湖西連峰・坊ヶ峰へ!豊川道と長彦自然歩道で大知波峠越え 黄砂舞う空の下を山歩
▲ 大知波峠 ▼ 坊ヶ峰
GPSコース図(時計回り)
昨年の夏、一部自然歩道が廃止・閉鎖される前に(結局されなかった)歩き尽くした湖西連峰ですが、草木が伸び放題でルートが見えなくなり、やむなく引き返したことが心に引っかかったままでした。
目的であった
長彦自然歩道(大知波道)は往復できたものの、
富士見岩から北上した地点で藪漕ぎとなり、ルートを辿ることができずに断念しました。それが8月のことでしたが、6月の山行のときは普通に歩くことができていたのです。その部分を今の時期にしっかり確認しておきたいと思いました。
スタート地点は「
おちばの里親水公園」です。
豊川道で大知波峠へ
「鍋割の水」初めて寄った
前日に続いて黄砂が飛来しているようで、薄曇りの天気のため蒸し暑く、歩き始めてすぐに汗が噴き出してきました。大知波峠の手前にある水場「鍋割の水」に初めて寄って、その冷たい水で顔を洗ってリフレッシュできました。
大知波峠を横断して長彦自然歩道を下る
閉鎖されなくて良かった
橋を右から左に渡り名のない尾根道へ
長彦から本線(豊橋自然歩道)へ戻るのは、昨年6月に下ったルートです。下り時は少し紛らわしいい箇所があるものの、踏み跡はしっかりあって自分好みのものでした。登りと下りではまた違う印象になったり、周囲の見え方も変わってくるので、機会があったら登りたいと思っていました。
急登に苦戦
巨岩も点在するルート
美しい尾根道
下り時に少し迷った所 登り時は問題なし
本線ルートに合流
大知波峠から坊ヶ峰へ向かうのに、これだけの遠回りをする人(しかも好んで)はあまりいないでしょう。今回は寄らなかった
十輪寺は登山者のための駐車場があるので、そこを起点にこのルートで登る山行もまたやってみます。
緑のトンネルを抜ける
嵩山自然歩道分岐で休憩
頭浅間(大山社) 画像クリックで説明書き
姫街道分岐の本坂峠を通過
夫婦岩 画像クリックで別角度
坊ヶ峰山頂(445m)で折り返す
黄砂で霞む見晴らしを眺め歩く
富士見岩の手前、昨年8月に藪漕ぎで進めなかった部分ですが、嘘のようにあっけなく何事もなく通過できる状態でした。草で覆われて足元が見えなくなることを想像するのも難しいのですが、目印となるものや足場の注意箇所等なるべく記憶するようにしました。是非、前の記事と画像を比較してみてください。
目印となる赤い「鳥獣保護区」
昨年8月は進めなかった所
進むのを断念したのは多分このあたりだった
珍しく誰もいない富士見岩
富士見岩からは大知波峠を経由せずに、そのまま起点のおちばの里親水公園へ下るルートにしました。岩場もあるので下りには向いていないと思い避けていましたが、大きな石ころや段差が少なく下りやすいルートだとわかりました。
このルートを下るのは初めて
岩場は慎重に下る
あとは下りやすいルート
これも夫婦岩? おちばの里は近い
曇り空の下 駐車場(左下)に戻る
距離的にはそれほど長くない周回でしたが、登ったり下ったりしたり急登があったりで歩きごたえのある山歩(さんぽ)になりました。帰宅後も筋肉がずっとジンジンしている感じでした。
春の山歩きということで野花を目にすることが多くなり、撮影も楽しむことができました。
落ちたツバキの花
ランプのように下向きに咲くツバキ
イチリンソウ
きんぼうけ(ウマノアシガタ)
ジシバリ(地縛り)
ムラサキケマン
マツバウンラン(松葉海蘭)
着火剤にしようかな
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