八高山は掛川市と島田市の境にあり、山頂からの富士山展望が素晴らしくて好きな山なのですが、昨年の2月以来の久々のハイキングになりました。
浜松からは少し遠いのですが、成人の日の祝日で高速道路も割引になるので良い機会だと思いました。
しかし、結局早起きしたので早朝の空いた下の道で
大井川鉄道の福用駅駐車場まで行ってしまいました。
いつもは寒くてなかなか起きられないのに、山に行くときは不思議と早起きができてしまいます。
一度目の登頂は誰もいないので記念撮影
GPSコース図:右上クリックで拡大
今回は、2017年3月に歩いたコースをGPSで記録する目的でしたが、長い林道歩きをやめて、カザンタオから山道を折り返して八高山山頂へ2度挑むことになりました。
麓の白光神社境内に登山口がある
作業用モノレールをくぐるコースは珍しい
「急斜面コース」の名にふさわしい険しさ
根こそぎの倒木がここでも
五輪段で「急斜面コース(左)」と「なだらかコース(右)」が合流
こちらで合流するコースは工事中:画像クリックで地図拡大
地図内でこのコースは
「福用川コース」と書かれているので、そういう名前になったようですね。
「四ツ目石」などが途中にあり、歩きやすい良いコースで、登り下り共に使ったことがあります。
通常は右の林道へ行くが左へ外れて小ピーク越え
このように踏み跡はしっかりしてる
小ピークを越える
こだわりという程のものではなく、単により山歩きが楽しくなるのでやってしまいます。
分岐点の「
馬王平(まおうだいら)」まで、大小二つのピークを越えていきます。
馬王平からの富士山:画像クリックで拡大
天気が良ければ富士山がきれいに見えるのですが、この日はかすかにシルエットが見えるのみでした。
画像を拡大して確認してください。
見える人には見えます。(心がきれいなら?)
八高山への直登コースには入らず、右手林道に回って「
大垂滝(おおだるたき)」へ向かいます。
大垂橋から滝を見上げるが氷瀑どころか水もない
その近くから八高山山頂への直急登のコースへ入ります。
頂上まで残りわずかな所で、ガサガサと前方で音がしたのでカモシカかと思いきや人が下山してきました。
私とは逆に先に山頂へ上がり、滝を見に下ってきた方でした。
このマニアックなコースで人と会うとは思いもしなかったです。
山頂が見えたが、ここが一番ハード
山頂には誰もいなく、ゆっくり一息入れることができましたが、この日は残念ながら展望が霞んでいました。
祝日ということもあり、これからどんどん人が登ってくると思われ、富士山は恥ずかしくて隠れてしまったのでしょう。
馬王平で薄くても見られたのは、まだ私一人だったからかな?
そう思うととてもラッキーな気分になります。
「女天狗の峰」の分岐点
山頂から
「カザンタオ(風倒峠)」まではあまり整備されてなく、
「天狗の座敷・バランダ(原の平)」823m、
「女天狗の峰」714m、
「カザンタオ山」695mのピークを越えて行き、それぞれが分岐地点にもなっています。
道標もなかったので、私は来る度に間違えていたわけですが、私のためでしょうか(笑)ちゃんと道標で示さえるようになっていました。
(画像参照はGPSコース図内にあり)
案内に従い進入はあきらめ迂回
画像は、女天狗の峰へ上がる前の鞍部での分岐点のもので、本来ならこの地点から別ルートでカザンタオへ行け、歩いてみたかったのですが、入口付近で既に踏み跡がないので簡単にあきらめました。
前回はカザンタオから馬王平に戻るのに平坦な林道を使ったのですが、まだ体力的に余力もあるし、逆に登るとどんな感じなのか興味が沸いたので、山頂へ同じルートで戻ることにしました。
それぞれのピークへの登り返しは、大垂滝からの急登を思い返すように厳しく、何度も足を止めながらでしたが、満足感十分な登りを楽しめました。
山頂から少し下った「白光神社」:画像クリックで説明版
直角に折れてしまった木
あえて右手「黒俣・五叉路」方面へ遠回り下山
山頂はちょうどお昼どきでもあり、多くの方が座って食事休憩していました。
今までひとりきりの山頂しか体験していなかったので逆に新鮮でしたが、2度目でもあるので通過するだけにしました。
下山時の展望 このコースはゆるやかで足にやさしい
林道歩きで「馬王平」まで戻り、「五輪段」までは来た道で戻ります。
この同じ時間帯で林道から外れて歩くのは自分だけでしたが、もし歩く場合の注意点があります。
これは自分への戒めの意味も含めています。
ここから先に進まないこと!左手に回ってください
この表示がなかったときにどんどん先に進んでしまったことがあり、とても痛い目にあったのが自分です。
左手に回れば「五輪段」方面へ戻れます。
「木立トンネル」なだらかコースで下る
「茶の木トンネル」下りやすいコース
大井川鉄道線路横に出て福用駅へ戻る
歩いた
総距離は17,9km、所要時間は6時間57分、累積登り・下りは1,514m・1,498m、歩数計は30,930でした。
今年に入って元旦に3万歩、3日に4万5千歩、今回3回目で3万歩で合計10万歩を超えました!
駐車場から福用駅のホーム
自分の体力や技量に合わせて、いろいろなコースをとれるのが魅力の山です。
低山ですが、私のように一歩間違えると大変なことになるので、十分な下調べで計画を立ててください。
反対側の掛川の黒俣地区(泉バス停)から周回することもできます。