休日に十分な時間がとれないと、山に入って歩いても楽しめないからやめておこうと思いがちですが、短時間でも心に残る山行ができることを確信した日になりました。
6月に歩いてルートの荒れ具合に魅了された
平山登山口から
湖西連峰(中山峠)に入り、11月に大原調整池(五葉湖)から登った
平尾山のお気に入りコースを加えて、いいとこどりと感じさせてくれました。
お気に入りのコースの組み合わせ
GPSコース図
三ケ日みかんの生まれた地、平山の農道の路肩が駐車地で起点となります。みかん畑の急斜面を上がって登山口に入りました。
ポールの先あたりが登山口
朝陽を浴びながら歩き始める
登山口付近は倒木越え
中山峠を目指す
途中の林道から見えた浜名湖
林道から再び難ルートに入る
平山登山口から中山峠までは荒れたマニアックなルートで、倒木を越えたり迂回したりで踏み跡も難解になっています。
冒険心をかきたてられるので、歩いていて楽しくなってくる自分に気づきました。
中山峠から平尾山へ
西は豊橋方面の眺め
東は富幕山方面の眺め
平尾山山頂 464m 本日の最高地点
平尾山山頂には
「五葉城址(本丸)まで1.1㎞」の案内があり、以前より気になっていました。
山頂が県境になっているので、五葉城址方面は愛知県に入ることになり、コロナ禍の県またぎ自粛によりずっと延期になっていたルートです。
11月に大原調整池(五葉湖)から登ったときは寄らなかった
「五葉城址」も含めて五葉山で折り返します。
山頂から下っていくと豊橋市展望
高城砦を通過:画像クリックで説明書き
林道分岐からすぐでした
五葉城址:画像クリックで説明書き
北東方面の眺め:画像クリックで周辺図
吉祥山と本宮山(左奥)方面
振り返ると高城砦と平尾山
城址だけあって見晴らしが良い場所でした。条件が良ければ富士山も見られるようです。
ここを目的地として周辺林道をウォーキングできるように整備されているので、またじっくりと歩きに行きたいと思います。
五葉山山頂(338m)で折り返し
今回周回ではなく往復することで、よりこのルートを知ることができてお気に入りになりました。
復路は高城砦、平尾山と2段階の急登があり、道標に上級者向けコースと書かれていたのも納得できるものでした。
平山登山口から 左・富幕山 右・尉ヶ峰
中山峠からの下りはルートを外さないように注意しながら歩きました。
ルートを見失ったときは、焦らずに周囲を見渡すと踏み跡や木や枝に付けられた目印が見つけられました。
明確なルートでないことが、不安になるのではなく、冒険してる気分にさせてくれるルートなのです。
短時間の山行でしたが、自分の好きなルートのいいとこどりだったので、十分満足できました。
気持ちが沈んだり重たくなっているときこそ、山の中に入って歩くと心を蘇らせてくれると思います。