現れる前に道が二手に別れ、左手は小ピークに登ってから下り、引佐峠(前述の画像の場所)に出ました。
画像の場所からは見てのとおり先に進むのをためらう状況でした。
展望公園にあった案内地図では、このまま進んでいくようになっているのですが・・・。
(※2020年9月には普通に通過できました。引佐峠のトイレ・休憩所前に階段を下りて出られました)

2020/09/16


引佐峠 トイレ・休憩所あり


石畳の「姫街道」も交差する

引佐峠は、奥浜名自然歩道の佐久米ルートと、自動車道である「オレンジロード」が交差しています。
また、石畳の「姫街道」も通っていて、本来はそこを歩く予定でした。

休憩所とトイレがあり、車も2台程度停められるスペースがあります。
少し東へ下ると、北側に広いスペースもあるので、そちらを利用しても良さそうです。


引佐峠から少し東へ下る ここも駐車できそう

尉ヶ峰へ登る「獅子落とし」の画像もたくさんあるので、次回はそちらを掲載します。
当日の総距離は8.8km、所要時間は3時間36分、歩数計は15.487でした。

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