奥浜名湖の尉ヶ峰(じょうがみね)へ2週連続で登ってきました。
先週は奥浜名自然歩道の「細江コース」、今週は同「佐久米コース」です。
佐久米コースは、天竜浜名湖鉄道の佐久米(さくめ)駅がスタート地点で、尉ヶ峰までまっすぐ北上する形のハイキングコースです。
私自身、コースの全てを通して歩くのは初めてでした。


上の画像の地図は北が逆になっているので見にくいですね。
尉ヶ峰まで片道5.7kmで参考コースタイムは2時間20分、細江コースとほぼ同じ行程です。
実際に歩いた印象は、佐久米コースの方はあまり歩かれていないようで、雑草や落ち葉、落枝が多く荒れていました。
また、アップダウンの高低差が佐久米コースの方が大きく、山に登るという感じが強かったです。


佐久米コース入口から登っていくと「天狗岩」への分岐があるのでそちらに進みます。
画像がその景色なのですが、中央に島のように見えるのが舘山寺のある館山(館山)で、その向こうで影になっている所が舘山寺温泉街です。
館山の左側の小山が大草山です。
東名高速道路の浜名湖サービスエリアがよく見えます。

奥浜名湖方面に目を移すと、湖面上に白いモヤのようなものが覆っていました。
早朝ならではの自然現象だと思われ、不思議な風景でした。
天狗岩からすぐに小ピークで、そこから引佐峠までは緩やかな下りです。
ピーク上は道標のある分岐点で、「奥浜名湖展望公園」への案内があります。
帰りに余裕があったら行ってみることにして先に進みます。

引佐峠は標高200m、旧細江町と旧三ヶ日町の境で、石畳の姫街道が残っていました。
「奥浜名オレンジロード」も横切っていて、トイレや休憩所も設置されています。
数台の駐車スペース(未舗装)もあるので、ここから佐久米コースを歩く人もいるようです。
ここからいきなり急登の階段があり、アップダウンを繰り返していきます。
体力的になかなかきつくて歩きがいがありました。
西気賀駅からのコース(コース名はない)と合流すると、すぐに奥浜名湖スカイライン(尉ヶ峰林道)の駐車場に出ます。(トイレ&休憩所も有)
奥浜名湖スカイラインは以前の呼び名のようで現地にも表記は残っていないそうです。
林道で車1台通るのもやっとの狭い道です。



「獅子落とし」というネーミングがいいなと思いますが、名前ほど難所という感じではありません。
迂回路も用意されていて、帰りの下りで歩きましたが、こちらで登るのも地味にきついと思います。
獅子落としを過ぎると「細江コース」と合流してすぐに尉ヶ峰頂上(433m)です。

頂上からの展望は良くないので、先週同様に細江コースを進んでパラグライダー場まで行きます。
頂上付近では細江コースで来られたと思われる男性女性それぞれ1名と会いました。
佐久米コースと比べると細江コースはよく歩かれているのがよくわかりました。



尉ヶ峰頂上のお二人は来なかったので、そのまま引き返したようです。
早朝の出発で時間には余裕があったので、この先の「富幕山」まで行ってみようかとも実は思っていました。
しかし、更に片道5km、風越峠に一旦下る厳しいコースを歩くための水分が足りませんでした。
持参したものがもう1セットないと、この猛暑の長距離ハイキングは危険で無謀なものになってしまいます。
帰りのアップダウンも厳しかったものの引佐峠を越え、あとは下るだけの所まで来ました。(地図上の緑✩)
「奥浜名湖展望広場」まで0.4kmの道案内に従って行ってみることにしましたが、すぐに分岐点があるものの何の道標もありません。
右手は急な下り坂、左は緩やかな下り、地図の方角からいっても左だと思ったのですが間違っていました。
帰宅後にGPSの記録を見て唖然としたのは、自分は東に進んでいると思っていたことでした。
山の中で方角を失っていて、いくら歩いても着かないので引き返したのですが、コンパスの使用や地図での再確認の大切さを痛感してしまいました。
展望広場に行くのはやめて、佐久米駅に戻りました。
(※ 2018年11月に奥浜名湖展望公園を歩きました)

この駅は、冬にユリカモメを餌付けして、電車が到着時に飛来するのが有名ですね。
天竜浜名湖鉄道の駅舎には、レストランなどが入っている所が多いですが、こちらもその一つです。
駅前を通る国道362号線の反対側には姫街道の資料館もあります。


