湖西連峰の
本坂峠まで、浅間神社の参道になっている
嵩山自然歩道で登っていくと雪景色になっていきました。
前編に続いて、
宇利峠に向かってひたすら北へ、雪の稜線を進みます。
浅間神社大山社も美しい雪化粧
本坂峠から急登で坊ヶ峰山頂
GPSコース図
ここまででも十分驚きの雪景色だったのですが、446mの坊ヶ峰から更に雪が多くなってきました。
降り積もったという感じでもなく、歩くのに支障もありませんでしたが、下りは滑らないように注意しました。
何より景色に目を奪われることが多く、先はまだまだ長いのにペースが上がりませんでした。
足元はこんな感じ
倒木も雪まみれ
麓から山が白く見えたのも納得 白色になった樹木がきれい!
岩にも雪
落ち葉も雪だらけ
靴にも雪だらけ
どこもかしこも雪だらけ
アップダウンの多い稜線をひたすら歩く
Xマスケーキを連想してしまった お腹がすいてた?
クリスマスツリー!?
復路では雪が溶けていた場所
この区間の稜線歩きは長く、アップダウンも多く厳しいので、静岡県側にある林道を復路で使用して周回する人が多いようです。
でも、せっかくの雪景色、なかなかこんな機会はないと思い、宇利峠で折り返して再び稜線を歩いて往復しようと決めていました。
ようやくの中山峠
最近の長距離山歩きは時間を意識しなければならないことが多かったのですが、今回も思った以上に厳しい山行になることを覚悟しました。
富幕山展望 左手には富士山も見えていた
実は、富士山に気づいたのは帰宅して画像を見返したときでした。
初めてのコースだったこともあるし、疲れもあって余裕がなかったのかなと思います。
平尾山(464m)を通過する前後で展望の良い所がありました。(画像はコース図内で)
北側の展望 本宮山も雪景色 手前に吉祥山
鳳来寺山かな
宇利峠までは本当に遠く感じました。
稜線からの下りは噂通りの激下りで、折り返してすぐに登ることを考えるとやめたくなったほどです。
宇利峠ではおにぎり1個を補給し、11時半に出発しました。
朝7時のスタートなので4時間半を要したことになります。
復路で午後になっても雪は残っていた
中山峠から本坂峠までが、記憶違いというか時間の感覚がおかしくなっていて、なかなか着かなくて大変でした。
本坂峠からの下りは旧姫街道を使用
ルートや画像はコース図内で見てください。
こちらも良い道で、嵩山自然歩道と組み合わせて周回するのをおススメしたいです。
下山(午後3時)して見上げる稜線
丸一日まではいかない8時間の山行でしたが、今までの中でも一番印象に残るものになりました。