昨年12月に、雪景色の中を歩いてとても印象に残っている、
湖西連峰の
本坂峠から
宇利峠間の往復に、春の風景を求めて行ってきました。
2週続けての坊ヶ峰山頂
GPSコース図
姫街道登山口から雨生山までを往復
コロナ禍で県またぎの移動を自粛しているので、スタート地点(駐車場)は前回と違って本坂トンネルの手前、静岡県側にしました。
国道362号線の路肩にある
「ふじのくに休憩所」で、
姫街道の登山口のすぐ近くでとても便利が良かったです。
ただ、トイレや自販機はなくスペースもそんなに余裕はありません。
防犯カメラが設置してあるのは安心できます。
右手の細い坂道が姫街道 左路肩が休憩所
旅する女性が鏡にしたという「鏡岩」を通過
樹齢200年以上の椿群生地を通過
本坂峠まで姫街道を登りますが、所々に石畳があったり、少し荒れてたり、
「鏡岩」「椿原生林」などがあったりして、最初から気分を上げてくれました。
本坂峠から
坊ヶ峰山頂までは先週に続いての登頂ですが、きついものはきついのでした。
県境の稜線歩き 先は長い 大好きなコース
前回気づかなかった展望場所 本宮山がきれいに見える
444mの三角点
稜線から眺める浜名湖とアクトタワー
稜線上には大きな岩も点在する
中山峠 前回は雪まみれだった
落ちた赤い椿の花で山道も鮮やか
険しさと美しさを兼ねている稜線
稜線からの富幕山展望
平尾山(464m)山頂
本坂峠から北上してきた稜線も、
平尾山を下ってからは東へ向きを変えて
宇利峠・雨生山へと向かいます。
まだまだ先は長いですが、2回目なのでルート状況も記憶があるので気持ちにゆとりがありました。
時間と体力によっては、前回同様に宇利峠で折り返すことも頭をよぎりましたが、何とか雨生山まで伸ばしたいと頑張りました。
本宮山が近づいた
花咲く癒しの稜線道
名無しの巨岩!圧倒される
「移動自粛のお願い」看板のある
宇利峠の車道を横断して
雨生山の登山口に入ります。
ここから登るのも2回目で好きなルートです。
山頂までの急登の途中にとても展望の良い場所があります。
歩いてきた稜線が一望できて格別な気分
三ケ日町、猪鼻湖、浜名湖の景観
折り返し地点となった雨生山山頂ですが、団体さんが休んでいたので自撮りなどできず、一息入れただけですぐに下山しました。
他の道中誰とも会わずに歩いてきたのに、皮肉?なものです。
雨生山はアクセスしやすく雰囲気の良い山なので人気があります。
1番ハードな登りは復路の宇利峠からのロープを使った急登
復路では青空が広がりはじめた
朝からずっと曇り空で肌寒かったのですが、お昼頃から稜線に陽射しが射しこんできました。
これだけの長距離山行なので、歩き続けるにはちょうど良い天候だったかもしれません。
足の指先、足裏がジンジンしてしまうほどでしたが、稜線ルートに癒され、心地よい充実感に包まれました。
四季折々の風景があり、アップダウンが多く、長い距離を歩けて、人がいない!ということで自分には最高のルートです。