ものの命を大切に!袋井市可睡斎のひな祭りで春の足音を聞く
本日3月3日は
「ひな祭り(桃の節句)」です。
先日、袋井市の
「可睡斎のひなまつり」、日本最大級の32段1200体のひな人形を見に行ってきました。
この「可睡斎ひなまつり」は、人形供養で納められた約3000体のひな人形を大切に保管し、一度は役目を終えたおひな様に「もう一度命を与えることはできないか」「ものの命を大切に」との考えで毎年開催されています。
画像のように、国登録有形文化財の
瑞龍閣をメイン会場に、ものすごい数のひな人形が飾られていて圧倒されました。
「可睡斎ひなまつり」は、3月31日(金)まで開催されています。
開館時間は
午前8時から午後5時までです。
拝観料は500円(小学生以下無料)で、室内ぼたん園と諸堂拝観も含まれています。
ひな人形だけでなく、江戸時代から伝わる
「つるし雛」や
ぼたんの花も展示されていて、見る価値があると思います。
この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
会場入口にはハート型のひな壇が
大河ドラマで話題の細江の
「龍潭寺」の庭園も見事ですが、こちらも綺麗でしたよ。
あと、写真がブレて載せられませんでしたが、是非トイレにお立ち寄りください。
トイレの中に神様がいます。
この
本堂(法堂)の中も見学することができて、本尊の聖観世音菩薩をより近くでお参りできます。
天竜区の「光明寺」の日本一の大黒様を先日紹介しましたが、こちらにも
大黒様が祀られています。
画像の福徳さずかる
「おさすり大黒様」は階段を登って山門をくぐって右側にあります。
大黒殿は別にあります。
一さすりで福を招き、二さすりで徳を授かり、三さすりで満足を戴くと書かれています。
山門左手の「活人剣」
山門左手の「輪蔵堂」
秋葉総本殿三尺坊御真殿
大黒殿の左手から更に奥へ階段を登ると、
「秋葉総本殿三尺坊御真殿」があり、そこから右手へ渡り廊下の下をくぐって山に上がって行くと
「奥之院」と
「出世六の字穴」があります。
奥之院・六の字穴の方は訪れる人が少なく、穴だけに穴場とも言えると思いますよ。
可睡斎全体を見渡せる小高い丘に登ります
奥之院
出世六の字穴
出世六の字穴の解説
可睡斎の名前の由来(HP・ウィキペディア参照)と併せ、
徳川家康公ゆかりの禅寺と呼ばれるのがわかります。
更に境内西側には
「放生池」があり、池の中央には画像の
「魚藍(ぎょらん)観音」があります。
更に西の山道を上がって行くと、インドガンダーラ様式の建物
「御国塔」があります。
4月8日(土)からは「ぼたんまつり」(5月7日まで)が放生池の西側のぼたん苑で行われます。
このように見所が多く、いろいろ見て回ると良いウォーキングにもなると思います。
寒さもやわらいできて、お出かけして身体を動かすのにも良い季節です。
名物の
「ぼたん餅」や
「ぬれおかき」等おいしいものもあります。
※注 画像には以前に訪れた際のものが含まれています。ご了承ください。
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