湖西連峰・五葉の森を周回!パノラマ展望の県境の稜線を山歩
湖西連峰の県境の稜線の中でも一番北側の山域が好きなのですが、まだ愛知県側の
「五葉の森」の山歩(さんぽ)が不十分なので探索も兼ねて行ってきました。
▲「大岩」を見上げる ▼県境の稜線を歩く
GPSコース図(反時計周り)
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大原調整池(五葉湖)の駐車場を起点にするのは上記山行以来2度目です。駐車場近くにある案内板の地図(上画像)を参考にして、眺めの良い堰堤を横切って山歩(さんぽ)をスタートさせました。
堤防からの見晴らしが最高
「ドウダンの小径」「松風の小径」「赤い実の小径」を通り五葉山の尾根道と合流すると急登が始まります。もう少し早い時期だったら紅葉も最高だったろうなと悔やみましたが、来春に白い小さな釣り鐘状の花が咲いた時に再訪しようと決心しました。
急登が楽しい尾根道
五葉山山頂を通過して
五葉城址に到着すると素晴らしいパノラマ展望が広がっていました。
富士山が見えると感動もひとしおです。
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南アルプス方面
富士山 画像クリックで拡大
さらに「
高城砦(たかつきとりで)」を越えて平尾山山頂まで急登が続きますが、このルートがとてもいい雰囲気でお気に入りです。
急登の途中 三河湾方面
平尾山山頂に到達
平尾山山頂で湖西連峰の県境の稜線に合流します。ここから宇利峠方面へ進みます。本坂峠から中山峠が通行止めで稜線が分断されてしまいましたが、湖西連峰の北方は人も少なく山道らしいルートです。
右:尉ヶ峰 左:富幕山
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富士山も見えています。探してみてください。静岡県の西の端から見る富士山は格別のように思えます。横線が入っているのは電線で、それがなければ最高なのですが贅沢は言いません。初日の出をここから眺めるのも良いかもしれません。
アクトタワー
ススキの向こうに浜名湖
巨大な岩が点在する
登るふりだけしてみました
北方の愛知県本宮山を望む
382.4mの三角点で折り返し
今回は宇利峠まで行かず、上画像の三角点で折り返して少し戻り、北側の林道へ下って起点に戻る周回方法をとりました。初めてのルートでしたが、探索も兼ねながら方角さえ間違えなければ駐車場に戻れる確信がありました。前回は林道をひたすら歩いて時間がかかったので、「〇〇の小径」と名付けられた遊歩道でショートカットしていきました。林道を歩くよりもずっと早いし、山道を歩ける楽しさもあって大正解でした。(詳細は地図)最後は「健脚の小径」で五葉湖のほとりへ出ることができましたが、ものすごい急勾配だったので次回は是非逆に登ってみたいと思いました。
「健脚の小径」で五葉湖のほとりに出た
五葉湖の反対側が起点 半周して戻る
雑用もあり帰宅時間を意識しながら朝の出発でしたが、いざ歩きだすととても気分が良く、パノラマ展望も楽しめたし、下山ルートでは探検気分を味わえたし、日常を忘れて山行を満悦することができました。来年は「五葉の森」の遊歩道を全制覇してみたいと思います。
下山して空を見上げた
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