まだまだ寒いうちに行っておきたい「三岳山」を、探検するかのように周回してきました。
この道はどこに繋がっているのだろう、どこに出るのだろうという好奇心をかきたてるルートが満載の山で、ついつい時間をオーバーして歩き回っていました。

三岳山は浜松市内から最も近い山で、かっての戦国時代には山頂に「三岳城」があって市内を見下ろしていました。
山の中腹にある「三岳神社」までは狭いながらも舗装路が通っているので、車で上がってそこから歩いて登る人が多いです。
よく知られているのは、引佐総合公園から立須に上がって周回するコースで、私も好きで気に入っています。

できるだけ麓から山道で登りたい派なのですが、三岳山はどのルートも途中まで舗装路歩きが多くなります。
地形図を参照にして新たなルートを探しながら、三岳山の裏側(北)にある「川名農村公園」を起点にして周回を始めました。
枝道に入っては引き返すのを繰り返しましたが、本文中では省略してメインルートに沿って進めます。
ルート探しに興味のある方はGPSコース図内をご覧ください。


グーグルの地図では「神秘の池」となっていますが、かわな野外活動センターの地図では「霧山の池」で、センターの管理する山道ルートを登りました。
このルートは以前下ったことはありますが登るのは初めてで、季節が違うとこうも印象が変わる(良い方)かと思いました。
道(ルート)は往復してこそ、が自分のモットーです。

「霧山」山頂までピストンしてもよかったのですが、この日は探索メインと決めていたし時間のことも考えてやめました。
北方の県境の稜線(西から城山・弓張山・浅間山、鳶ノ巣山)の眺めが素晴らしいのですが、下の林道からでも少し見ることができました。


「霧山の池」から「おおだ峠」間も、今の季節のうちに歩いておきたい荒れたルートです。
今ではスイスイと進めますが、最初は踏み跡がわからず苦戦した思い出があります。



最近このルートを歩く人が増えたのか、冬という季節だからなのか、以前よりもずっと歩きやすくなったのは大歓迎です。
以前大苦戦したのが笑えてしまうほどで、スムーズに気持ちよく歩けて気に入りました。


地理院の地形図には記載がありませんが、兎荷山と三岳山山頂の間に北斜面を横切って山の反対側(東)へのルート入口があります。
昨年3月に東側から下山ルートを探した際に迷ってしまい、彷徨った挙句に出てきた場所で、ちゃんと繋げれば周回できるのではないかと思ってずっと気になっていました。
前回と逆の西側から入って真っすぐ進みましたが途中でルートはなくなり、身動きできない程の急斜面に入ってしまったため引き返すことにしました。
そう簡単な話ではなかったと挫折感を味わいながら山頂に向かいました。




山頂で素晴らしい風景を眺め、腹ごしらえをして下山を始めると、先ほどの挫折が何とも心に引っかかってしまい、再度逆の東側から行ってみようと決めました。
GPSの記録を残すことで次にも繋がります。

結果からいうと、東から西へ薄い踏み跡を辿って抜けることができました。
しかし、踏み跡の見極めが一筋縄ではいかない超難関ルートで、滑落の危険箇所も多々ありました。
再確認のため、確実な所で再び折り返して往復したので、多分もう大丈夫だと思います。
気楽に歩けるルートではありませんでしたが、冒険心を満たしてくれて気持ちが晴れました。


私が「バリエーションルート」や「ルートファインディング」(一般道ではない困難なルートを歩くこと)好きなのかと思われるかもしれませんが、薄い踏み跡は大好きですがちゃんとしたルートを歩きたい人です。
山道に関して好奇心が旺盛なだけで、今回のような冒険は冬限定にしています。