画像は出発前の早朝に撮影したものです。
無人駅のプラットホームの雰囲気が好きです。
総距離は14.8km、所要時間は6時間強、歩数計は25,829でした。(ミスコース分も含)
標高は433mで大したことはないのですが、歩行距離が長くアップダウンが多いので歩きがいは十分だと思います。
もうちょっと整備されていると嬉しいのですが、歩く人がもっと増えると変わってくるので、細江コース同様に佐久米コースを歩いて欲しいと思います。
コース上は荒れていますので、服装は長袖長ズボンでしっかり肌をガードして、専用のシューズを履き、十分な水分を用意して歩いてください。
先週は奥浜名自然歩道の「細江コース」、今週は同「佐久米コース」です。
佐久米コースは、天竜浜名湖鉄道の佐久米(さくめ)駅がスタート地点で、尉ヶ峰までまっすぐ北上する形のハイキングコースです。
私自身、コースの全てを通して歩くのは初めてでした。
尉ヶ峰山頂を越えたパラグライダー場の展望
GPSコース図:右上クリックで拡大
佐久米駅のコース案内図:画像クリックで拡大
上の画像の地図は北が逆になっているので見にくいですね。
尉ヶ峰まで片道5.7kmで参考コースタイムは2時間20分、細江コースとほぼ同じ行程です。
実際に歩いた印象は、佐久米コースの方はあまり歩かれていないようで、雑草や落ち葉、落枝が多く荒れていました。
また、アップダウンの高低差が佐久米コースの方が大きく、山に登るという感じが強かったです。
車道から登山道へ「佐久米コース」入口
「天狗岩」からの眺め
佐久米コース入口から登っていくと「天狗岩」への分岐があるのでそちらに進みます。
画像がその景色なのですが、中央に島のように見えるのが舘山寺のある館山(館山)で、その向こうで影になっている所が舘山寺温泉街です。
館山の左側の小山が大草山です。
東名高速道路の浜名湖サービスエリアがよく見えます。
2017/09/07
2017/08/24
天狗岩からの奥浜名湖方面の眺め:画像クリックで拡大
奥浜名湖方面に目を移すと、湖面上に白いモヤのようなものが覆っていました。
早朝ならではの自然現象だと思われ、不思議な風景でした。
天狗岩からすぐに小ピークで、そこから引佐峠までは緩やかな下りです。
ピーク上は道標のある分岐点で、「奥浜名湖展望公園」への案内があります。
帰りに余裕があったら行ってみることにして先に進みます。
引佐峠は姫街道と交差する:画像クリックで説明書き
引佐峠は標高200m、旧細江町と旧三ヶ日町の境で、石畳の姫街道が残っていました。
「奥浜名オレンジロード」も横切っていて、トイレや休憩所も設置されています。
数台の駐車スペース(未舗装)もあるので、ここから佐久米コースを歩く人もいるようです。
ここからいきなり急登の階段があり、アップダウンを繰り返していきます。
体力的になかなかきつくて歩きがいがありました。
西気賀駅からのコース(コース名はない)と合流すると、すぐに奥浜名湖スカイライン(尉ヶ峰林道)の駐車場に出ます。(トイレ&休憩所も有)
奥浜名湖スカイラインは以前の呼び名のようで現地にも表記は残っていないそうです。
林道で車1台通るのもやっとの狭い道です。
この階段を上がって尉ヶ峰頂上を目指します
「獅子落とし」を登る:画像クリックで案内板
あと少しで獅子落としも終了:画像クリックで説明書
「獅子落とし」というネーミングがいいなと思いますが、名前ほど難所という感じではありません。
迂回路も用意されていて、帰りの下りで歩きましたが、こちらで登るのも地味にきついと思います。
獅子落としを過ぎると「細江コース」と合流してすぐに尉ヶ峰頂上(433m)です。
頂上はすぐそこ イノシシも待ってる
頂上からの展望は良くないので、先週同様に細江コースを進んでパラグライダー場まで行きます。
頂上付近では細江コースで来られたと思われる男性女性それぞれ1名と会いました。
佐久米コースと比べると細江コースはよく歩かれているのがよくわかりました。
2018/07/27
お気に入りの場所に到着
最高の浜名湖展望を独占
自分の歩いてきた稜線がよくわかります
尉ヶ峰頂上のお二人は来なかったので、そのまま引き返したようです。
早朝の出発で時間には余裕があったので、この先の「富幕山」まで行ってみようかとも実は思っていました。
しかし、更に片道5km、風越峠に一旦下る厳しいコースを歩くための水分が足りませんでした。
持参したものがもう1セットないと、この猛暑の長距離ハイキングは危険で無謀なものになってしまいます。
帰りのアップダウンも厳しかったものの引佐峠を越え、あとは下るだけの所まで来ました。(地図上の緑✩)
「奥浜名湖展望広場」まで0.4kmの道案内に従って行ってみることにしましたが、すぐに分岐点があるものの何の道標もありません。
右手は急な下り坂、左は緩やかな下り、地図の方角からいっても左だと思ったのですが間違っていました。
帰宅後にGPSの記録を見て唖然としたのは、自分は東に進んでいると思っていたことでした。
山の中で方角を失っていて、いくら歩いても着かないので引き返したのですが、コンパスの使用や地図での再確認の大切さを痛感してしまいました。
展望広場に行くのはやめて、佐久米駅に戻りました。
(※ 2018年11月に奥浜名湖展望公園を歩きました)
2018/11/30
早朝の浜名湖佐久米駅
この駅は、冬にユリカモメを餌付けして、電車が到着時に飛来するのが有名ですね。
天竜浜名湖鉄道の駅舎には、レストランなどが入っている所が多いですが、こちらもその一つです。
駅前を通る国道362号線の反対側には姫街道の資料館もあります。
下り方面 前に見えるのは高速道路
上り方面
画像は出発前の早朝に撮影したものです。
無人駅のプラットホームの雰囲気が好きです。
総距離は14.8km、所要時間は6時間強、歩数計は25,829でした。(ミスコース分も含)
標高は433mで大したことはないのですが、歩行距離が長くアップダウンが多いので歩きがいは十分だと思います。
もうちょっと整備されていると嬉しいのですが、歩く人がもっと増えると変わってくるので、細江コース同様に佐久米コースを歩いて欲しいと思います。
コース上は荒れていますので、服装は長袖長ズボンでしっかり肌をガードして、専用のシューズを履き、十分な水分を用意して歩いてください。