節分の日、2月最初の山行に選んだのは渋川寺野から登る
浅間山(せんげんさん)と
弓張山でした。
2週続けて登って大満足した大日山の山行で、この冬の時期だからこそ安全で楽しく登れる山にまた行っておこうと思ったからです。
折り返し地点の展望地で天気が回復
GPSコース図
起点は
渋川親水公園で、昨年2021年7月tと10月の山行にアレンジを加えて、より長く県境の稜線歩きができるように周回ではなく縦走往復することにしました。
目指す浅間山 曇り空に雨も覚悟
登山口付近 下を走るのは三遠南信道路
荒れた山道も冬なら気にならない
前回は時期が悪くて恐々と歩きましたが、冬は害虫など気にしなくて良いので気楽です。
林道に出るまで決して長い距離ではありませんが、倒木や落ち葉が多くあまり歩かれていない山道を歩くことに醍醐味を感じます。
県境の稜線で倒木を越え三角点(545.7m)到達
前の記事にも書きましたが、この545.7mのピークに山の名前が付くといいのになと心から思います。
三角点より西側ははっきりしたルートがあり、一旦ピークを下った所は北方の見晴らしが良く、愛知県の鳳来寺山・宇連山・三ツ瀬明神山の展望が楽しめます。(画像は後半)
浅間山山頂(644m)
弓張山山頂(679m)
遠方から眺めるとよくわかるのですが、浅間山と弓張山は合わせて一つの山ともいえるような形をしていて、山頂間はとてもなだらかで大きなアップダウンもありません。
城山方面から来て浅間山山頂で折り返す山行をする人がほとんどなので、それを嫌って逆側の浅間山の北から稜線に入ったというのもあります。
城山山頂で折り返したいとこでしたが、時間の関係でその手前のパノラマロードまでとしました。
青空が見え始め陽射しも入ってきた
朝の曇り空で諦めていただけに感動のパノラマ展望
富士山方面にシルエット
上から 東から西へパノラマ展望
県境から浜松の空を堪能して、折り返して同じルートで戻ります。
浅間山山頂で急にお腹がすいたので、おにぎりと温かいお茶で満たしました。
昨年末からワンタッチステンレスボトルで温かいお茶を持参していますが、寒い時期はほっとできて気に入ってます。
鞍部まで下ると、往路では雲っていた見晴らしが青空が見える素晴らしい風景になっていました。
デジカメが強風で倒れてしまう中、苦労して撮影しました。
宇連山と三ツ瀬明神山のツーショット
お気に入りの宇連山
最高の稜線歩きだった
登山口まで戻ると更に青空が広がる
登山口近くで、前回は気が付かなかった
「寺野の隠し田」の表示を見つけました。
中に入っていくと、確かに地形の関係で周囲からは見えずに隠されているような場所にありました。
案内を見つけ入って行く
きれいに棚田が並んでいて不思議な空間
浜松市の各地で棚田を見て来ましたが、隠れているような場所にあるのが最高におもしろいと思いました。
中を通り抜けて下れると思いましたが柵で行き止まりになっていました。
つまり、下の麓からは入れず、それがまた秘境感を高めて良い感じです。
起点まであと少し 最高の空がお出迎え
舗装路歩きも長くなりますが、一旦山に入ると整備され過ぎてないお気に入りの山道があるコースでした。
歩いているうちに天気も回復していうことなしの山行を楽しめました。
なんてところで待ち合わせしてんだ!可愛い猫にほっこり
上の画像は
「渋川の大イチョウ」前の交差点で車内から撮影したものです。
私の車など目に入らないかの様子で、堂々と交差点の横断歩道に居座っていて、何だろうと思って様子を見ていたら別の猫が寄ってきていました。これから一緒に遊ぶのでしょう。田舎道にありがちなほっこりした風景に思わずシャッターを切りました。