6月の最後、つまり上半期の最後の休日も不安定な天候により山歩きを休止して終わってしまいました。
今年2020年の上半期は新型コロナ一色で、外出自粛要請により山歩きもできなかったことに尽きてしまいます。
それが終わったら梅雨ですから、思うように山歩きができていない印象が拒めません。
しかし、いつもよりも少ない山行にもかかわらず、印象に残っているものがとても多いです。
■ 竜ヶ石山
白橿(しらかし)の棚田からアクトタワーも見える
最も最近の山行が印象に残っているのは当たり前といえば当たり前ですが、はじめてのルートは新鮮だったし、棚田の田園風景には癒されました。
■ 富幕山・雨生山
富幕山山頂563mの一等三角点
富幕山(とんまくやま)は若い頃から馴染みのあるお山で何度も登っていますが、「世界の桜の園」から雨生山・金山・扇山を経て富幕山、更に陣座峠まで足を延ばした山行は最も印象に残るものとなりました。
雨生山(うぶさん)の麓の「世界の桜の園」もちょうど桜が咲いた時期で、見晴らしの良い稜線歩きも新鮮で気持ちの良いものでした。
山歩きは、前回行った場所の復習と確認にも大きな意味があり楽しめます。
■ 本宮山(遠州森町)
小国神社から奥磐戸神社のある本宮山へ
「歩く森町」のコースではない、厳しいアップダウンの連続の稜線を繋ぐコースを歩きました。
その出入口となる部分で新たな発見があったり、カモシカにも見送られたこともよく覚えています。
■ 粟ヶ岳
「長源寺ルート」を往復して確認
以前下りで歩いた際に踏み跡を見失いあきらめた粟ヶ岳の「長源寺ルート」でしたが、コメントで通過できた報告を受けて再度挑むことにしました。
貴重な情報のおかげで、登山口から登ることでルートは判明したのですが、下りでルートをはずしやすいことがよくわかりました。
これも低山の怖さであり、面白さでもあります。
■ 大日山
杉沢林道から大日山への厳しいルートに挑んだ
2017年の11月に悪戦苦闘した難ルートを辿って山頂まで登り切りました。
下山時は崩落地があり、その突破に再び四苦八苦することになり、また新たな宿題となりました。
既に新たな周回方法は頭の中にあるので、来季(冬)を楽しみにしています。
同じ山、同じルートでも、少しアレンジを加えたり、プラスアルファを加えるように心がけています。
その中で思わぬ体験をすることもありました。
■ 小笠山
今までで一番ビビったルートとなった
下調べの甘さ、現地で地図を広げない横着から、思ってもいなかったルートに入ってしまい、恐怖の痩せ尾根歩きの体験をしました。
今思い出しても、よく無事に通過できたものだと思います。
■ 八高山
赤目揃滝からの急登はきつかった
赤目揃滝からの急登も、ある意味怖さを感じながらでした。
ただ、今まで歩いたことのあるコースと合流してからはリラックスもでき、想定よりも楽に周回できました。
■ 秋葉山
自粛要請の立て札がショッキングだった
2020年上半期はこれに尽きてしまいます。
自粛要請には従って戻りましたが、まさか山歩きにまで影響が出るとは思ってもいませんでした。
自粛明けで登ったとき、改めて思った山歩きの気持ちよさは忘れないようにしようと思います。
「コロナに負けない」ののぼりが立った開放された駐車場
秋葉山表参道駐車場だけでなく、各地の公園駐車場も閉鎖されたわけですが、それは自粛要請ではなく強制でしたね。
「日本人は民度が違う」という発言がありましたが、強制閉鎖は信用していないととれて矛盾を感じます。
二度とあのようなことがないように、今やるべきことをみんなで守ることが大切ですね。
■ 登山記録一覧
※ 1つの山行で複数の記事があるものもあります
※ 記事の日付順ではなく実際の山行順に並んでいます
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