11月に入ってより秋が深まってきたことを感じ、山歩きをするには絶好のシーズンです。
先週、今年初めて浜松市を飛び出して県外に出ましたが、第2候補だった「
阿寺の七滝」から「
鳶ノ巣山(とびのすやま)」の
東海自然歩道往復歩きをしてきました。
愛知県から静岡県に入るコースで、コロナ禍以前から頭にあったものをようやく実現できました。
阿寺の七滝からスタート
GPSコース図
阿寺の七滝は紅葉の名所として知られているので、ピークを迎えて混雑する前に歩いておきたいと思っていました。
コロナ禍の県またぎ移動自粛により、訪れるのは2019年にドライブで寄った時以来です。
駐車場にある現地案内板
滝へ向かう散策路途中で東海自然歩道と合流
早朝の静かな空間を独占:画像クリックで説明書き
上画像の左に写っているのが「
子抱観音」で、更にその上まで登って滝に近づいて見ることができます。
画像クリックで滝上部の画像
東海自然歩道はこの通路の反対側の山の急斜面を登っていきます。
登り切ったあとは川に沿った遊歩道となり、緑に包まれた癒しの散策を楽しめました。
激しい登り
緑に包まれた散策路
「巣山」からは長い舗装路歩き
「
巣山」の街に出る際に、有害獣の被害防止のための柵を自分で開け閉めします。
「
夏明橋」までセンターラインのある立派な舗装路ですが、途中にあるゴルフ場の関係で整備されているようです。
この長い区間の途中にも東海自然歩道の休憩所が設けられていました。
ススキの多い道でした
休憩所とトイレのある「夏明橋」 ここからまた狭い道
「六本松」から急坂道
「六本松」からの坂道(舗装路)はかなりきつくて体力を消耗しました。
坂を登り切った所の分岐点から未舗装路の林道に変わり、すぐに静岡県との県境です。
今まで2回、静岡側から来たことがありましたが、愛知県側からは初めてで新鮮な感じがしました。
愛知県側から来たのは初
いよいよ鳶ノ巣山へ
お気に入りの県境稜線ルートなので、東海自然歩道(林道)から外れて鳶ノ巣山の山頂で折り返しました。
山頂を通過して周回すると林道歩きが長くなってしまいます。
厳しい急登
ルート上に三角点(669.9m)
三角点から山頂まではなだらか
山頂(706m)
登山口からの往復は1時間もかからないのですが、急登もあって内容はかなり濃く、見晴らしは皆無でありながら紅葉のはじまった美しい道のりを楽しめました。
東海自然歩道から天日山眺望
県境から愛知県側眺望
長い舗装路歩きや荒れた鳶ノ巣山登山があるので、暑い夏の時期にはとても無理で、秋の今の時期だからこそ快適に歩けたと思います。
折り返してからの復路は下り坂が多くなるので、想定よりも早く戻ることができました。
復路の「夏明橋」の紅葉
「巣山」で見られた美しい風景
幸福の黄色いチョウとも出会えた
「巣山」から見える美しい山影は弓張山だろうか?浅間山のようです
阿寺の七滝へ戻る道
朝は誰もいなかった「阿寺の七滝」も、チラホラと人影があって人気スポットだと感じさせました。
駐車場は奥の方は私だけでしたが、入口近くのトイレ前は満車になっていました。
ちなみに、駐車場は有料で普通車は300円、バイクは100円です。
東海自然歩道の続きも歩きます
上画像の橋の左側に東海自然歩道が続いていて、「
睦平」を経て「
大野」までのコースがまだ未踏です。
ここを繋ぐと、愛知県側の東海自然歩道歩きも一気に伸びるので、今年中には歩きたいと思っています。