陣座峠から狩宿山へ!桜散る春芽吹く県境稜線・狩宿林道と奥山林道を経由

ゆかみたけし

2022年04月08日 20:54

桜は散り始めましたが、新緑の季節を感じられるようになりました。山を見上げると鮮やかな色に変わり、山の中に入れば新たな芽吹きがたくさん見られます。春らしい気候の中、愛知県との県境の稜線上にある「狩宿山」を歩いてきました。


新緑の県境の稜線を歩く


笹の葉の中を歩くのは快感

GPSコース図(狩宿農村公園~陣座峠間は時計周り)

午後のスタートとなったので短めに済ませようとしたのですが、結局いつもと変わらないだけの山行になってしまいました。
起点はNHKこころ旅で火野正平さんが手紙を読んで自転車をスタートさせた「狩宿農村公園」です。「こんな山の中なのに浜松市」と驚いた言葉が思い出されます。


農村公園からの田園風景

狩宿山には、東にある「上の浅間山」から県境の稜線で何度も行っているのですが、西の陣座峠からというとまだ1度しか歩いていませんでした。
地理的にコースに組み入れにくかったのですが、時間がないときこそと思い、富幕山から下山するときに見つけた「狩宿林道」と「富幕林道」を使って登山口のある陣座峠まで行くことにしました。

2020/08/21


狩宿林道入口から陣座峠方面を見る


林道といっても廃林道で荒れまくっている


崩落個所もある

この林道を歩きながら富幕山東尾根に繋がるであろうルートなど確認したので、寒くなって安全な時期に探検してみたいと思います。
富幕山東尾根を下ったときは藪漕ぎになって苦労したので、楽に歩けるルートを見つけたいです。

2021/06/05


これから歩く稜線(左から右)が見える


富幕林道からの眺めは白く霞む


富幕山登山口(画像右手)の陣座峠を通過

2020/04/04


陣座峠から県境の稜線で狩宿山へ

陣座峠から「黒松峠」への道標に従い県境の稜線に合流して、地理院地形図には山名記載のない狩宿山(474.4mの三角点地点)へ向かうルートはとてもお気に入りです。





ルートはしっかりしていますが、赤い印がないと迷いそうな所もあります。アップダウンや周囲の状況の変化もあって歩いていて楽しいです。
2021年の1月以来なので新鮮な気持ちを味わいました。

2021/01/16


ツツジも咲く


笹の道は城山を思わせる


新芽を見ると若返る


狩宿山山頂に到着 現地には表記あり


山頂に三角点と山名があるのが良い

狩宿山山頂で午後4時になってしまいました。午後スタートなので仕方ありませんが、本来なら下山していなければいけない時間です。ただ陣座峠からは舗装路で陣座を下るつもりだったので幾分気が楽でした。




往復するからこそ復路も楽しい

狩宿山山頂から少し下った所に林道終点があり、その林道で下って周回する方法もありますが、この県境の稜線ルートが好きなので陣座峠まで戻りました。
陣座峠から下りながらも素晴らしい見晴らしが楽しめて、桜の満開時はダブルで楽しめて隠れた名所だと思います。
中央奥の山が観音山ではないでしょうか。


夕焼け空の絶景

中央に見えるのは東名(三ケ日JCT)と新東名(浜松いなさIC)を繋ぐ道路で、その下あたりに狩宿農村公園があります。そこまでひたすら舗装路歩きをして50分かかりました。


長い坂道を下りながら景色を楽しんだ


狩宿農村公園に戻る

最後に道中で見かけた花々です。










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