おおだ峠から三岳山山頂、そして「ニの城」を通って東側に出る縦走ルートはとても気に入っています。
低山ですが山頂付近はどこからのルートも急登で登り甲斐があるのも魅力です。
また、滝清水から登ったり、霧山・滝沢展望台を含めた周回もやろうと思います。
この道はどこに繋がっているのだろう、どこに出るのだろうという好奇心をかきたてるルートが満載の山で、ついつい時間をオーバーして歩き回っていました。
三岳山山頂からアクトタワー方面の「はままつの空」
GPSコース図(反時計周り)
三岳山は浜松市内から最も近い山で、かっての戦国時代には山頂に「三岳城」があって市内を見下ろしていました。
山の中腹にある「三岳神社」までは狭いながらも舗装路が通っているので、車で上がってそこから歩いて登る人が多いです。
よく知られているのは、引佐総合公園から立須に上がって周回するコースで、私も好きで気に入っています。
2021/03/17
2021/03/18
三岳山を裏側の川名から望む
できるだけ麓から山道で登りたい派なのですが、三岳山はどのルートも途中まで舗装路歩きが多くなります。
地形図を参照にして新たなルートを探しながら、三岳山の裏側(北)にある「川名農村公園」を起点にして周回を始めました。
枝道に入っては引き返すのを繰り返しましたが、本文中では省略してメインルートに沿って進めます。
ルート探しに興味のある方はGPSコース図内をご覧ください。
「霧山の池」に向かって登る
グーグルの地図では「神秘の池」となっていますが、かわな野外活動センターの地図では「霧山の池」で、センターの管理する山道ルートを登りました。
このルートは以前下ったことはありますが登るのは初めてで、季節が違うとこうも印象が変わる(良い方)かと思いました。
道(ルート)は往復してこそ、が自分のモットーです。
2019/09/27
神秘の池も氷っていた
「霧山」山頂までピストンしてもよかったのですが、この日は探索メインと決めていたし時間のことも考えてやめました。
北方の県境の稜線(西から城山・弓張山・浅間山、鳶ノ巣山)の眺めが素晴らしいのですが、下の林道からでも少し見ることができました。
「弓張山」「浅間山」の県境の稜線 台形のような山の形
おおだ峠近く、お隣の「竜ヶ石山」の眺め
「霧山の池」から「おおだ峠」間も、今の季節のうちに歩いておきたい荒れたルートです。
今ではスイスイと進めますが、最初は踏み跡がわからず苦戦した思い出があります。
2019/10/05
四等三角点「宮ノ北」326.9m(現地表示)
最近このルートを歩く人が増えたのか、冬という季節だからなのか、以前よりもずっと歩きやすくなったのは大歓迎です。
以前大苦戦したのが笑えてしまうほどで、スムーズに気持ちよく歩けて気に入りました。
「兎荷山(とっかやま)」
地理院の地形図には記載がありませんが、兎荷山と三岳山山頂の間に北斜面を横切って山の反対側(東)へのルート入口があります。
昨年3月に東側から下山ルートを探した際に迷ってしまい、彷徨った挙句に出てきた場所で、ちゃんと繋げれば周回できるのではないかと思ってずっと気になっていました。
2021/03/01
前回と逆の西側から入って真っすぐ進みましたが途中でルートはなくなり、身動きできない程の急斜面に入ってしまったため引き返すことにしました。
そう簡単な話ではなかったと挫折感を味わいながら山頂に向かいました。
三岳山山頂 二等三角点「三岳村」466.8m(現地表示)
山頂からの浜名湖眺望
浜松の街がこんなに近い 画像クリックで引き画像
浜松ネオパーサ 右端には立須:画像クリックで拡大
山頂で素晴らしい風景を眺め、腹ごしらえをして下山を始めると、先ほどの挫折が何とも心に引っかかってしまい、再度逆の東側から行ってみようと決めました。
GPSの記録を残すことで次にも繋がります。
分岐点からもうひと頑張りすることに
結果からいうと、東から西へ薄い踏み跡を辿って抜けることができました。
しかし、踏み跡の見極めが一筋縄ではいかない超難関ルートで、滑落の危険箇所も多々ありました。
再確認のため、確実な所で再び折り返して往復したので、多分もう大丈夫だと思います。
気楽に歩けるルートではありませんでしたが、冒険心を満たしてくれて気持ちが晴れました。
洞窟や石垣など、山城の名残だろうか
私が「バリエーションルート」や「ルートファインディング」(一般道ではない困難なルートを歩くこと)好きなのかと思われるかもしれませんが、薄い踏み跡は大好きですがちゃんとしたルートを歩きたい人です。
山道に関して好奇心が旺盛なだけで、今回のような冒険は冬限定にしています。
川名農村公園に戻って北方に霧山
東に観音山
そして西に歩いてきた三岳山
おおだ峠から三岳山山頂、そして「ニの城」を通って東側に出る縦走ルートはとても気に入っています。
低山ですが山頂付近はどこからのルートも急登で登り甲斐があるのも魅力です。
また、滝清水から登ったり、霧山・滝沢展望台を含めた周回もやろうと思います。
2020/05/26
2019/12/14