姫街道・本坂峠から雨生山まで湖西連峰縦走往復!坊ヶ峰・中山峠・平尾山・宇利峠を完踏

ゆかみたけし

2021年04月17日 18:38

昨年12月に、雪景色の中を歩いてとても印象に残っている、湖西連峰本坂峠から宇利峠間の往復に、春の風景を求めて行ってきました。


2週続けての坊ヶ峰山頂

2020/12/20

2020/12/19

GPSコース図


姫街道登山口から雨生山までを往復

コロナ禍で県またぎの移動を自粛しているので、スタート地点(駐車場)は前回と違って本坂トンネルの手前、静岡県側にしました。
国道362号線の路肩にある「ふじのくに休憩所」で、姫街道の登山口のすぐ近くでとても便利が良かったです。
ただ、トイレや自販機はなくスペースもそんなに余裕はありません。
防犯カメラが設置してあるのは安心できます。


右手の細い坂道が姫街道 左路肩が休憩所


旅する女性が鏡にしたという「鏡岩」を通過


樹齢200年以上の椿群生地を通過

本坂峠まで姫街道を登りますが、所々に石畳があったり、少し荒れてたり、「鏡岩」「椿原生林」などがあったりして、最初から気分を上げてくれました。
本坂峠から坊ヶ峰山頂までは先週に続いての登頂ですが、きついものはきついのでした。


県境の稜線歩き 先は長い 大好きなコース


前回気づかなかった展望場所 本宮山がきれいに見える


444mの三角点


稜線から眺める浜名湖とアクトタワー


稜線上には大きな岩も点在する


中山峠 前回は雪まみれだった


落ちた赤い椿の花で山道も鮮やか


険しさと美しさを兼ねている稜線


稜線からの富幕山展望


平尾山(464m)山頂

本坂峠から北上してきた稜線も、平尾山を下ってからは東へ向きを変えて宇利峠・雨生山へと向かいます。
まだまだ先は長いですが、2回目なのでルート状況も記憶があるので気持ちにゆとりがありました。
時間と体力によっては、前回同様に宇利峠で折り返すことも頭をよぎりましたが、何とか雨生山まで伸ばしたいと頑張りました。


本宮山が近づいた


花咲く癒しの稜線道


名無しの巨岩!圧倒される

「移動自粛のお願い」看板のある宇利峠の車道を横断して雨生山の登山口に入ります。
ここから登るのも2回目で好きなルートです。
山頂までの急登の途中にとても展望の良い場所があります。

2020/11/21


歩いてきた稜線が一望できて格別な気分


三ケ日町、猪鼻湖、浜名湖の景観

折り返し地点となった雨生山山頂ですが、団体さんが休んでいたので自撮りなどできず、一息入れただけですぐに下山しました。
他の道中誰とも会わずに歩いてきたのに、皮肉?なものです。
雨生山はアクセスしやすく雰囲気の良い山なので人気があります。


1番ハードな登りは復路の宇利峠からのロープを使った急登



復路では青空が広がりはじめた

朝からずっと曇り空で肌寒かったのですが、お昼頃から稜線に陽射しが射しこんできました。
これだけの長距離山行なので、歩き続けるにはちょうど良い天候だったかもしれません。
足の指先、足裏がジンジンしてしまうほどでしたが、稜線ルートに癒され、心地よい充実感に包まれました。

四季折々の風景があり、アップダウンが多く、長い距離を歩けて、人がいない!ということで自分には最高のルートです。




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